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2009年4月

2009年4月29日 (水)

容リ法のプラスチック製容器包装の分別排出は有効?

Ts2c0226 プラスチックの分別排出はよいと思うが、容器包装のプラだけを集める現在の回収方法はかなりムリがあるのではないか。
 先日、奈良市奈良阪町にある「奈良市その他プラスチック減容施設」を見学した。
 市は排出するプラを二重袋に入れるなと広報しているが、広報が行き渡っていないため、レジ袋を小袋として使い、レジ袋の中にその他プラを入れて、そのレジ袋をさらに45リットルのゴミ袋に入れている人が多い。小袋として使われたレジ袋は破袋機では破れないため、すべて異物として中身毎除去し、焼却処分するそうだ。
 手選別のベルトコンベアーのラインで、4〜5人の作業員が汚れているものやその他プラ以外のものを、破れなかったレジ袋と一緒に除去する。そのため、集まったその他プラの約4割が異物として除去されている。手で破り中身を吟味する時間はないし、もしそのレジ袋の中に異物が入っていたら、協会から再び引取拒否される事態になることを考えると、たとえ4割も焼却することになったとしても、それ以外の選択肢はないのだろう。
 それにしても、容器包装のプラとそれ以外のプラをなぜ分けないといけないのか、本当に理解している市民は多くないだろうから、この法律はハナからムリがあるのではないかと思う。
 ちなみに、それ程徹底して除去していても、その後の抜き打ち検査ではさらに17%の異物が混入しているとのことなので、また容リ協会から引取拒否にあうのは時間の問題かもしれない。

 写真は、1m x 1mに圧縮したプラスチック製容器包装を再商品化事業者まで運ぶためトラックに積み込むところ。


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どうなる静岡空港?!

Ts2c0202_3 静岡県石川知事は5月19日に辞表を提出するという。「立ち木」除去と引き替えの辞職となったわけだが、静岡県民の過半数が反対していた静岡空港の建設をゴリ押しした知事の真の動機はなんだろう?
 知事は、辞職後も静岡県民であり続けるなどといっているようだが、それを信じている県民は少ない。空港の赤字を県民に押しつけて、東京へ戻るに違いないと考えている人が多いようだ。

 「チームマイナス6%」とはかけ声だけ、不要な空港建設に補助金を出したり、自動車業界におもねって土日高速道路を1000円にしたりという愚策を、日本はこの先も続け、排出権を海外から買いあさるつもりだろうか。
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/090428/szk0904280244004-n1.htm

 写真は、過日出かけた小倉のモノレールの中に貼ってあった静岡空港のPRポスター。


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豚から鳥インフルウィルスが検出?!

 豚インフルがメキシコを中心に流行しているそうだが、「インドネシアの豚が高い確率で、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を持っていることが、神戸大感染症センターの調査でわかった」とのこと。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090429-OYT8T00325.htm

 しかもその中の1株は、人への感染力を一部獲得しているそうだ。まるでヒッチコックの映画の世界、動物が人へ仕返しをしているようだ。飼い方にも大きな問題があるし、環境を汚染し生き物が住みにくくしていることにも問題はあるだろう。
 ミツバチにしても欧米では蜂群崩壊症候群が多発し、蜂が巣に戻らなくなる事態が起きているそうだが、日本各地ではミツバチの大量死が問題になっている。どちらも農薬が疑われている。とりわけネオニコチノイド系農薬が疑われているらしい。
 動物や虫がおかしくなるような農薬を使ったものを人間が食べているのだから、人間もおかしくなって当然だろう。
 食べ物には、農薬以外にも様々な食品添加物が使われている。
 Ph調整剤が合成保存料の代わりに近頃よく使われているようだが、この安全性はきちんと調べられているのだろうか。

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2009年4月28日 (火)

