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2008年5月26日 (月)

G8環境相会合閉幕 レジ袋削減も呼びかけ

 神戸市で開催されていたG8会合が今日(2008.5.26)閉幕した。
 全体の内容はほぼ予想通りだが、ちょっと驚いたのはレジ袋削減を日本がみずから提案したこと。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080526-00000028-mai-soci

■G8環境相会合の議長総括の要旨■

◇気候変動◇
・「50年までに世界の温室効果ガスを半減」より踏み込んだ長期目標を設定すべき。そのため先進国は大幅な削減が必要。
・税や排出量取引は削減のための有効な手段
・IPCCの知見を考慮し実効的な中期目標を設定すべき
・今後10から20年間で世界の排出量を減少に転じさせるには、先進国が国別総量削減目標を掲げて取り組むべき。途上国の行動も必要
・セクター別アプローチは国別総量目標の代替ではない
・主要国の対話の場「神戸イニシアチブ」を設ける
◇生物多様性◇
・「生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」との10年目標の達成に一層の努力
・気候変動が生物多様性に深刻な影響、人類の生存基盤に脅威
・輸入国と輸出国が連携し違法伐採材を市場から排除
◇3R、ゴミ削減、再利用、再資源化の推進◇
・日中韓でレジ袋の削減を呼びかけ
・ 世界的なゴミゼロ社会を目指す神戸3R行動計画の策定

 日中韓のレジ袋削減呼びかけは以下のとおり。

http://mediajam.info/topic/496626

レジ袋は大量消費の象徴 日中韓が削減を共同提案

 神戸市で開かれている主要国(G8)環境相会合で、鴨下一郎環境相は25日、「日中韓(3カ国)は、大量消費、大量廃棄の象徴とも言えるレジ袋削減に取り組んでいる」と述べ、レジ袋削減の取り組みへの各国の同調を求めた。
 合意が得られれば環境相会合で策定予定の廃棄物問題に関する「神戸3Rアクションプラン(行動計画)」に盛り込む方向だ。


レジ袋の削減によってごみの減量を図ると同時に、レジ袋の製造や焼却時に出る二酸化炭素を減らし、地球温暖化防止に貢献するのが狙い。レジ袋1枚当たり18・3ミリリットル使うという原油の節約にもつながる。

 会合では、中国が削減に向けて国内規制を強化する方針を表明。韓国も取り組んでいることを説明したという。

 環境省によると、レジ袋の年間消費量は、日本が約305億枚、韓国が約117億枚、中国が約500億枚。米国の研究所の推計では、世界全体で4兆-5兆枚に上る。

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