« 消費されるサラワク熱帯林 パームオイルの次は紙  | トップページ | もう時代遅れ?灰溶融炉の終焉 »

2010年4月29日 (木)

1300年祭でにぎわう奈良 風に舞うレジ袋と迷惑する鹿

Photo
 奈良県は今、1300年祭でにぎわっている。それは結構なことだが、ごみ問題は考えられているのだろうか?
 かつて中国は、オリンピックを目前にして国中のレジ袋の無料配布を禁止したが、奈良県でレジ袋を有料化しているスーパーはコープなどごく少数だ。
 ウミガメやペンギン、クジラなど野生生物の死骸の胃の中からよく多量のプラスチックごみがでてくるが、奈良公園で死亡した鹿の胃の中からも大きなプラスチックごみの塊がでてくる。

「鹿の胃の中のプラスチックごみ」

 レジ袋を一斉有料化した富山県や名古屋市など、全国では多くの市町村や県が既にレジ袋有料化を実現しているが、奈良県内ではまだ一市町村も有料化されていない。
 奈良県のごみ減量意識とレジ袋配布事業者の良心、奈良県民の良識に期待したい。
 県内が無理ならせめて奈良市内だけでも、一日も早くレジ袋の無料配布を中止してほしい。

 写真は昨日の奈良駅。最近は、線路にまでレジ袋が落ちている。

○リユース容器の促進と散乱ごみ防止のため、下記の署名サイトでデポジット署名を集めています。


|

« 消費されるサラワク熱帯林 パームオイルの次は紙  | トップページ | もう時代遅れ?灰溶融炉の終焉 »

レジ袋」カテゴリの記事

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1300年祭でにぎわう奈良 風に舞うレジ袋と迷惑する鹿:

« 消費されるサラワク熱帯林 パームオイルの次は紙  | トップページ | もう時代遅れ?灰溶融炉の終焉 »