テフロン加工フライパンの安全な使い方

 フッ素樹脂加工(商標「テフロン」など)のフライパンを空だきすると猛毒がでてカナリアが死ぬ、というのはよく聞く話だが、空だきをしなくとも、使い方によってはすぐ高温になりアブナイらしい。
 『食品と暮らしの安全』で実験したところ、冷蔵庫で保存しておいたウィンナー1袋(8本)を、油少々いれたフライパンで炒めたところ、中火でもフライパンは222度になったとのこと。強火で炒めると、たった2分で280度を超え、2分20秒ほどでフライパン表面が323度になったそうだ。
 これはウィンナーのせいではなく、豆腐を焼いた場合も同様で、食材に接しない場所は高温になりやすいという。
 「テフロン」の商標で販売するデュポン社によると、フッ素樹脂加工のフライパンは475度を超えると「サリン」と同じレベルの毒性をもつパーフルオロイソブチレンが発生する。
 アメリカのNGO「環境ワーキンググループ」は、「200度に熱したフッ素樹脂加工の調理器具から発生するガスや粒子によって、室内で飼っているカナリアなどの鳥が死んでいると警告を発した」そうだから、中火でも危険だということになる。
 鳥が死ぬということは人間の身体にも悪いということだから、フッ素樹脂加工のフライパンは中火以下で使うか、またはフライパンに食材が接してない面がないような使い方、つまり大量の野菜を炒めるなどの使い方をするのが良いとのこと。
 フッ素樹脂加工のフライパンを使っている人は、鉄製も購入し、使い分けた方がよさそうだ。

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2009年4月26日 (日)

米国のCO2地中埋蔵プロジェクトに大成建設参加

 日経ネットによると、大成建設がCO2の地中埋蔵事業に参入するそうだ。

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20090423AT1D220BR22042009.html

大成建設、CO2地中埋蔵に参入 まず米で地盤解析事業
 大成建設は地球温暖化対策として期待される二酸化炭素(CO2)の地中封じ込め事業に参入する。地盤解析の技術を使い、長期間の封じ込めに向く地層かどうかを診断するサービスを米カリフォルニア州のプロジェクトなどに提供。将来はプラントの建設受注も目指す考え。国内の建設市場が伸び悩む中、強みを持つ技術をテコに成長する環境関連市場を開拓する。
 CO2を回収し、海底下などの地中に貯留する「CCS技術」を使えば、世界のCO2排出量の80年分に相当する量を封じ込めることができるとの試算もある。大成建設が参加する米国のプロジェクト「WESTCARB」は発電所から出る年間25万トンのCO2を貯留する計画で、2011年にプラントが稼働する予定。(07:02)

 CO2の地下埋蔵は、CO2を手っ取り早く減らせるという点で必要な技術かもしれないが、埋める場所も資源も有限なのだから、地球環境問題の根本的解決にはならない。やはり、再生可能なエネルギーの開発や省資源化技術の向上に努力する必要がある。

 それにしても、昔は地面を掘ればお宝が埋められていたものだが、今地中に封じ込めようとしているのはCO2や高濃度に汚染された放射性廃棄物ばかり。
 私たちの子孫がうっかり掘り出したりしないことを祈る!

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2009年4月22日 (水)

アメリカが核燃料の再処理を断念

 アメリカが原発の使用済み核燃料の再処理施設や高速炉の建設計画を中止したそうだ。日本も政権交代したら原発政策を転換できるだろうか。

http://www.asahi.com/international/update/0421/TKY200904210151.html

【ワシントン=勝田敏彦】米エネルギー省(DOE)は20日、原子力発電所の使用済み核燃料の商業用再処理施設や高速炉の建設計画を取りやめる方針を明らかにした。計画は、ブッシュ前政権下の06年2月に発表され、米国の「30年ぶりの再処理路線復帰」として注目されていた。米原子力政策の大幅な転換となる。


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2009年4月20日 (月)

