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2008年9月

2008年9月30日 (火)

グリーン購入法コピー用紙基準また変わる?!

 二転三転したグリーン購入法のコピー用紙の基準がまた変更になる兆し。せっかく古紙100%に決まったコピー用紙の基準にまた「物言い」がついた。
 環境副大臣に就任したばかりの吉野氏が、間伐材利用を理由に古紙100%のコピー用紙の基準見直しを求めた模様。彼は、再生紙偽装問題や最終的にコピー用紙が古紙100%に決着した理由をご存知なのだろうか?
 上っ面だけを見るのではなく、紙問題全体を見てほしい。今、ここでまた基準をひっくり返すことが一体誰の得になるのか?
 製紙会社の間伐材利用技術を上げるため、コピー用紙には古紙か間伐材かのどちらかしか入れてはならないという規則を作るならまだわかるが、おそらくそうはならない。多分、「古紙70%以上、30%を限度に間伐材などの環境に配慮した木材パルプか認証された森林からの原料・・」のようないい加減な基準になるのだろう。それで実際は間伐材などほとんど使われず、印刷用紙同様、オーストラリアからのチップが多用されるに違いない。
 間伐材を使いたければ、印刷用紙に入れたらいい。そうすれば現行の基準でもたっぷり間伐材を入れられる。印刷用紙の生産量はコピー用紙の比ではないし、間伐材を使いたければしこたま使えるにも関わらず、現状ではほとんど使われていない。それなのに、わざわざ決まったばかりのコピー用紙の基準を変更しようとするのはなぜだろう?
 製紙会社から政治献金をもらったのかと邪推したくなるような今回の指示。日本の環境行政はこのレベルで今後も推移していくのだろうか?

http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092901000955.html

古紙100%基準見直しを 間伐材利用で環境副大

 吉野正芳環境副大臣は29日夜、再任後の記者会見で、間伐材の利用を促進するため、古紙100%のコピー用紙の購入を政府機関に義務付けているグリーン購入法の基準を見直すよう同省に指示したことを明らかにした。

 吉野氏は、間伐材を原材料に使った用紙の購入も認めることなどを想定しているとみられるが、間伐材の配合率など具体的な見直し内容については「まだ言えない」と明言を避けた。

 環境省は今後、林野庁と協力し、見直しの前提となる間伐材の安定供給が可能かどうかを検討する。

 環境省は再生紙の古紙配合率偽装問題を受け、政府が購入するコピー用紙の古紙配合率を70%まで引き下げる方向でいったんは検討したが、古紙100%の用紙について製紙業界の供給体制が整ったとして、現行の購入基準の維持を決めた経緯がある。

 吉野氏は、森林の違法伐採対策を考える自民党の検討チームの座長として、間伐材の利用促進を政府に求める要望書をまとめている。2008/09/29 23:05 【共同通信】

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008092900892

コピー用紙原料に間伐材を=温暖化対策へ森林保全プラン−環境省

 環境省は29日、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)を吸収する森林の保全に向けた「地球・森林アクションプラン」を発表した。森林の生育に必要な間伐を促すため、グリーン購入法に基づいて政府が率先して購入するコピー用紙の基準について、原料として間伐材を活用するよう見直すことを盛り込んだ。
 プランは、吉野正芳環境副大臣が中心になって作成。温暖化対策のために、林業の採算性を改善する仕組みづくりの重要性を強調している。
 政府が調達するコピー用紙は、現行基準で古紙配合率100%の物に限っている。プランは、間伐材の活用を促すような基準に見直すことや、原料としての間伐材利用状況を製品に表示する取り組みの推進を求めている。(2008/09/29-21:20)

※関連記事:「また変わる?コピー用紙の基準 どう考えてもおかしい環境副大臣のごり押し」につづく

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2008年9月28日 (日)

