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2008年10月30日 (木)

気になるドラッグストアの食品の汚染度

 カップ麺に防虫剤成分、あんこやハムにトルエン、ミネラルウォーターにキシレンやナフタレンなど、食品の化学物質による汚染問題が次々と報道されている。
 これらは、自然界からの警告ではなかろうか。これまで化学物質を私たちはあまりにも無造作に使いすぎてきた。自然界に存在しないものを作り続け、垂れ流し続けた結果が今回の問題を引きおこしたのだと思う。
 カップ麺の容器の材質を見直すそうだが、問題はそういうことではないはず。
 ドラッグストアに入ると決まって臭うのがパラジクロロベンゼン。パラジクロロベンゼンは以前から危険性が指摘されていた環境ホルモンだ。そのような化学物質を揮発し放題の包装にしておいて、カップ麺のカップだけ変えてすむはずがない。ドラッグストアには他の食品も売られているし、スーパーマーケットにだって、防虫剤や芳香剤は売られている。
 カップの材質を変更し、カップ麺は安全になっても、一緒に売られている牛乳や野菜、パンは汚染されたまま。それらは長期に保存されないので、汚染度が低く問題になってこなかっただけで、防虫剤と同じスペースで販売されていれば汚染されているのは間違いないだろう。
 食品包装はできるだけ簡易なものにしてごみを減らしたい。変更する必要があるのは防虫剤や芳香剤の包装だ。

◎ワンポイントアドバイス
 タンスに防虫剤を入れる代わりに、普通の石鹸をタンスに入れます。無香料の石鹸以外なら石鹸の香りで虫は退散します。
 トイレは汚れている部分を毎日サッと拭くだけで、芳香剤は不要。便器内は2日に1度クエン酸でササッとこすればトイレ用洗剤も不要です。
 

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