温暖化ガス 先進国は2050年までに80%減
元世界銀行チーフ・エコノミストのニコラス・スターン氏によると、「先進国は2050年までに温暖化ガス排出量を1990年比で80%減らさなければならない」のだそうだ。(日経 2007.12.15)
米国25トン、日本や英国11トン、中国5-6トン、インド1-2トンという現在の一人当たりの年間排出量を2050年までにすべての国の人々が2-3トンにするべきとのこと。
途方もない数字でどうしたら達成できるのか見当もつかないが、COP13で数値目標も盛り込めないようでは達成は難しい。
しかし、有効な温暖化防止対策がなければ、世界の国内総生産(GDP)は最大2割下がるとのこと。もし2割下がれば、各国の貧困層は大打撃を受け、途上国は壊滅、世界恐慌は必至だろう。
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