『奪われし未来』の著者来日 ビスフェノールA

 昨日、「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」の10周年シンポジウムに参加した。会員でないので知らなかったが、この会には既に1700人以上の会員がいるのだそうだ。
 時節柄、ジョン・ピーターソンさん(『奪われし未来』の著者)の話もEWG(米国のNGO)の方の話もビスフェノールA(BPA)に関することが多かった。最近日本でも急にBPAの危険性が指摘されはじめたのは、彼らがアメリカの企業や各機関に働きかけたおかげのようだ。
 FDAは過去にBPAの安全性を承認する際、科学産業界から資金提供を受けた2つの研究の結果にのみ依拠し、低濃度BPAの有害性に関する数百件の研究結果を無視していたとのこと。もし、彼らの働きがなければ、いまだにBPAは「それほどキケンでない」と思われていたのだと思うとゾッとする。
 現在、米連邦議会の上院議員から、子ども用製品におけるBPA使用を禁止する法案が提出されており、下院議員からは、すべての飲食品容器におけるBPA使用を禁止する措置が求められているのだそうだ。
 もしBPAの禁止措置がうまくいったとしても、まだ79999種類の化学物質が残っているとのこと。
    つづく

ビスフェノールA関連サイト
ビスフェノールAが子供の健康に影響
ビスフェノールA 続報

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2008年9月24日 (水)

「子どもの環境と健康」シンポジウム

 「ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議」は10周年記念シンポジウム「子どもの環境と健康」を開催するそうだ。
 日米の専門家から、家庭用品などに含まれる化学物質などの害について聞くとのこと。

講演内容

●森 千里氏(千葉大学大学院教授・医学博士)
「へその緒が語る体内汚染」

●鹿庭 正昭氏(国立医薬品食品衛生研究所室長)
「身近な化学製品、家庭用品等による子どもへの影響」

●ジョン・ピーターソン・マイヤーズ氏(『奪われし未来』共著者)
「科学は環境/健康問題を解決できるか~病気のない社会への新たな可能性」

●リチャード・ワイルズ氏(米国環境NGO“Environmental Working Group”事務局長)
「暮らしの中の汚染は10年でこんなにも減った~ 米国環境NGO"EWG"の取組」

○場所・日時等、詳しくは↓へ。
http://www.kokumin-kaigi.org/event/event_p2.cgi?action=html2&key=7

 化学物質の子供への害はもちろんだが、大人への被害も相当なものだろう。
 化学物質過敏症の人はふえる一方だ。かくいう私も最近鼻が妙に敏感になっているので、要注意。隣に香水をつけている人が座ろうものなら脂汗がにじむし、スーパーの洗剤や芳香剤の陳列棚の前は、息を詰めて通らないと気分が悪くなる。
 変なものが食品として口から入るのも困るが、化学物質が皮膚や呼吸から体内に入ってくるのは肝臓で解毒できないのでもっと困る。

○関連記事
『奪われし未来』の著者来日 ビスフェノールA

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2008年9月21日 (日)

紛らわしいったら…

 最近、いろんな環境用語が増えてきて、ハタととまどうことがある。
 以前はフットプリントといえばエコロジカルフットプリントをさすことが多かったし、そのあたりと、フードマイレージやウッドマイレージ(ウッドマイルズ)を抑えておけばその関連の環境指標は事足りた。しかしいまや、単にフットプリントといえばカーボンフットプリントをさすことが多いし、マイレージはとんと聞かなくなった。
 そういえば、最近エコリュックサックもあまり聞かない、と思ったら昨日の環境フェアで、米国、日本、中国と書かれた3つのエコリュックサックらしきものが展示されていた。米国が一番重く、中国が軽い。日本は中間。でもこのリュックの中身、どうもカーボンフットプリントのように見える。

 カーボンニュートラルにカーボンオフセット、バーチャルウォーターにウォーターフットプリント・・・アーア、どいつもこいつも紛らわしいーー

<追記>
 エコリュックサックに見えたのは、「すとっぷおんだん館」の貸出グッズ「エネルギーのかばん」だったらしい。中に1人1日あたり使用する石油換算のエネルギーが詰まっているのだそうだ。

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リサイクル法よりリユース法がほしい

 回収したペットボトルの処理量は、容器包装リサイクル法に基づく指定法人ルートよりも、自治体が独自で売却先を決める独自処理ルートが上回った。
 平成19年度の収集量30万トンのうち、指定法人ルートが約14万トン、独自処理ルートが約16万トンだ。
http://www3.kcn.ne.jp/~kosi/back802.htm

