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2008年12月18日 (木)

鉱物油 vs 食用油 どっちがエコ?

輸送マイレージに配慮 米ぬか油のインキ」についてご意見をいただきました。ありがとうございました!
 

近年、印刷にはソイ・インクを使うのが普通になっているようですが、鉱物油に規制でも掛けたのでしょうか?大豆油が余っているなんて事は無いと思うのですが、廃油の活用ならともかく、食用に出来るものを印刷物に使用するのが果たして社会的に正しいの?石油を節約するのは結構なことですが、本来食用に回っていたということだと、環境と資源(または食糧)のトレードオフということになってしまうのではないでしょうか?米ぬか油でもその点は変らないと思いますが、如何ですか?

 鉱物油に規制をかけたということは聞いていませんが、鉱物油は規制のかかっているVOC(揮発性有機化合物)が高いですし、近い将来カーボンフットプリントの表示が始まると、CO2排出量の少ないインクの方が売れますから、米ぬか油のインクが開発されたのだと思います。

 確かに食べ物をインクにしてしまうのはもったいないですね。
 これ↓によると
http://www.j-tokkyo.com/2003/C09D/JP2003-096375.shtml

精米工場から得られる米ぬかは、加工されて動物用の飼料とする他、溶剤抽出と高度な精製によって米ぬか油としてサラダ油等食用油等に7割程度利用されているが、その残りは、需要がないため廃棄物として処分されていて、増加する廃棄物の処理・処分で苦慮している現状において問題点の多いものであった。

と、書いてはありますが、米油は健康的でおいしい油ですし、家庭用としては高級品です。
 しかし、VOCの見地からも(化学物質過敏症の人にはインクの匂いが辛い)、おそらくリサイクルの際の脱墨しやすさという点からも、鉱物油より植物油の方に軍配が上がるのは事実です。
 魚油などの動物性の油を使うという可能性もあるでしょうが、とりあえず、国内資源である米ぬかから作られたものということで、私は評価したいと思います。

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