白熱電球 vs 蛍光灯&LED
4月から京都議定書で約束した温室効果ガスのカウントがはじまった。ガソリンの暫定税率報道や諸物価高騰の報道に押され、議定書関連の報道は今ひとつ目立たないが、省エネ関連の報道は確実に増えてきた。
そのうちの1つがコレ。白熱電球の廃止だ。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp2-20080405-344744.html
4年後の2012年までに白熱電球を廃止し、電球型蛍光灯への全面切り替えを完了させるとのこと。全世帯が切り替えた場合、家庭の温室効果ガス排出量の1.3%にあたる約200万トンの削減効果が期待できるという。
「明るくなるまでに時間がかかる」「高額だ」などいろいろ問題は指摘されているが、4年もあれば、技術改善で現在の欠点をカバーするものができるだろう。
これからはLED(発光ダイオード)※にも期待できる。我家は、一晩中点灯させておく小さい電球にLEDを使っているが、悪くない。点滅にも強いから、ひんぱんに使用する場所にも使える。明るさがまだ足りないので、LED電球で読書するのはムリだが、LEDと蛍光灯を併用すれば今でも白熱電球がなくてもあまり困らない。
廃止を決めた経産省の決定に久々の拍手!
◎今日の用語:LED(発光ダイオード)
クリスマスの電飾や懐中電灯、信号機に最近よく使用されている。省電力で長寿命、色もきれい。特に、直射日光があたると色がわかりにくかった従来の信号機に比べ、LEDの信号機の色はとても鮮明だ(ただし発熱しないので雪がつきやすく、雪国には向かないらしい)。
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