 この「ねじれ」は、ごみ処理やお金のかかるリサイクル品の収集を漫然と自治体まかせにしている国への地方自治体の反逆?かも。
 国の役割はリサイクルルートを作るより、ごみが出ない方向に企業を誘導するよう法律を整備することではないだろうか。
 ごみ(あるいは資源)として自治体に処理を任せる方が企業の得になるような現行のリサイクル法ではなく、企業がリユースするため自主回収にふみきるような法律が必要だ。

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2008年9月16日 (火)

キャップ回収 リデュースの呼びかけはなし?

 「STOP キャップ回収!STOP 温暖化!」に下記のコメントをいただきました。

ボトルキャップの件、本当にこの手のハナシはいい加減にして欲しいです。似たようなのに飲料缶のプルタブで車椅子というのが有りますね。「何でアルミの缶本体を集めないんだよ!」みたいなツッコミも空しいですが、「街に落ちているものを拾いましょう」ならちょっとだけマシかな?アルミは玄人と奪い合いになるけどね。何処を探しても、リデュースのための呼びかけは一切見当たりません。飲み物1回我慢した分だけ募金というのも難しそうですが、確かにその通り。善意を偽善に回さないで!と叫びたくなりますね。

 コメント、どうもありがとうございます。確かにキャップ回収とプルタブ回収、似てますね!

 飲料容器にデポジット(預かり金)をかけている国では、ホームレスが小遣い稼ぎにポイ捨てされた容器を拾っているので、町にはあまり缶やペットボトルは落ちていないとかーー。日本ではデポジットをかけているのはビール瓶くらいですから、さすがにビール瓶は落ちていませんが、多くの缶やペットボトルはポイ捨てされています。
 資源ごみとして出ているアルミ缶を持ち去る業者を取り締まるより、デポジットをかければきれいなまま回収できるし、回収率も上がる。ポイ捨てによる散乱ごみもなくなり、何よりも税金で回収せずにすむので税金が安くなるかも・・すべて円くおさまります!
 プルタブやキャップは本体部分と一緒に回収。もちろん、ペットボトルの本体とキャップは材質が違いますが、ペットボトルのリユースが進めば、キャップをしたまま回収する方が利点は多そうです。

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2008年9月15日 (月)

STOP キャップ回収!STOP 温暖化!

 今日の朝日新聞(2008.9.15)にペットボトルのキャップ集めの話が載っていた。
 「フタ集めは環境教育?」でも紹介したが、ペットボトルのキャップを回収し、世界の子供にワクチンを送るという取り組みがますます広がっている。
 「ペットボトルを使うのは環境に悪そう」という良心のかすかな疼きが、「ワクチンを寄付する」という慈善行為で帳消しにされる。飛びつく人が多いのはよくわかる。まして、ペットボトルの環境負荷など考えたこともない人が、自分の懐がいたまず、良いことができると思い飛びつきたくなるのも当然かもしれない。
 しかし、よく考えてもらいたい。ペットボトル容器の濫用は明らかに環境負荷が高い。温暖化が促進されれば、ますます貧困が広がり、ポリオどころかもっと多くの病気が蔓延し、栄養不良の人や環境難民も増えるだろう。
 キャップを800個集めてパネル材として売りようやく一人分20円のポリオワクチンを寄付するくらいなら、ペットボトルを一本買うのをやめ代わりに水筒持参を呼びかけて、150円寄付する方がどれほどよいか考えてほしい。
 朝日新聞の取材に答えて、キャップを回収しているNPO法人「エコキャップ推進協会」のスタッフが「ペットボトル本体はリサイクルしているのにキャップを捨てるのはもったいない、というのが活動の原点」と答えていた。
 エ!マサカ?と、横浜市のごみ収集方法を調べてみた。案の定、横浜市では容器包装リサイクル法にのっとった「プラスチック製容器包装」回収を実施している。つまり横浜市でもペットボトルキャップはごみにはならず、資源として回収されているのだ。キャップはペットボトル回収には出せないが、容器包装として回収されているので、キャップは捨てていない。
 キャップ回収しているNPOスタッフも協力者もとてもよい人たちなんだろうとは思う。でもキャップ回収はやめてほしい。
 小型ペットボトルのリターナブル化(再使用)が早く進まないと、この手の取り組みは今後ますます増えそうだ。

