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2008年10月24日 (金)

ホルムアルデヒドと外来種のシロアリ、どっちがマシ?

 通販などで販売されている組み立て式の木製ベッドから基準値を超えるホルムアルデヒドが検出されたとのこと。7商品中3商品が、厚労省が定めた室内濃度指針値を超えたそうで、うち1商品を設置した室内は7倍を超える濃度になったとか。「頭が痛い」「吐き気がする」などの相談が国民生活センターにたくさん寄せられていたようだ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081023/crm0810232125056-n1.htm

 ホルムアルデヒドということは、おそらくベッドの木が安い輸入合板でできていて、合板の接着剤からの溶出だろうか?日本のスギやヒノキをそのまま使って作ればよいのに…といっても、木をそのままベッドにしたら重くて組み立てるのも大変なのだろう。

 そういえば、アメリカカンザイシロアリという外来種のシロアリが、輸入建材や家具などとともに持ち込まれ、日本で被害を広げているそうだ。
 カンザイは乾材、つまり乾燥した材につくシロアリらしい。羽があり、どこかの家の家具や柱を喰い飽きると隣の家に移ったりするので、被害は広がる一方だ。
 住宅も家具も、輸入材はやめて国産材で作ったのがほしい。

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