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2008年3月 4日 (火)

レジ袋は捨てられるものからできてるってホント?(1)

 日本でも海外でも、レジ袋の有料化が進んできた。と、同時に「レジ袋は石油の捨てられる部分からできている。減らしてもしょうがない」という意見もよく耳にするようになった。確かにレジ袋の原料のナフサは石油を精製する際にでる副産物ということはよく聞く。
 では、このナフサでレジ袋を作らなければ、本当にナフサは捨てられてしまうのだろうか?少し調べてみた。
 
http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/Rres_Y_05.html
http://www.jpca.or.jp/junior/80dic/index.htm#nafusa

 重質ナフサはガソリンの原料そのもので、軽質ナフサも精製しガソリン配合剤として使える、ということは、レジ袋の生産量が落ちても捨てられることはない、しかも日本で精製して得られるナフサだけでは足りなくてアジアや中東からわざわざナフサを輸入してきているという。

 それならやはり、レジ袋は無料配布するべきではない。

 「ゴミ袋として使うから無駄にはならない」という意見もよく聞くが、現状ではゴミ袋として使う以上に配布されていることはデータからも明らか。必要な分だけお金を出して買う方が無駄にならないに決まっているし、海に浮かんでいるレジ袋をクラゲと間違えて食べて死んでしまうウミガメも多い。
 確かにあれば便利なレジ袋だが、必要以上にあってもゴミになるだけ。それなら必要な人が必要な分だけ買うようにした方が無駄が省けるというものだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080301/erp0803011947004-n1.htm

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