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2008年1月18日 (金)

グリーン購入法対象も偽装、エコマークは大丈夫?

 ついに大手製紙会社5社すべてがはがき以外でも再生紙偽装していたことを認めた。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-18X446.html?C=S

http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200801180146.html

 これらを受けてGPN(グリーン購入ネットワーク)が対応をまとめた。
http://www.gpn.jp/kinkyu/GPNseimei-80117.pdf
 GPNはエコマークの日本環境協会同様、環境省の外郭団体で、グリーン購入法とはまた少し違った基準で「エコ商品ねっと」をつくっているが、しばらく「紙」部分の公開を中止するらしい。

 政府はグリーン購入法対象製品である古紙100%のコピー用紙や古紙70%の印刷用紙を偽装し納品していた会社とは取引をしばらく停止するとのこと。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008011801000662.html

 グリーン購入法の紙も偽装するくらいだから、エコマーク商品も偽装していたのだろう。エコ商品を選ぶ上でもっとも信頼の置けるマークの1つだと思っていたが、考えてみれば日本環境協会はエコマークの不正使用・無断使用の調査はやっているがあくまでも書類上の審査で、紙を検査機関に出して本当に古紙配合率が守られているかまでのチェックはしていない。
 今回の日本製紙の内部告発がなかったら、紙製品の不正はずっと発覚することなく、この先グリーン購入法適合商品として古紙の代わりに使われるであろう認証林からの原料や間伐材も(しばらくは凍結されるようだが)、本当にそうなのかは検証されずに「表示」だけが先行していた可能性がある。
 今回の偽装発覚は、製紙業界に消費者が食品表示並の関心を「再生紙表示」にも持っていることをわからせ、環境対応商品を作る責任と自覚をもってもらうためにはとてもよかったと思う。

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