ペットボトル講座
ペットボトルや牛乳パックを使った自称「エコ工作講座」がさかんだが、どれもインチキっぽくてキライ、と思っていたら、今日やったのはなかなか面白かった。
ペットボトルにモーターをとりつけ、そこに牛乳パックや段ボールで作ったハネをつけてまわし発電する風力体験講座。
「コレ実用化したもの、みたことある!」と思って家へ帰って探したら、案の定写真があった!!
1999年に見学したCAT(代替テクノロジーセンター)の公衆電話。電話ボックスの上にプロペラが回っている。その下にソーラーパネルをつけ、風力と太陽を併用したもの。
CATは英国の田舎で科学者や学生がはじめたコミュニティだ。広大な敷地に、レストランやいろいろな体験コーナー、畑などがあり、様々な代替エネルギーを使って運営。ここで実際に何十年も何家族かが暮らしているというのがスゴイ。日本ならさしずめ、変わり者の1家族が細々とはじめて、誰からも相手にされず忘れ去られる類のものではないかなぁと思った。
観光客用の宿泊施設もあるが、外部から電気をほとんど買わずにまかなっているそうだ。
詳しくは↓をご覧ください。
http://homepage2.nifty.com/koshi-net/info/activity/uk4.htm
今日の風力講座は子供が科学に関心をもつきっかけにもなるので大歓迎だが、それにしてもチマタにあふれるペットボトルの「エコ工作講座」。
リユースだからといって、必ずしもエコではない。「使ったあと、遊びましょうね。でも普段は使わないように」なんて子どもに理解できるのだろうか?少なくとも小さい子向けには、普段から「使わない、遊ばない」ことが大切なのでは?
もちろんペットボトルの方が便利な時もあるから(私も山へは持参するしー)、絶対買うなとはいわないけれど、それにしても今の状況はヒドすぎ…。リサイクルすればいいってものではないのだから、普段はペットボトルを買わない、使わない、ということをもっと徹底させてほしい。
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