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2009年12月14日 (月)

COP15 2030年まで熱帯林を破壊する合意案?

 COP15の合意案で、途上国の森林減少を食い止める時期を2030年にする案を盛り込んだとのこと。いまや途上国の森林減少は「待ったなし」の状態。2030年まで待っていたら手遅れではないだろうか?
 とりわけ、バイオ燃料や製紙原料のプランテーションを作るために破壊されているインドネシアやマレーシアの泥炭湿地林と巨大な水力発電用ダムが建設されるアマゾンの熱帯林の開発などは、今すぐ中止すべきではなかろうか?

http://www.shizushin.com/news/environment/science/2009121201000633.htm

30年に森林破壊に歯止め 途上国で保全、COP15合意案 12/12 23:17  【コペンハーゲン共同】京都議定書に続く地球温暖化対策の枠組みを協議する気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で、発展途上国の森林保全を地球温暖化対策につなげるための合意案の全文が12日、明らかになった。途上国の森林減少を食い止める時期を「2030年」とする案を示し、初めて年次目標を盛り込んだ。  森林減少に伴う温室効果ガス排出量は、世界の排出量の十数~20%程度に上るとされる。特にアマゾンやインドネシア、アフリカなど大量の二酸化炭素を蓄えている熱帯雨林の減少などが大きな問題で、次期枠組みでも、途上国の森林減少を抑える仕組みをどう盛り込むかが大きな論点になっている。  森林問題に関する同条約の特別作業部会の非公式会合で作成された合意案は、冒頭で「すべての締約国は共同で、途上国の森林面積の減少を食い止め、増加に転じさせることで、排出削減を目指す必要がある」と明記。その時期を30年とする案を示した。  森林が多い途上国が温暖化対策の観点から取るべき行動として、森林の減少や劣化に伴う排出の削減、森林に蓄積された「炭素」を保全し、その量を増やす努力、持続可能な森林経営などを挙げた。

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