エコロジカルフットプリントと放射能フットプリント
昨日、WWFが主催するエコロジカルフットプリント講演会に参加した。参加者の大半が事業者で、具体的な計算法を知りたがる人が多かった。知りたい気持ちはわかるが、無理だろう。そんなに簡単に公式にあてはめて計算できるようでは、複雑な環境に正確に対応できる環境指標とはいえない。
放射能フットプリントの話にも及んだ。エコロジカルフットプリントでは放射能は負荷の大きさを正確に知ることは難しいので、放射能フットプリントという別枠の指標が必要だとのこと。
カーボンフットプリントが少ないからといって、安易に原発に走る風潮に歯止めをかけるためにも、放射能フットプリントが普及してくれることを願っている。
今回の講演会で使われた資料や放射能フットプリントについては、後日WWFのホームページで公開するそうだ。
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