権力に翻弄?コピー用紙の古紙配合率引き下げがついに決定
二転三転どころか七転八倒?のグリーン購入法のコピー用紙古紙配合率基準。ついに吉野副大臣の執念が実を結んだようで、100%でなければならなかった古紙配合率は「70%以上」と引き下げが決定した。
引き下げ理由はTBSによると下記になる。
(一部抜粋)製紙メーカーが技術開発で古紙100%のコピー用紙を生産できると表明しましたが、環境省は必要な量をまかなえないと判断、来年度から古紙の配合率を最低70%に緩和し、環境負荷の小さい間伐材などの利用も認める方針を固めました。(TBS News)
このニュースが、環境省の発表をそのまま報じたものだとしたら、発表そのものが真実とは思えない。「環境省は必要な量をまかなえないと判断」したことはないはず。古紙100%のコピー用紙で必要な量をまかなえると判断したからこそ、100%に決定したのだ。現に古紙100%の再生紙生産は、王子製紙や大王製紙、日本製紙らの生産量をあわせると国の機関が使う量をまかなえる。
これから日本は古紙余剰時代に突入する。関東製紙原料直納商工組合の11月分中国向け古紙輸出がストップするなど、その徴候は既に現れている。それにも関わらず、「間伐材利用」を盾に古紙基準を引き下げるのであれば、「古紙70%以上で、古紙以外は国内で発生した間伐材か廃材、端材などを原料にした再生紙であること」とすべきだ。
共同通信によると「認証材」も認める方向だが、認証材はピンキリだから、信用できないものもあり、すべての認証材を認めてしまうと間伐材などはほとんど入らなくなるだろう。
(前略)新たな基準では、古紙の配合率は70%以上とする。古紙以外の原料は間伐材のほか、植林や生態系の保護により持続可能な経営をしていると民間非営利団体(NPO)などの第三者機関が認証した森林の木からできるパルプなどを使うことが基本条件。これに加え、ごみの量を減らすため紙が薄く単位面積当たりの重さが軽いことなども点数化し、総合評価する。(共同通信)
再生紙をいろいろな基準で点数化して総合評価するための評価基準を検討すると聞いたときから、嫌な予感はしていた。やはりこうなってみると点数化の主目的は「古紙配合率を下げるための美しい言い訳」としか見えないのはひねくれすぎた見方だろうか。
<今回の報道について詳しく掲載されているサイト>
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/fa24d89e7d1fc6823dee39142fbcef35
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