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2008年9月14日 (日)

佐渡市で「レジ袋」条例パブコメ募集中

 あまり書くことはないだろうと思って、これまで「レジ袋」のカテゴリーを作ってなかったが、増えてきたので「レジ袋」項目も設けることにした。

 昨年4月から「レジ袋ゼロ運動」に取り組んでいる佐渡市では、レジ袋有料化を推進する条例の素案を公表している。16日までに素案に対するパブリックコメントを募集し、来年4月1日からの条例施行を目指すそうだ。
 新潟日報(2008.9.13)によると

 「佐渡市レジ袋有料化等の取組の推進に関する条例(仮称)は、レジ袋を年間10万枚以上使用する飲食料品小売業者を対象に設定。マイバッグ持参率60%以上の達成を目指し、レジ袋有料化など、削減のための具体的取り組みを定めた計画(二年分)と、一年ごとの削減結果の提出を義務づける。目標を達成した業者や「レジ袋ゼロ運動」協力店には、前年度のレジ袋使用枚数を記載した「確認書」の提出を求める。

とのこと。

パブコメについては下記の通り(9月16日まで)。
http://www.city.sado.niigata.jp/topics/p_comm/h20/02.shtml

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2008年9月11日 (木)

町田市レジ袋廃止実験 次の手はー

 今年3月から半年間の予定で、レジ袋廃止実験をしていた町田市(頑張れ!町田市 レジ袋全廃実験)
 そろそろ半年だけどどうなったろうと思って見てみたら、なんとレジ袋廃止実験が第2段階へと既に進んでいた。
 現在この実験店ではマイバッグ持参率が96%。残りの4%の人は、市民が提供した無料で使える紙袋(リユース品)を利用していたが、この4%のカベを崩すべく、新手の手段を打ち出した。
 店が用意したレジ袋代替袋2種のうち好きな方をお客さんが選び買いとる方式だ。1つは、20回使える不織布製の袋(1枚50円)、もう1つは町田市の「燃やせるごみ専用袋」(1枚40円)。

http://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/gomi/rejihukurohaisijikkenn2/index.html

 私ならごみ専用袋を選びそうだが・・でも「黄色」が気になる。この色の袋は重金属を含んでいる可能性があるのでむき出しのキャベツやダイコンをそのまま入れる気にならない・・。でもこの専用袋を選択肢に加えたのは、とてもいいアイディアだと思う。
 さて、この先どうなるか・・楽しみ。

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2008年9月 8日 (月)

レジ袋有料化 山梨県でも順調

 6月30日から県ぐるみでレジ袋有料化をはじめた山梨県。7月のマイバッグ持参率は83.7%と順調なスタートをきったようだ。

7月のマイバッグ持参率83% 山梨県 レジ袋無料配布停止から約2カ月

2008.9.8 02:29
 6月30日からスーパーなどがほぼ一斉にレジ袋の無料配布をやめた山梨県内で、7月のマイバッグの持参率が83・7%となったことが、県ノーレジ袋推進連絡協議会のまとめでわかった。7月には県全体で602万枚のレジ袋が不必要となり、200リットル入りドラム缶約723本分の原油が節約された格好だ。事務局の県は「各店がマイバッグの持参を呼びかけた成果」としている。
 県によると、レジ袋の辞退者数をもとにマイバッグ持参率を計算したところ、県内最大規模のスーパー・オギノは17・1%(6月)から87%(7月)に、イトーヨーカ堂は13・8%から79%などと上昇。市町村別でみると甲州、山梨、南部の3市町で90%を超えた。

http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/yamanashi/080908/ymn0809080232000-n1.htm

 イトーヨーカ堂のような大型店は、若い消費者の利用が多いためか、他店より持参率は多少低めだが、横浜の若葉台店が有料化実施1年経過後83%まで上昇(有料化前は13%)したことを考えると、今後山梨県でも有料化による持参率はより上昇しそうだ。

http://www.7andi.com/news/pdf/2007/20080701_1.pdf

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2008年9月 6日 (土)