和紙工房と割り箸工場見学記

 先日、奈良県吉野町へ和紙作りと割り箸作りの見学へ行った。書き留めておかないと、せっかく聞いた行程を忘れそうなので下記へ。

 吉野町の和紙は三椏(ミツマタ)を使わず、楮(コウゾ)を使うとのこと。粘剤はトロロアオイの根ではなくノリウツギの皮を使う。
 作り方は、まず楮を1月に刈り取り約4時間蒸す→幹から皮を剥ぎ取り乾燥→2年間貯蔵し大和川にさらした後、外側の皮を剥ぎ取り白皮だけにし、煮て繊維を柔らかくする(通常はソーダ灰を入れ3時間、良い紙はソーダ灰を入れずに5時間)→再び川にさらし、樫の棒でたたき繊維をほぐす→ねりと白土を加え、紙を漉き、紙床に移し水をきり、板の上で乾かす…という大変な手間をかけるそうだ。

 割り箸工場では、まず割り箸を作る装置を見せてもらい説明を聞いた後、箸作りを体験した。
 製材所から柱を作る行程で出た端材の背板を使い、桧の場合はそれを煮沸ししばらくお湯に浸した後、装置にセットできる形に成形し、カット。このカットしたての割り箸はまだ湿っているのでとても香りが強い。
 杉は桧より繊維が柔らかいので煮沸しないでカットするそうだが、木目の関係で桧より余分に材が必要で、結果的に材料の木は桧の方が高くても割り箸になると杉の方が高くなるとのこと。

 どちらもこれだけの手間をかけるのだから、類似品に比べ高いわけだとあらためて感じた。

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2009年4月17日 (金)

非木材紙ならケナフより伝統的な和紙で紙漉を

 吉野町で伝統の和紙作りを見学した。
 非木材紙は、木を伐らない→森を守る→環境にやさしい、と誤解している人がいて困るが、それはさておき、伝統的な和紙はやはり芸術で、和紙作りは製紙産業ではなく伝統工芸だとあらためて思った。
 吉野の和紙はミツマタでは作らずコウゾで作る。のりはノリウツギを使うのだそうだ。1月に2年以上たったコウゾを収穫し、蒸して繊維になる皮をはぎ、川で晒し、何時間も煮て、叩く。気の遠くなるような作業だ。まさにスロースタイル。

 10年ほど前から、ケナフの紙漉が流行っているが、さすがに最近は下火になりホッとしている。
 わざわざ外来種を植える必要はないし、CO2をたくさん吸うといっても所詮一年草。炭素固定できないのに、何で「温暖化防止の切り札」なのかわからないが、紙として炭素固定するという考えなのだろうか?紙になるまでの仮定で、ケナフが吸収した以上にCO2を出すのは当然だし、非木材紙は歩留まりが悪く生産効率も悪いので、木材紙よりエコだという根拠はない。「外国の森を守るため」というのなら、紙の消費量を減らし、再生紙や森林認証紙を普及させる方がはるかにエコだ。
 非木材紙の紙漉を楽しみたいなら、ケナフではなく、コウゾやミツマタ、タケ、クズ、稲藁など、昔ながらの原料を使うべき。

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海のエコマーク付き魚を食べよう フカヒレ漁はフカにも他の魚にも迷惑

 「狙った魚以外の魚や生物が網にかかる「混獲」の量は、世界で年に3800万トンを超え、全漁獲量の約40%を占めるとの調査結果を、世界自然保護基金(WWF)の研究グループが15日、発表した」そうだ。
 最も混獲が多いのが「フカヒレ」をとるためのサメのヒレを狙う底引き網漁で、獲れた魚の90%以上が捨てられているとのこと。何かと問題の多いフカヒレは、フカだけでなく他の魚にも影響が大きいのでやはり食べない方がよさそうだ。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200904160012a.nwc

 海のエコマークといわれているMSC漁業認証の基準には、「できる限り混獲を避け、それを防止する漁具をなどをつかうこと」という基準がある。日本にはまだ馴染みの少ない認証だが、先月イオンが販売開始したそうだ。
 零細な漁業者が多く、しかも多少高くともエコであれば買うというグリーンコンシューマーの少ない日本には、敷居の高い認証だとは思うが、海産物の持続可能性を考えれば必要な認証。ぜひ他のスーパーでも扱ってほしい。

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2009年4月14日 (火)

アマゾンがCO2排出源に!

