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2010年2月19日 (金)

大丈夫?「水自給率」 日本の森と水のため緊急の法整備が必要

 Enviro-News from Junko Edahiro( No. 1758 )に下記の紹介が載っていた。読んでいて寒気がするくらい怖い内容だ。

東京財団 提言書「日本の水源林の危機」 --グローバル資本の参入から「森と水の循環」を守るには--
http://www.tkfd.or.jp/admin/files/2008-9.pdf

 人間の生命線である「水」とそれを生み出す「森林」を守る法律が、日本では未整備のため、水資源目当ての森林買収がおきているそうだ。また、法改正により水道事業が民営化できるようになったため、海外資本の参入が起きているという。
 以前から、水ビジネスのために森林が買われているという噂をあちこちで聞いていたが、疑心暗鬼だった。「コワイね〜」などと冗談半分にいっていたが、もう冗談ではすまされないようだ。
 蛇口をひねれば安価でおいしい水がでて当たり前、水道事業は各自治体が管理して当たり前の時代は終わり、いずれ日本は水さえも「自給」できなくなるのではないかと怖くなる。
 
 温暖化が進めば、水不足と食糧不足は必至。不足する水で儲けようと、ウォータービジネスが横行するのは避けられない。被害を最小限に食い止めるためには、緊急の法整備が必要だ。

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