ペットボトル水のCO2は水道水の1000倍!
FoEの「脱・使い捨てニュース」vol.4によると「東京大学の平尾雅彦研究室の飲料水のライフサイクルの環境負荷比較調査(2009年3月日本LCA学界で発表)によると、ペットボトル入りミネラルウォーターの生産・流通におけるCO2排出量は、水道水の約1,000倍にもなる」とのこと。
よく容器のLCA比較グラフを見る機会がある。ペットボトル容器のCO2排出量は他の容器に比べて突出しているというわけでもないので、超軽量ペットボトルならばそれほど環境負荷は高くないように思いこんでしまうが、ペット飲料の問題は容器のLCAだけではないことをこの数字は物語っているのだろう。
水道水とミネラルウォーターのチェック体制を比べれば、水道水の方が安全性が高いことも確かだ。
やはり、ペット飲料より水道水の方が環境にも健康にもよさそうだ。
http://www.foejapan.org/waste/D_news/vol4.pdf
○リユース容器の促進と散乱ごみ防止のため、下記の署名サイトでデポジット署名を集めています。
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