ファーストフードやハマー車よりも米国のトイレ紙は環境破壊!?
アメリカ人のデリケートなお尻は、ガソリンがぶ飲みのハマー車やファーストフード、マックマンション(環境に配慮されていない郊外型の大きな住宅の蔑称)などよりも環境に悪いという記事が、英国で最も有名な全国紙であるガーディアンに掲載された。理由は、アメリカで愛用されている超ソフトでダブルのバージンパルプトイレットペーパーが環境破壊だから。
ヨーロッパやラテンアメリカのトイレットペーパーは40%以上が再生紙であるのに、アメリカで売られているトイレットペーパーは98%以上がバージンパルプだとか。
日本では公共施設や官公庁、会社などでは再生紙が使われているため、日本全体で消費されるトイレットペーパーのうち60%は再生紙だと思われるが、それでも家庭で使うトイレットペーパーは年々バージンパルプが増えている。しかもシャワートイレの増加にともない、最近ではシングル巻きが減り、二枚重ねや三枚重ねのバージンパルプトレペがスーパーやドラッグストアの棚を席捲している。
日本人のお尻もずいぶんと環境負荷が高そうだ。
http://www.guardian.co.uk/environment/2009/feb/26/toilet-roll-america
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