ジェンダーフリーのマ逆をいく映画「象の背中」

 何コレ?!レンタルDVDで見たが、どうしようもない後味の悪さ。
 肺ガンで余命半年を宣告された主人公(大手不動産会社部長)(役所広司)の生き方(逝き方?)をあくまでも「男」の目線で書いている。
 美人でできすぎの妻(今井美樹)とよくできた娘と息子、そしてやはり美人でよくできた愛人(井川遥)の間で何不自由なく暮らしていた主人公がある日病院で医師から宣告を受ける。その宣告を妻にはいわず、愛人と息子にだけ話す。妻には「悲しむ時間(苦しむ時間だったかな?)は短い方がいい」と話さず、これまで気になっていた人たちに会い始める(初恋の人とかケンカ別れしたきりの親友とか、絶縁状態の兄とか)。
 そうこうしているうちに病状が進行し会社で倒れ病院へ。退院し、自宅療養を経てホスピスで最期を迎えるまで、妻は文句一ついわず、かいがいしく夫の看病に明け暮れる。ホスピスに愛人が訪ねてきてもイヤミ一ついわず、さりげなく座を外す。
 このストーリー自体ありえん!の連続なのに、ご丁寧に細部まで「男は男らしく」「女は女らしく」で塗り固められ、救われない。
 「お父さんはあなたにだけ病気のこと話したのね」と確認する母に、息子は「男同士だから」。「私を置いて逝かないで」と主人公の胸で泣くのは妻や愛人、でも主人公が「死にたくない」と泣くのは兄の前…。

 この映画の評判は?とユーザーレビューを見てみたら、「男性向け。女性は感情移入できないんじゃないでしょうか」だと
 多分男性も感情移入できる人ばかりではないんじゃないでしょうか?
 アー、見るんじゃなかった、後味ワル・・・

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2008年9月 4日 (木)

紙も来年度からCO2表示はじまる

 味の素やサッポロビールが来年から一部商品のCO2排出量表示を表明しているが、いよいよ紙もCO2の「みえる化」が進む。経産省では2009年度から「カーボンフットプリント制度」を試行実施するそうだ。

 「カーボンフットプリント制度」は、各種商品にCO2排出量を表示する制度で、消費者が大型小売店などで排出量を見比べながら商品を選べる。紙関連では、家庭紙や封筒・ノート・手帳類など紙製品、コピー用紙などが対象になると見られる。  今回の指針案によると、CO2排出量は商品の(1)原材料調達(2)製造(3)流通・販売(4)使用(5)廃棄・リサイクル-の5段階で算定する。商品には、これらを合算した「CO2排出量の絶対値」を表示する。表示方法は、「カーボンフットプリント制度」の運用団体が定める共通マークを使用する。(紙市場2008.9.3より抜粋)
http://www.beitsubo.com/news/article.asp?news_id=14633

とのこと。来年は紙をC02排出量で選べそうだ。
 いずれは輸入紙もCO2排出量が表示されて店頭に並ぶのだろうが、例えば、インドネシアの熱帯林を破壊して作ったユーカリプランテーションチップによるコピー用紙のCO2排出量はどこまでカウントされるのだろう?実際は膨大でも、表示義務のある排出量は原材料調達から廃棄までを算出したものだから、熱帯林を伐採したことによる実際のCO2排出量は算出外だ。 
 そういうものまでカバーしないと、カーボンフットプリントの本来の目的は達せられないと思うのだが…。
 また、CO2以外の環境負荷の表示義務もほしい。

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2008年9月 3日 (水)

