中国で遺伝子組み換えイネ2品種を承認
消費者リポート(1455号)によると、中国政府が2009年12月に遺伝子組み換えイネ2品種を承認したとのこと。「この組み換えイネは主に害虫のコブノメイガとサンカメイガに対して効果がある」とされているそうだ。しかし、このイネが作り出す殺虫毒素はアレルギー疾患を引き出す可能性があるとの研究報告もあるとのこと。
食品としての安全性だけでなく、このイネの毒素は土壌中に分泌されることで生物多様性への影響も懸念されている。
また、このイネが中国で商業栽培された場合、日本に加工品として入ってくる可能性もあるとのこと。
花粉が日本まで黄砂にのって飛んでくる可能性はあるのだろうか?日本のイネの安全性が心配だ。
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