« プラスチックは焼却よりリサイクル、でも減らすのが一番! | トップページ | ここまで進んだレジ袋有料化 ついに百貨店業界でも »

2008年10月23日 (木)

EUでも警告表示に動き出した合成着色料 やっぱりコワイ黄色4号

 『食品と暮らしの安全』(2008.10.1)によると、英国食品基準庁(FSA)が、サザンプトン大学の研究などをもとに、「注意欠陥多動性障害の子どもには、保存料として使われる安息香酸ナトリウムと一定の食品着色料の混合物を与えるのを避けるのが有益」と消費者向けに勧告を出したそうだ。勧告には、6つの人工着色料が上げられ、製造業者にはこれらの自主的使用禁止を要請し、業者もこれに合意しているとか。
 イギリスでの研究を受け、EUでもこれら6つの着色料を含む食品と飲料に、「子どもの活動と注意力に悪影響を及ぼすかもしれない」という警告表示を義務づける方向になったとのこと。
 
 ADHD(注意欠陥多動性障害)との関連が疑われる6つの人工着色料
・黄色4号
・黄色5号
・赤色40号
・赤色102号
<日本では指定外のもの>
・キノリンイエロー E104
・カルモイシン又はアゾルビンE122


 これで、日本の食品行政も合成着色料の規制に多少は動くだろう。正直いって、いまさら…という気がしないでもない。『あぶないコンビニ食』という本がでて、黄色4号や5号などの合成着色料が警告されたのはもう10年も前だ。
 その前にも危険性を指摘した本や研究もあった。1970年代に日本の大手食品(※)メーカーが合成着色料を自主規制したのは、日本消費者連盟の働きかけによるそうだが、そのときの日消連の食品添加物担当は、今の「食品と暮らしの安全」の小若代表だったとのこと。
 しかし、国としての規制はないので、中小メーカーの作る合成着色料や保存料がてんこ盛りになった食品はスーパーや土産物屋に相変わらず並んでいる。おかげで「○○のお土産です」といって渡される土産物は、我が家では本当に困り物だ。
 先日、少し店頭をチェックしたら、黄色4号・5号や赤色の合成着色料入りのちょっとレトロなお菓子が、最近の流行りなのかたくさん並んでいた。
 日本でも食品への警告表示が早急に必要だ。

追記(2008.10.24)
 冊子「食品と暮らしの安全」には、「大手食品メーカー」と書いてあったが、おそらく大手菓子メーカーの間違い。ちょっと調べたところでも、丸大食品や伊藤ハム、マルハ、プリマハムなどのソーセージは軒並み赤色106号入り。「大手食品メーカー」の食品で合成着色料を使っているものは、ゾロゾロある。
 ↓によると、この赤色106号、日本以外では使われていないとか…。コレってヤバクない?
http://ja.wikipedia.org/wiki/アシッドレッド

|

« プラスチックは焼却よりリサイクル、でも減らすのが一番! | トップページ | ここまで進んだレジ袋有料化 ついに百貨店業界でも »

」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: EUでも警告表示に動き出した合成着色料 やっぱりコワイ黄色4号:

« プラスチックは焼却よりリサイクル、でも減らすのが一番! | トップページ | ここまで進んだレジ袋有料化 ついに百貨店業界でも »