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2008年5月14日 (水)

牛丼一杯にペットボトル1260本もの水が必要!

 食料が目に見えて値上がりしている。愛用の100g138円の国産豚こまが148円に、豚バラが158円になって、代わりに安い輸入肉がスーパーの棚を席捲している。

 日本は水資源の豊富な国と思ってきたがそうでもないらしい。日経新聞(2008.5.11)によると、「日本の年間降水量は1718ミリと世界平均の約2倍だが、国民一人当たりに換算すると世界平均の三分の一程度しかない」とのこと。
 「水不足を実感しなくてすむのは、食料を輸入することで大量の海外の水を使っているから」(グローバルウォーター・ジャパンの吉村代表)だそうだ。
 日本が1年間に輸入した農産物をもし国内で生産するとしたら、627億トン(2000年度)の仮想水(バーチャルウォーター)が必要。日本国内で1年間に農業用として使える灌漑用水などは572億トン。本当なら深刻な水不足になるところを食料輸入のおかげで、免れているらしい。
 バーチャルウォーターの輸入先の1位がアメリカ、2位がオーストラリアでこの2カ国で全体の半分以上を占めている。水の消費量の多い牛肉を米豪に頼っているためのようだ。
 牛肉1kg作るのに必要な水の量は約20.6トン、豚肉は5.9トン、鶏肉4.5トン、米3.6トン、大豆2.5トン、小麦2トン、トウモロコシ1.9トン。牛肉がダントツ。ちなみに牛丼一杯に必要な水の量は1890リットル、チーズバーガーは1050リットルとのこと。
 そう考えると、肉や乳製品は野菜に比べてこれまで安すぎたのかもしれない。しかし、肉以外の食料値上げはもういい加減にしてほしいー。でもまだ上がるんだろうなぁ…

◎ 今日の用語:バーチャルウォーター(仮想水)
輸入した作物や製品をもし国内だけで生産した場合必要になる水の量。日本で作った場合使ったはずの水の量だから、実際に輸出国で作るのに消費した水の量(ウォーター・フットプリント)とは数値が異なります。

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