« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »

2009年11月

2009年11月29日 (日)

EUの住宅 2021年以降の新築はCO2ゼロに

 欧州連合(EU)では2021年以降に新築する住宅やビル(床面積50平方メートル以下は対象外)は、原則として二酸化炭素を実質的に排出しない「エコ建築物」※とするよう義務づけるそうだ。

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091129AT2M2802728112009.html

EU、住宅「CO2ゼロ」義務付け 21年以降の新築、オフィスも
 欧州連合(EU)は2021年以降に新築する住宅やオフィスビルなどについて原則として、二酸化炭素(CO2)を実質的に排出しない「エコ建築物」とするよう義務付ける規制を導入する。建築物はEU域内のCO2排出量の約4割を占め、抜本策が不可欠と判断した。エコ住宅の普及を検討している日本の対応にも影響を与えそうだ。
 EU加盟27カ国と欧州議会が28日までに合意した。来年1月に閣僚理事会などで正式に指令(法律)を採択した後、加盟国は2年以内に国内法を整備する。エコ建築物の義務付けはフランス政府が導入を検討してきたが、EU全体に広げる。(ブリュッセル=瀬能繁

 また、エコ住宅の普及が進むように、EU内で通用する「エネルギーパフォーマンス証明書」を発行し、エコ住宅は売買や賃貸借に有利になるようにするとのこと。
 EUではますます自然エネルギーの普及が進みそうだ。
 
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091129AT2M2004G28112009.html

※「エコ建築物」とは:日経新聞2009.11.29によると、「二酸化炭素(CO2)を排出しない形でつくり出すクリーンエネルギーが電気やガス、石油など一般の使用エネルギーを上回る形式の建築物。余剰のクリーンエネルギーを売却すれば差し引きで計算上はCO2の排出がさらに小さくなる。明確な基準はなく、今後、EU加盟国内で基準づくりの議論が本格化する」とのこと。

| | トラックバック (0)

2009年11月28日 (土)

コンテストやキャンペーンはほどほどに

 昨日、省エネ講座で自宅でPDCAを実践している講師の話を聞いた。P(プラン)、D(do実践)、C(評価)、A(点検)で家庭の省エネに成功したとのこと。大変素晴らしい発表で、20年度の経済産業相主催の「省エネコンテスト」で大臣賞に輝いたというのもうなづける。
 しかし、、、と、へそ曲がりの私は考えてしまう。
 私たちが国に期待することは、コンテストや啓発キャンペーンではない。コンテストも「省エネしよう」というインセンティブの1つだから、必要な施策だなどと思われては困る。
 省エネしようと思わない人でも、普通に行動することで結果的に省エネしてしまう・・というようなインセンティブを国に制度化してほしいのだ。
 つまり、ポイ捨てするより、店に返す方が「お得」になるようなデポジット制度や、ワンウェイ容器よりリユース容器を使う方が「お得」になるような経済政策、塩素系ラップよりポリエチレンラップを使った方が「お得」になるような誘導策を私たちは国に期待している。

 先日、スーパーの人に「一時期は、総菜の塩素系ラップは減ったけれど、最近また増えていますよね」といったら、「塩素系ラップ以外にもダイオキシンが発生するものはいくらでもある。塩素系ラップだけを悪者にするのはいかがなものか」といわれた。塩素系ラップだけを悪者にしているわけではないが、簡単になくせるリスクからなくしていけばいいと思うのは当然だろう。それに、ポリ塩化ビニリデンのラップを使うことで焼却場からのダイオキシンも心配だが、総菜に可塑剤が映らないかも気になる。気にする位なら塩素入りラップでラッピングされているスーパーの肉や魚、総菜は買わないという選択を消費者として行えばいいのだが、一般の消費者はどこのスーパーが塩素系を使っていてどこの店が非塩素系なのか判別できない。
 店側に塩素系ラップを控えてもらう方が現実的だが、店が塩素系を使いたがるのは、塩素系の方が少しだけ安く使い勝手も良いからだろう。
 使い勝手も改良次第で向上する。スーパーが塩素系ラップを使わないようにし向けることは、容器包装リサイクル法を利用すれば簡単にできるはず。私たちが国に期待することは、そういう施策だ。コンテストや単なる啓発キャンペーンではない。

 事業仕分けが終了し削減額が1兆7700億円とのこと。コンテストやキャンペーンの類がどれだけ廃止されたかはまだチェックしていないが、効果の疑わしい事業が大幅に減ったとしたら喜ばしい。

| | トラックバック (0)

