紙製弁当容器 食べ終わった後はリサイクル
大学生協のランチボックスのエコ化が全国的に進んでいるようだ。
大学によってもいろいろあるようだが、プラスチック製(スチレン?)の弁当容器にPPフィルムが貼ってあり、食べ終わった後フィルムをはがし、大学生協に返すと10円戻ってくるデポジット制を採用している大学もあれば、紙製で紙の上にPPフィルムが貼ってあり食べ終わった後はフィルムをはがして通常の古紙リサイクルに出せるタイプの容器を採用している大学もある。
プラスチック製の方はデポジットで確実に回収しリサイクルにまわしている点は評価できるが、やはりプラスチックより古紙リサイクルできる紙製に軍配を上げたい。
試しに紙製のランチボックスに入った弁当を1つ買ってみた。ご飯の上にピリ辛の鶏肉が乗っている弁当で、味はなかなかよかったが、ピリ辛の赤い色がほんの少し紙に付着してしまい、このまま古紙回収に出してよいものかと不安になった。
汚れやすい部分はフィルムをもう少し大きくして、内側だけでなく外側も一部覆う必要があるようだ。
また、食べ終わった後のこのランチボックスを古紙回収に出す学生が何人いるかと考えると、プラスチック製と同様に、10円か20円のデポジットを付けて確実に回収し、生協が責任持って古紙回収業者に渡す方がよいと思う。
このランチボックス、大学生協以外ではあまり見かけないが、ホカ弁やコンビニなどでも採用したらきっと売れると思うが、大学構内ならばいっそのこと使い回しのできる弁当容器を採用し、100円程度のデポジットで回していくことも可能だろう。大学で「環境」を教えているならば、実践も必要だ。「リサイクルよりリユース」を学生にも体験してほしい。
※写真は紙製ランチボックス。上は食べる前、下は食べ終わってフィルムをはがした後。
○リユース容器の促進と散乱ごみ防止のため、下記の署名サイトでデポジット署名を集めています。
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