輸送マイレージに配慮 米ぬか油のインキ
東洋インキがサンエー印刷と米ぬか油を使用したインキを共同開発したそうだ。
北米産の大豆を使用した大豆油インキに比べて、ほとんど国産の米ぬかを使うため、輸送マイレージが少なくなりカーボンフットプリントが少ないそうだ。
おそらく、従来のインクの原料だった廃食油や大豆油がバイオ燃料ブームのせいで高騰し入手しづらくなったため開発したものだろうが、国内資源の有効利用という見地からもCO2削減の見地からもとてもよいと思う。
大豆インクがエコであるかのように印刷用紙などに記載されているのを見るにつけ、遺伝子組み換え大豆の利用拡大に危機感を持っていたので、その使途が減るのもうれしい。
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