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2009年12月18日 (金)

タスマニア裁判闘争 日本も無関係ではない

 タスマニアの森林をめぐる裁判が山場を迎えているようだ。タスマニアの木の多くは、日本の印刷用紙などの原料だから、私たちの大量消費型の暮らしがこの裁判を引き起こしたともいえる。

【以下、JATANのニュースからの転載】

タスマニアの伐採問題に関心をお持ちの方々へ

■ガンズ20、いよいよ審理始まる! 裁判闘争資金、寄金のお願い
Help with Gunns 20 Case!
タスマニアの伐採企業、ガンズ社(Gunns Ltd.)が2004年暮れに、巨額の賠償金請求とともに、20の環境保護活動家・団体を相手に訴訟を起こしました。これは「ガンズ20(Gunns 20)」と呼ばれ、保護活動などを行う一般の
住民や市民たちを相手に、自由な言論活動を封殺し、経済的・精神的に苦境に立たせようとするSLAPP(Strategic Litigation Against Public Participation)の典型例として世界的
に注目を集めている訴訟のひとつです。この間、ガンズ社がボブ・ブラウン上院議員ら一部の訴訟相手を除外したり、またウィルダネス・ソサエティとそのメンバーたちは示談に応じるなどして、最初の訴状が提出されてからすでに5年近くが過ぎようとしていますが、現在この訴訟の被告人は3名の市民活動家と1団体のみになりました。いずれもが州南部のルーカストンというコミュニティの住民で、地元の美しい森を子や孫の代まで守ろうとガンズ社を相手に闘い続けてきた市民、グループです。いよいよ最初の審議が来年2月2日にメルボルンの最高裁で始まります。「ヒューオン渓谷環境センター(Huon Valley Environment Centre, HVEC)」とその主宰者であるアダム・バーリング
(Adam Burling) 氏は裁判を前に、あらためて州最大の企業に対する闘争の決意を固めるとともに、闘争支援の寄付金を広く募っています。大きな財政基盤を持たない彼らがこれから裁判闘争を継続し、勝ち抜くためには皆さんからの資金支援は大きな支えとなります。ご協力をお待ちしています。

○バーリング氏からの募金のメッセージはこちら(英語)。
http://www.huon.org/Gunns20
○バーリング氏の個人ブログ
http://adamburling.com/
○下記のYouTube、URLに入っていただくと、地元の森林を子どもたち未来世代に残そうというHVECのメンバーおよびバーリング氏の肉声と映像をご覧になれます。
http://www.youtube.com/watch?v=8QW6VVLXuvs&feature=player_embedded
○寄付は以下のサイトから。クレジットカードの情報を入力していただくと直接、HVECの口座に募金ができます。どうぞ、ご協力ください。
https://www.paymate.com/PayMate/ExpressPayment?mid=HVEC
○タスマニア、ルーカストン 原生林伐採計画に揺れる町
http://www.jatan.org/jn/JN55Aus.html

熱帯林行動ネットワーク(JATAN)

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