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2008年1月17日 (木)

製紙大手すべてが再生紙偽装?!

 今日(2008.1.16)の報道ステーションによると、
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http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

[経済] 「再生紙はがき、製紙会社すべてが偽装」

製紙業界大手の「日本製紙」が、再生紙として製造している年賀はがきの古紙の配合比率を偽っていた問題で、印刷会社から発注を受けていた製紙会社すべてで偽装が行われていたことがわかった。偽装を行っていたのは日本製紙のほか、王子製紙、大王製紙、三菱製紙、北越製紙で、偽装の枚数は合わせて40億枚に上る。偽装は1995年から続いていて、日本郵政と製紙会社では古紙の配合比率を40%で契約していたが、実際の配合比率は1〜5%で、最大でも20%しか配合されていなかった。また日本製紙は16日、「古紙100%」と表示していたコピー用紙でも、実際には平均で11%しか配合されていなかったことを明らかにした。日本製紙の中村雅知社長は、夕方に行われた記者会見で、責任をとって辞任する意向を示した。

 日本製紙はコピー用紙やノート、封筒も偽装していたそうだ。
http://www.asahi.com/national/update/0116/TKY200801160221.html

 他の製紙会社も日本製紙同様、コピー用紙やノートなども偽装しているのだろうか?「品質を優先」など聞こえはいいが、再生紙を買う消費者は製品に一点の脱墨もれもあってはならないなどとは思っていない。クレームをおそれ、過剰品質の製品を製造し、その結果が「再生紙偽装」だったのだろうか?それとも単に中国への輸出で価格が高騰し入手しにくくなった古紙を使う手間を省きたかったのだろうか?
 こんな倫理感では、「植林木」や「間伐材」をうたっている紙製品だって、本当かどうかアヤシイ。

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