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2007年11月26日 (月)

CO2濃度 2030年代には危険レベルに?!

 考えたくもない恐ろしい現象が研究者により注目されているそうだ。
  炭素循環フィードバック。「土壌・海洋がCO2放出源に」(日経 2007.11.25)なるという。
 温暖化で森林や土壌、海洋によるCO2の吸収量が減る→さらに温暖化する→またさらに吸収量が減る…という悪循環で最悪の場合は放出に転じるとのこと。
 確かに、温室効果ガスの平均濃度が過去最高ということ、海洋のCO2吸収量が落ちているということは最近報道されたし(温暖化ガス 過去最高の頁参照)、森林や土壌については以前からフィードバックがいわれていた。
 フィードバックなどという難しいことを考えなくても、森林で木が伐採された後植林されなければ(たとえオイルパームのプランテーションや畑に転用されたとしても)、そこはCO2の放出源になることは容易に想像できる。森林だった時に蓄積されていた木の葉や微生物が光にさらされ分解にむかえば、たまっていたCO2が一気に放出されるからだ。
 日経新聞が国立環境研究所や環境省の資料をもとに作成した図によると、産業革命前のCO2濃度が280ppm、現在は380ppmで、危険レベルが450ppm、森林や海洋の吸収量が31億炭素トン/年間、人間活動による排出量が63億炭素トン/年間(年1.5から2ppm増)とのこと。単純計算で、CO2が2ppmずつ増えていくと、危険レベルに達するまであと35年ということになる。
 これって2042年には危険てこと?!
 でももっと恐ろしいことが書かれていた。IPCCではフィードバックがおこると「2050年ごろで濃度が100ppm程度増え、気温が数度上ぶれするとみている」のだそうだ!!!100ppmって危険レベルを30もオーバー?!
てことは、2030年代には危険レベルに達する?
 こんな大切なことをサラッと書かないでほしいー、でも記者さんはもう慣れっこなんだろうね、こういうアブナイ記事・・・。
 でも私たちは一体何をしたらいいのだろう?

◎用語解説:炭素循環フィードバック
「フィードバックとは、ある結果が元の原因に影響をあたえ、それによってまた結果が影響を受けるといった因果関係がサイクルのようになる状態」とのこと、つまり温室効果ガスが増えて温暖化する→温暖化により森林や海洋のCO2吸収量が減りますます温室効果ガスが増える→さらに温暖化し吸収量が減る、という悪循環が炭素循環フィードバックだ。

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