 英国の全国紙Independent(2009.3.6)に、「Science誌に発表された研究によると、2005年のある期間、アマゾンの熱帯雨林は二酸化炭素を放出する側にまわった」と発表されたと、JATAN NEWS(2009.3.24)に掲載されていた。

 「4年前のアマゾンの乾期、突然の厳しい旱魃により、アマゾンは20億トンの二酸化炭素を吸収する代わりに、差し引き約30億トンを放出した。そして旱魃後、大気中には、ヨーロッパと日本の年間二酸化炭素排出量を超える5億トンもの余剰二酸化炭素が残された」

 論文の筆頭著者はリーズ大学のOliver Phillips教授で、13カ国を代表する70の科学者が貢献したこの研究では100の森林調査区で10万本以上もの木が調べられたという。
 この2005年の旱魃は、太平洋のエルニーニョ海流の温暖化によってもたらされたものではなく、熱帯北大西洋における海水面の異常な気温上昇によるものだったそうで、温暖化で増えると予測されるタイプの旱魃だそうだ。
 「見た目にはほとんどの森林に影響がなかったかのように見えるが、研究データからは、木の古紙率が上昇したことがわかる。また、森林が広大なため、わずかな変化でも合計では地球の炭素循環に大きな影響を与えてしまうのだ」

とOlever教授。

 最大の炭素貯蔵庫であるアマゾン熱帯林のCO2が今後も放出にまわるとしたら地球はどうなるか・・やはり「明日のエコでは間に合わない」ことを日本政府も早く認識してほしい。経済対策のために、高速道路を土日1000円にしている余裕はもうないのではないか。

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2009年4月12日 (日)

尋常ではない大阪の事業系ごみ量

 古紙ジャーナルによると、平成18年度の18大都市の中で、大阪市の事業系ごみ量は突出しているそうだ。

http://www3.kcn.ne.jp/~kosi/back830.htm

 家庭系ごみ量と事業系ごみ量は比例していないので一概にはいえないが、ザッと見たところ、古紙回収意識の高い地域ほど、事業系ごみ量が少ないように見える。
 G30(平成22年度には平成13年度に対しごみを30%削減)を推進している横浜市、ごみ緊急事態宣言をして以来分別を徹底している名古屋市、雑がみ回収をしている川崎市、雑がみを雑誌に混ぜて出すように指導している静岡市…いずれも古紙回収意欲の高い地域だ。
 それに比べて、近畿地方の古紙回収意欲は全般に低い(堺市は近畿地方の中では例外的に集団回収にキロ4円もの助成金をつけるなど古紙回収意欲が高い)。家庭系ごみには、例えばプラスチックを分別回収しているかなど、古紙以外の要素も大きいので古紙回収量が事業系ほどごみ量に影響を与えないが、もともと古紙比率の高い事業系ごみには古紙リサイクルの有無がかなり影響しているように見える。
 もちろん、事業系ごみの処理料金がごみ量に影響するはずなので、古紙回収意欲の高い地域ほど事業系ごみの回収料金を高めに設定しているか、または名古屋市などのように市では一切回収せず業者にまかせるなどして、結果的に事業者のごみ処理料金負担が大きくなっているのだろう。


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2009年4月10日 (金)

「インドネシア熱帯泥炭湿地林開発」現地調査報告会のお知らせ

 食用油や洗剤、バイオ燃料としてますます生産量を増やしているパームオイル(アブラヤシ)や量販店で売られているインドネシア製のコピー用紙はどのように作られているのか。原料を生産するためのプランテーションがいかに熱帯林を破壊し、生物多様性の危機や気候変動をもたらしているかについて、現地調査報告会があるとのこと。

