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2009年6月29日 (月)

セブンイレブンのブランドイメージって?

 1週間程前、セブンイレブンが独禁法違反で公取から排除措置命令を出された。賞味期限間近の弁当などの見切り販売を制限したためとのこと。
 実は地域の活動で、ここ1ヶ月ほど市内のあちこちの店舗に「レジ袋削減ポスター」の掲示をお願いしている。コンビニでもファミリーマートなどは店長サイドにもある程度の裁量権があるようで、あまり固いことをいわずに「地域の活動だから協力させてもらいます」と引き受けてくれている。デイリーヤマザキやローソン、サークルKサンクスなどは、本部対応でOKをもらった。
 しかし、本部にかけあっていたセブンイレブンだけは、断固とした態度で断ってきた。理由は「当社のブランドイメージにあいません」とのこと。
 セブンの誇るこのブランドイメージってなんだろう?
 友人に聞いてみたら「過激な週刊誌を平気で通学路から見えるように並べる」「フードロスが多い」などロクなイメージではない。

 コンビニ全般にいえることだが、コンビニのまわりは散乱ごみが多いような気がする。レジ袋やおにぎりのパッケージがレシートと一緒に道路をフワフワ舞っていることもあり、「ああ誰かがあそこで買い食いしてそのまま散らかしたな」と思いながら片づけることも、近所に住んでいると少なくない。
 確かに便利で、コピー機なども利用させてはもらうけれど、迷惑店であることも確か。「お互い様」の精神を忘れていなければ、地域の活動として作った啓発ポスターの短期間の掲示を拒むことはないはずだ。
 セブンが断ってきたことに私は大変驚き憤ったが、セブン以外のすべてのコンビニは承諾してくれたので、多少安堵した。
 セブンイレブンには、おそらく「地域の店」という自覚がまったくないのだろう。完全に機械化され、マニュアル化されているため、本部が過去のデータにもとづいて判断し、物事を決めているらしい。
 しかし、顧客は地域住民であり、生身の人間。それを忘れている限り、コンビニチェーンの「最大手」の座をセブンはいつまでも守りとおすことはできないに違いない。

 憤りがおさまった今でも、私はセブンイレブンへは行かず、それより遠い他店を利用している。

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