エントロピー学会のお知らせ「低炭素社会を問う」
エントロピー学会の2010年全国シンポジウムが京都で開催されるそうだ。招待講演のテーマは、ナバホ先住民のウラン鉱山開発による健康被害や環境影響について。会員も一般も同一料金とのことなので、非会員でも参加しやすい。
今秋開催のエントロピー学会京都大会では、「『低炭素社会』を問う」をテーマとして、原発問題と地球温暖化問題の関係を取り上げます。地球温暖化論は、原発推進のために利用されていますが、一方、温暖化も現実的な問題で相当の対策が必要だという意見もあります。 その問題構造を明らかにするとともに、他の学会では取り上げないような広い範囲の問題を発表し、議論する場を予定しています2010年10月16日(土) 10:30〜 18:30 /17日(日)10:00〜16:00
会場/同志社大学 新町キャンパス 「臨光館」など(地下鉄今出川駅徒歩7分)
【統一テーマ】 『低炭素社会』を問う
【参加費】 会員・非会員同額/予約不要 (会員以外の皆様の参加も歓迎します)2日間/一般3,000円 学生1,000円 1日のみ/一般2,000円 学生500円
【主なプログラム】
◎基調講演 室田武(同志社大学)「低炭素社会という名の高ウラン社会を問う」16日10:40~◎招待講演 クリス・シューイ(アメリカ・サウスウェスト研究情報センター ウラン影響評価プログラム長)
「アメリカ南西部ナバホ先住民居留地内のウラン開発の負の遺産:健康被害と環境影響」
逐語通訳: 振津かつみ(医師) 16日11:20~◎パネルディスカッション「低炭素社会と原発について」17日13:00~16:00
パネリスト予定者/田島一成(前環境副大臣/衆議院議員)、小出裕章(京大原子炉実験所)、山田耕作(元京大理学部教員)ほか◎自主企画・一般講演 地域セミナーによる自主企画や個別会員の研究発表
◎若手企画「上関原発建設問題と若者たち」(ドキュメンタリー映画『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会、鎌仲ひとみ監督+若者たちの茶話会)16日13:50~18:30
◎勝手コーナー・ポスターセッション
◎懇親会 16日のシンポジウム終了後(19:00-20:30)会場/室町キャンパス「寒梅館」 地下会議室A 一般3,500円(ノンアルコール3,000円)学生2,000円
◎オプショナルツアー
10月15日(金)「日本の原爆開発 京大サイクロトロンを見る」…京都市内
10月18日(月)「小浜・明通寺住職中嶌哲演氏訪問+敦賀・高速増殖炉・もんじゅ
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