明るい!LED電球

 40W相当タイプのLED電球を2980円で購入。40W相当とはいえ340ルーメン(昼白色相当)とのことで、早速つけてみたところ十分以上の明るさ。オレンジ色っぽい40Wの白熱電球より明るく思えるほどだ。消費電力4.5Wで4万時間の寿命。
 以前使った電球型蛍光灯は、安物だったせいか点灯するまでの時間が異常に長く用事が終わる頃にようやく明るくなった挙げ句、1年ほどで切れてしまった(6000時間使えるはずだったが、600時間も使ってない。やはり安物はダメだと思っていたが、今度のもLEDとしては安め。大丈夫かな?

| | トラックバック (0)

2009年11月 3日 (火)

デポジットと荻原弘子さん

 本棚のスペースをあけるため古い資料を処分しようと引っ張り出していたら、今春亡くなられた元日本テレビディレクターの荻原弘子さんから8年前に届いたファックスがでてきた。感熱紙のため、字が薄くなっていたが、まだなんとか読める。

   ×× 様
      From 荻原弘子
ワールドカップサッカーでは、どのように飲み物をうるのか?・・

 調べてみたらまだ決定していないようでした。
 ただし、スポンサーはコカコーラ社なので、コカコーラ社のものしか売らないと思います。
 このままでは、紙コップ(ペットボトルは?)あたりになると思いますが、スタジアムに散乱(座席に置き去り?)する心配はないのか、だれがどのように片づけるのか注目したいところです。
 東京で世界陸上が行われた時、国立競技場の座席にあき缶がずらっと置かれ、袋をもった人々が1こ1こひろいあげていたのを思い出します。
 静岡も埼玉もスタジアムでのデポジットを提案しませんか?ドイツではそのようなスタジアムが増えているそうです。スタジアムは県が管理していると思いますが、ひとつ提案してみませんか?(ダメもとで・・・)
 埼玉もエコリサイクルの会が検討中です。

 この手書きの文章と一緒に新聞の切り抜きも送られてきていた。
 「飲む前にデポジット払う 独サッカー場の飲料容器に導入」というタイトルで、ドイツのフライブルクのサッカー場でのデポジットの様子が紹介されている。

 早速、ごみの会の仲間数人で静岡エコパに繰り出し、デポジットを提案した。コカコーラ社にも出かけ申入れもしたように記憶している。もちろん、先方にとっては寝耳に水の提案だったため、「とりあえずご意見をうかがいました」というだけで終わったが、今全国でデポジット制を採用しているサッカースタジアムは少なくないだろう。

 まだ荻原さんがいなくなってしまったことが、信じられない。熱心で有能、とりわけ日本に飲料容器のデポジット制を取り入れたいと、そのためには骨身を惜しまない人だった。彼女なくして、デポジット制がはたして実現するのだろうか?と思うほどだ。
 彼女からは時々デポジット以外の「指令」も飛んできた。英国でのストッキングの販売状況を知らせてとか…、いつも突然で面白い内容だった。
 環境先進国でデポジット制度を採用していない国は少ないのではないかと思う。
 デポジット制も拡大生産者責任の1つだが、日本の企業の多くは、今の容器包装リサイクル法で既に十分生産者責任を果たしていると思っているようだ。しかし、使用済み容器の回収と中間処理は自治体が税金で行っている。税金を使ってワンウェイ容器を奨励しているようなものだ。リユースビンには極めて不利な制度。この制度を変えるためには、ワンウェイ容器もリユース容器もともにデポジット制にし、かつ処理費用を製品価格に前もって内部化しておく必要があると思う(ADF)。または、カナダのノバスコシア州などで行っているようなハーフバックデポジットでもいいし、北欧などのような新容器に課税する制度でリユース容器を促進してもいい。
 いずれにしても、デポジットともう1つリユースを促進する制度を併用して、容器ごみの散乱とワンウェイ容器の増加に歯止めをかけてほしい。これまでは提案しても却下され採用されることはなかったが、マニフェストにデポジットをあげている民主党に政権交代した今が最大のチャンスだ。
 容器包装の散乱を防ぐためまずはデポジットを、そしてリユース容器を増やすための制度を実現させたい。
 下記でデポジットを要望する署名を受けつけている。
「デポジット署名にご協力を」

| | トラックバック (0)

« 2009年10月 | トップページ | 2009年12月 »