 以下、転載。申込み先のメールアドレスは、JATANのホームページに記載。
URL:http://jatan.org

2009年 熱帯林行動ネットワーク(JATAN) 現地調査報告会

インドネシア熱帯泥炭湿地林開発の現状
~消失の危機に立たされる地球上のカーボン・シンクと生物多様性の揺籃地~

インドネシアのスマトラ島、リアウ州の沿岸低平地部には広大な熱帯泥炭湿地林
(tropical peat swamp forests)が分布しています。
その特異な生態系は地球上のカーボン・シンク(炭素の貯蔵庫)として、
また多くの固有動植物種——スマトラトラ、ウンピョウ、サイチョウなどの動物や
ラミン、メランティといった稀少樹種——の揺籃地として、
地球環境にとって重要な位置を担ってきました。
泥炭湿地はこれまで農業利用が極めて困難とされ、
大規模な開発がほとんど行われていませんでした。
しかし最近では、急激な開発圧力に晒されています。
破壊的な開発から得られる最終的な林産物・農産物製品——紙・パルプ製品、南洋
材合板やパーム油——
これらは実のところ、すでに日本の市場に広く流通しているもの
の、
その事実はほとんど一般消費者までには伝えられていません。
わたしたちは気づかぬうちに、熱帯林破壊に加担しているかもしれません。
普段何気なく使っているコピー用紙や食用油が、どのようにして作られているの
か、
ぜひこの機会に一緒に考えてみましょう。

◆日時:2009年4月24(金)18:15~20:00(開場18:00)
◆場所:エコギャラリー新宿
【2階研修室】
○大江戸線「都庁前」駅A5番出口より徒歩5分
○丸の内線「西新宿」駅2番出口より徒歩10分
◆資料代:500円(JATAN会員無料)
◆内容(予定):
▼熱帯泥炭湿地林とは?
 ▼ケルムタン・カンパール半島地区の湿地林開発の現状
 ▼地域の紙パルプ産業とオイルパーム産業、ほか
◆お申込み:資料の準備等がありまので、件名を「報告会申込」として、
E-mailにて下の事務局までお名前、ご連絡先等を必ずご連絡くださいますようお願
いします。
【問い合わせ】
熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
〒162-0022東京都新宿区新宿1-23-16 3F
TEL: 03-5269-5097
URL:http://jatan.org


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2009年4月 9日 (木)

「温暖化に荷担しない食べ方」のポイントは

 枝廣淳子さんの配信している「Enviro-News」に、シューマッハ協会の「食と気候変動」(キャサリン・クラーク)の記事が紹介されていた。
 それによると「人的要因による温室効果ガスのうち18%が畜産業だけから排出されている。この量は運輸産業全体が排出する量の合計を上回っている」のだそうだ。畜産業に加えて、化石燃料と化学肥料にたよる農産物の生産が、気候変動問題の一因になっているとのこと。食料生産と気候変動の関係に精通している人物であるアンナ・ラッペは「食糧生産に起因する温室効果ガスの総排出量を全体の31%と推定」しているようだ。
 確かに、フードマイレージの計算をしていると、一般家庭で使用するガソリンからのCO2より食卓からのCO2の方が大きいことがわかる。我が家など、国産野菜と米飯中心の食生活だが、それでもフードマイレージは小さくはない。ケーキとコーヒー、ビール、外食をやめればかなり減りそうだけれど、今はまだちょっとやめられない・・。しかし、これを読むとまだ他にも減らす余地はありそうだ。
 温暖化に荷担しない食べ方のポイントは次の5つとのこと。
1. 化石燃料や工業的に生産された農産物は買わないように、オーガニックや無農薬の地元産のものを選ぶ。
2. 肉の消費量を減らす。
3. カーボンフットプリントを減らすため、食べ物をできるだけ丸ごと、自然な状態で食べる(加工に大量のエネルギーを使うため)。
4. 地元の農産物を買う。
5. 簡易包装の食品を買う。

