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2008年6月20日 (金)

レジ袋の約1.5%が道路に散乱?

 先日の朝、奈良公園を歩いていたらフワフワと舞う白いモノがー。そう、レジ袋。
 帰って調べてみたら、(社)食品容器環境美化協会が2000年に調査したところ、1週間で100メートル当たり約1枚のレジ袋が道路等に散乱していたという記述が見つかった。
 それをもとにレジ袋研究者の舟木賢徳氏が、全国の道路に散乱しているレジ袋の個数を推計してみたところ、レジ袋の消費量の約1.5%が道路に散乱していることになるとか。
 高速道路と林道・農道を除く国道・都道府県道・市町村道の総延長を約125万kmとすると、1週間で1250万枚、1年間で約6億5000万枚のレジ袋が散乱していることになるというのが計算の根拠。

 奈良公園の鹿が食品の匂いのついたレジ袋を食べて死んだという話も聞いているが、動物にとっては凶器にもなりうるレジ袋。道路に散乱しているうちはまだいいが、川に落ち、海に流れたレジ袋の行方を考えるとゾッとする。
 削減のため有料化しようというと「レジ袋をなくしてもたいしてCO2は減らない」など反対意見もよく聞くが、そういう人にはレジ袋をCO2の見地以外からも考えてもらいたい。生分解性プラで作ったレジ袋ならまだしも、自然に還らないものを無償で大量に配ることがどういう結果をもたらすかを。

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