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2009年4月 9日 (木)

「温暖化に荷担しない食べ方」のポイントは

 枝廣淳子さんの配信している「Enviro-News」に、シューマッハ協会の「食と気候変動」(キャサリン・クラーク)の記事が紹介されていた。
 それによると「人的要因による温室効果ガスのうち18%が畜産業だけから排出されている。この量は運輸産業全体が排出する量の合計を上回っている」のだそうだ。畜産業に加えて、化石燃料と化学肥料にたよる農産物の生産が、気候変動問題の一因になっているとのこと。食料生産と気候変動の関係に精通している人物であるアンナ・ラッペは「食糧生産に起因する温室効果ガスの総排出量を全体の31%と推定」しているようだ。
 確かに、フードマイレージの計算をしていると、一般家庭で使用するガソリンからのCO2より食卓からのCO2の方が大きいことがわかる。我が家など、国産野菜と米飯中心の食生活だが、それでもフードマイレージは小さくはない。ケーキとコーヒー、ビール、外食をやめればかなり減りそうだけれど、今はまだちょっとやめられない・・。しかし、これを読むとまだ他にも減らす余地はありそうだ。
 温暖化に荷担しない食べ方のポイントは次の5つとのこと。
1. 化石燃料や工業的に生産された農産物は買わないように、オーガニックや無農薬の地元産のものを選ぶ。
2. 肉の消費量を減らす。
3. カーボンフットプリントを減らすため、食べ物をできるだけ丸ごと、自然な状態で食べる(加工に大量のエネルギーを使うため)。
4. 地元の農産物を買う。
5. 簡易包装の食品を買う。

 以上だが、勝手に付け加えさせてもらうと3とも関連するが、「6.遺伝子組み換え食品や体細胞クローン家畜由来食品は買わない」。

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