 以上だが、勝手に付け加えさせてもらうと3とも関連するが、「6.遺伝子組み換え食品や体細胞クローン家畜由来食品は買わない」。

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2009年4月 5日 (日)

山口県と名古屋市でレジ袋有料化、スタート

 山口県では4月1日から県下一斉レジ袋有料化に踏み切った。県レベルでの実施としては富山県、山梨県、沖縄県、青森県、和歌山県に引き続き6県目。
 そして昨日、名古屋市でついに市内全域での有料化を達成した(07年10月1日緑区でスタート、08年10月4日からは7区でスタート、09年4月4日に残り8区で有料化)。
 大都市では全国初。参加店舗数は1338店舗と桁違いに多い。
 「レジ袋の削減については、「レジ袋が減ることで、他の石油製品が生まれる可能性もある」などと効果を疑問視する声もある」とのことだが、いまや有料化批判は、引かれ者の小唄の感がある。
 百貨店が参加しなかったのは残念だが、さすがごみ先進地の名古屋市。まだ有料化していない地域の「田舎ではしやすいけれど、都市部ではちょっとね…」という言い訳は、もう通用しない。

http://www.asahi.com/eco/NGY200904040005.html

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2009年4月 3日 (金)

温暖化で桜が南下?

Photo 桜前線は北上するものとばかり思っていたが、ここ数年九州では南下するそうだ。今年、全国で桜の開花が最も早かったのは熊本の3月16日、次いで福岡の17日、大分と宮崎の18日とのこと。2007年は福岡(3月21日)、大分(22日)、熊本(23日)、宮崎(26日)、鹿児島(30日)という順番だったそうだ。桜は一定期間寒さを経験しないと花を咲かせないため、これまでも沖縄などではあった現象らしい。

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20090311/101092/?P=1

写真は、満開の氷室神社の枝垂れ桜


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2009年4月 1日 (水)

村田セイサク君

Photo 福岡市百道のビルでセイサク君に会った。感動。。
 なんとなく既視感?を覚えるのは、子供の頃、鉄腕アトムや鉄人28号をテレビで見て育ったせいだろうか?
 空を飛ぶアトムとチャリをこぐセイサク君、ちょっと違うけど・・。

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北九州市 公害の歴史物語る「環境ミュージアム」

Ts2c0195 公害の街から環境首都へ「進化」を遂げた北九州市は、それが評価され、環境モデル都市にも選定された。
 その北九州市で、公害の歴史を雄弁に紹介している「環境ミュージアム」へ行ってみて、公害がいかにひどかったかよくわかった。近くのセメント工場から飛んできた粉塵が詰まって塊のようになった小学校の雨樋、洞海湾のヘドロ、子ども達の病気がちな日常・・。
 欧米の環境問題は自然保護がベースにあるが、日本の環境は公害問題がベースだということに、今更ながら気付く場所だ。
 展示も説明も行き届き、なかなかよかった。

 1つ残念だったのは、環境シアターに入られなかったこと。既に始まっていたが、空席があったので入って座ろうとしたら、「団体優先」といわれ係員に阻まれた。
 「団体」といっても10人にも満たない少人数。席はガラガラだから、入ったって誰の迷惑にもならないだろうに、そういう規則なのだそうだ。
 団体予約のないときは、個人客のために定時に映像を流すらしいが、団体予約のある時は時間に関係なく、個人客はお断りなのだとか。
 この過剰な「団体優先」システム。「団体交渉」したであろう公害の歴史と関係あるのかな?

 写真は、ペットボトルの部屋。スプーン一杯のマヨネーズを流したら、これだけの水で薄めないと魚は住めないらしい。


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