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2008年8月27日 (水)

FSC認証紙 — 続報

 日本の大手製紙3社(王子製紙、日本製紙、大王製紙)に対し、FSC認証機関が「是正措置」を要求した「原生林がFSC認証紙に!」。なぜこういう事態になったか、おおかた明らかになってきた。
 いろいろ理由はあるにせよ、要するにこの3社はFSC認証の意味を十分理解していなかったためというのが結論らしい。
 三菱製紙は、たまたまかそれとも担当者がしっかりしていたのか、同じオーストラリアのガンズ社から入れていても、現地の証明書などで証明を得ていたため、認証を継続できたとのこと。
 FSCといえば、信頼性の一番高い森林認証。私もコピー用紙を買うときは、古紙100%がなければFSCと古紙のミックス品を買う(ザラ紙を愛用しているのでコピー用紙はたまにしか買わないが)。

 認証機関による不十分な審査で、せっかくのFSCブランドの信用に少しキズがついてしまった。おかげで、古紙100%の再生コピー用紙も入手しづらいのに、FSC認証紙までしばらく品薄だ。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20080822/168629/

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