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2009年7月28日 (火)

レジ袋有料化店に報奨金 日野市

 西友と三和の離脱により、2009年7月からのレジ袋一斉有料化が見送られた日野市で、資源ごみの回収に協力的で、レジ袋の無料配布を中止したスーパーに対し奨励金を払うそうだ。

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090727AT1G2700227072009.html

 東京・日野市、資源ごみ回収に奨励金 スーパーなど対象
 東京都日野市は2010年度から、ペットボトルや発泡トレーなど家庭から出る資源ごみの回収やごみ減量に積極的なスーパーなどに奨励金を払う。市による収集の頻度を半減させるのに伴い、民間での回収を促す形だ。資源ごみを購入した小売店などに持ち込むよう住民に求め、市の処理費用を削減する。専門家は「事業者に奨励金を払うのは全国的に珍しい」と注目している。
 日野市は10年度から月に2回だったペットボトルやトレーの収集回数を1回に減らす方針だ。一方で、資源ごみの回収に協力的でレジ袋の無料配布を取りやめたスーパーに資源ごみの回収量1キログラムあたり数円の奨励金を支給する計画だ。(27日 19:01)

 市の資源ごみの回収費用が減る分を、奨励金という形で資源ごみの回収やごみ減量に積極的な小売店に渡すのは理にかなっている。
 古紙回収に報奨金を出す市が多いのだから、日野市のようにレジ袋を大幅削減したり、トレーやペットボトルの回収に協力的な小売店に奨励金を出す市がもっと増えてもよいと思う。そうすれば、回収している店の「自分で売った以上のトレーが集まる」というぼやきも減りそうだ。

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