エコワットで消費電力をチェック

 我が家の家電の消費電力を借りてきたエコワットで調べてみた。

  調査家電:時間/kwh/kg-co2/料金
○冷蔵庫(中):24時間/3.31/1.83 / 72円
○冷蔵庫(弱):24時間/2.75/1.52/ 60円
○パソコン(使用中):30分/0.06/0.03/ 1円
○パソコン(スリープ):10時間/0.18/0.09/3円
○掃除機:7分/0.09/0.04/2円
○携帯充電:90分/0.02/0.01/0円
○除湿器:60分/0.25/0.13/5円
○換気扇(15cm):30分/0.01/0.00 0円
○扇風機(弱):60分/0.02/0.01/0円
○炊飯器(玄米3合を4時間の発芽玄米コース・高圧で炊いた場合):4時間56分/0.25/0.13/5円
○炊飯器(白米3合・低圧):30分/0.16/0.08/3円
○洗濯機(水位・中):1時間13分/0.16/0.08/3円

 なんといっても、冷蔵庫がバカにならない料金
 掃除機や除湿器も大きいけど、使う回数を減らせばすむ。炊飯器もまとめ炊きしているから、毎食時使うわけではない。
 古い大型冷蔵庫を使い続けるより、省エネタイプを買いなおした方が安くつくというが確かに本当らしい。冷蔵庫製造時の環境負荷と廃棄の負荷、その他諸々を考えても買い直した方がよいのかもしれないが・・でもなぁまだ使えるし・・と思うと結論は先延ばしにー。

 折しも電力会社から「電気料金見直しのお知らせ」が届いた

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2008年9月 2日 (火)

ビスフェノールA 続報

 アメリカ国立衛生研究所のビスフェノールAについての報告を以前「ビスフェノールAが子供の健康に影響」でご紹介したが、日本でもこの夏、厚生労働省が「ビスフェノールAについてのQ & A」をだした。
 妊婦や乳幼児は「できるだけ摂取を減らすことが適当」とのこと。

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kigu/topics/080707-1.html

 要するに、妊婦は缶詰や缶飲料ばかりを摂取するのはやめた方がいいし、缶に入った離乳食はそれが絶対安全だと判断できない限りは子供に食べさせない方がよいということだろう。ポリカーボネートのほ乳瓶や塩ビのおもちゃなど(国産品ではもうないだろうが)は論外だ。
 最近は、レトルトパックになっている離乳食もあるようだが、それだって何が溶出しているかわかったものではない。
 やはり離乳食は昔ながらの方法で、つまり具だくさんのみそ汁を作り(ダシはいりこか鰹節)、その具をスプーンでつぶして食べさせるのが一番手軽で安全、しかもおいしい。

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2008年9月 1日 (月)

レジ袋有料化の効果あらわる—富山県

 富山県では、約270以上の小売店が県と協定を結び、この4月から県下一斉に有料化に踏み切っている。同県環境対策課によると、有料化から一ヶ月で減ったレジ袋は推計880万枚。原料の石油に換算するとドラム缶810本分で、1650世帯が一ヶ月に消費するエネルギー量に相当するそうだ。
 富山県のレジ袋有料化の効果は今も続いている。6月末までにさらに50店舗有料化した店が増えたとのこと。
 

レジ袋有料化実施店が増加
スーパー、クリーニング店で
 県内の主要スーパーやクリーニング店で4月から始まったレジ袋の有料化で、8月現在で有料化実施店は38社、290店となり、4月末より5社、50店舗増加したことが県環境政策課のまとめで分かった。6月末までに二酸化炭素1787トン、ゴミ293トン、石油536キロ・リットル分が削減されたという。
 同課によると、レジ袋有料化の実施店は、4月末ではスーパー31社、124店、クリーニング店2社、116店の計33社、240店。これが8月現在ではスーパー32社、142店、クリーニング店6社、148店と計38社、290店となった。クリーニング店での増加が目立っている。
 マイバッグの持参率は4月~6月で92%と、高い普及率を示している。同課は「さらにPRして、スーパーなどを中心にマイバッグ持参の普及に努めたい」と話している。
(2008年9月1日 読売新聞)

 隣の新潟県でも、先行した佐渡市より2年遅れて来春から県ぐるみで有料化にとりくむ。
 行政には、気候変動リスクや環境汚染から、私たちの生活を守る責任がある。レジ袋の無料配布を続けることは、環境汚染を招き、リスクを増すことは明らか。まだ有料化していない自治体は支給検討すべきだろう。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080901-OYT8T00022.htm

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