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2009年2月26日 (木)

コンビニや高島屋の廃食油を石鹸・洗剤に再生

 日経新聞(2009.2.25)によると、石鹸製造の渋谷油脂(神戸市)がコンビニやデパートなどから回収した廃食油を原料に、薬用ハンドソープや洗濯用洗剤を製造し、発生元の企業に戻す事業者始めたそうだ。
 食品廃棄物のリサイクル率を2012年までに45%に高めるよう求める改正食品リサイクル法への対応策となるとのこと。 

 リサイクルに参加するのはファミリーマート、和食レストランを展開するサトレストランシステムズ、ユニー、高島屋の四社。ファミマの場合は国内七千四百店のうち二千四百店が対象。いずれも「フライヤー」と呼ぶ揚げ物調理器からでる廃食用油を中心に回収する。専門業者が精製し、せっけんの主原料である脂肪酸に加工する。
 渋谷油脂がリサイクル脂肪酸を用いてハンドソープや洗濯用洗剤を月に五—六トン生産する。ファミマとサトレストランシステムズはハンドソープを各店舗のトイレで使用。ユニーは、ハンドソープをプライベートブランド商品として発売した。高島屋は、洗濯用洗剤を「ホワイトローズ」の名称で三月からギフト用品として売り出す。(日経新聞 一部抜粋)

 廃食油からのバイオディーゼル燃料は、安全面で規制が強化されてきているので、石鹸類に再生する方が低リスクだ。
 熱帯林を破壊して作られた可能性のあるパームオイルなどではなく、国内の食品廃棄物からの原料で作られた石鹸や洗剤は私もぜひ使ってみたい。

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