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2008年3月14日 (金)

レジ袋と奈良の鹿

 今日から、町田市でレジ袋の全廃実験が開始される(頑張れ!町田市 レジ袋全廃実験)。
 マイバックを忘れた人のために、全廃実験に協力するスーパーには、段ボールや市民団体が用意した紙袋が用意されたそうだ。
 レジ袋の害は資源の浪費やゴミ、CO2だけではない。レジ袋のせいで多くの生き物が死んでいる。ウミガメ、クジラ、イルカ、キリン、シカ…。
 奈良公園の鹿も例外ではないから、鹿と共生している奈良市ではまっさきにレジ袋削減に取り組むべきだが、まだ行われていない。(きっと今年中には取り組むと信じているー)
 大きいレジ袋はゴミの日に必要、小さいレジ袋も生ゴミや汚れ物を入れるので必要、という声をよく聞くが、全部が全部有効に使われているはずはない。大きいレジ袋は必要分だけゴミ袋を買うとして(どうせゴミが有料化したら買わないといけなくなるし…)、生ゴミ入れはミカンやパンの空き袋などを活用すればすむ。
 冊子「レジ袋いりません」(ふろしき研究会)によると、日本ではレジ袋は年間300億枚以上、紙袋は年間28億枚も使い捨てられているそうだ。もし私たちみんなが布袋やふろしきを持ち歩き、それを5年に1度買い換えるとしたら、年間2400万枚で済むので、布袋やふろしき1枚当たりでレジ袋1250枚と紙袋116枚も節約できるとのこと。

 

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