若手店主ら エコバッグで町おこし
青森県で今月2日からレジ袋有料化がスタートした。231店もの一斉スタートなだけに、効果も期待できる。
既にレジ袋を有料化した地域では、次の取組としてトレーなどの削減も手がけていると聞くが、昨年、有料化した静岡県袋井市でも、新たなムーブメントが起きているという。
飲食店や美容院、呉服店、生花店などの若手店主らが中心となり、エコを『カッコイイ』に変えたいと、各店が独自にエコバッグを制作し来店者に配ったり、様々なエコイベントを企画しているそうだ。
個性的でおしゃれなバッグに、若者らの関心も集まっているとのこと。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090202/CK2009020202000167.html?ref=related
エコ袋で袋井まちおこしPR 若手店主ら始動
2009年2月2日
袋井市内の若手経営者でつくる「袋井エコアクションコミュニティ」が、環境をテーマに地域の活性化に向けた取り組みを始めた。「カッコイイ、エコのまちおこし」と題して若者向けイベントを企画し、まち全体を元気にしようという試みだ。活動第一弾として各店が独自に制作したエコバッグを来店者に配っている。(袋井通信部・夏目貴史)
このグループは、飲食店や美容院、呉服店、生花店などの20-40代のオーナー20人が「自然豊かで魅力的な店が点在する袋井を地元の若者らにもっと好きになってもらおう」と、昨年12月に発足させた。
発起人の居酒屋「台所や・いちゑ」店主、小南幸介さん(30)は「自分たちも含め若者は地域や環境について考える機会が少ない。集う場所を提供する僕たちが団結し、行動を起こさなければと思った」と動機を語る。
活動の手始めとして、全国的に関心が高まっているエコバッグに注目。「『我慢』のイメージがあるエコを『カッコイイ』に変えたい」と、店ごとにデザインしたオリジナルのバッグを制作した。徒歩や自転車で来た客に無料で配るサービスをしている店もある。いずれも店をイメージした色に手書きの楽しいイラストなどを描いた個性的でおしゃれなバッグで、若者らの関心を集めている。
グループは今後、自主企画する健康ウオークラリーや地域清掃活動への参加を呼びかけるほか、地場産野菜を使ったエコ料理コンテストといった各店の特徴を生かしたイベントを催す計画だ。
こうした活動を市のトップ、原田英之市長にも理解してもらい、市の各種行事にも積極的に参加したいという。メンバーたちは「袋井市民の皆さんのさまざまな意見を取り入れ、若者を中心とした袋井の新たなムーブメントを起こしたい」と意気込んでいる。
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