レジ袋好きは和歌山の県民性?
レジ袋有料化の足並みが乱れ、売り上げ減少を理由に有料化を中断するスーパーが後を絶たなかった和歌山だが、今度はコンビニをも巻き込んでの削減協定を結ぶようだ。
しかし、有料化以外の店舗のレジ袋辞退率目標は20%とのこと。有料化しなくとも、ポイントや声かけでもOKという甘さで、
「わかやまノーレジ袋推進協議会」は2月1日から、有料化だけでなく、さまざまな手法でレジ袋削減に取り組む。加盟は新規21業者337店を加え、54業者552店となった。
新規参画は日本フランチャイズチェーン協会加盟のコンビニ6業者をはじめ、ホームセンターや家電量販店など。削減の手法が幅広くなったことで、スーパーやドラッグストアの加盟も増加した。
一方、ピーク時に33業者215店あったレジ袋の有料化は、17業者82店に減少。他の業者ではポイント付与や割引、声掛け運動に取り組む。
とのこと。県の努力はわかるが、どうも努力する方向が間違っているように思える。20%程度の目標ならば、協議会などに加盟しなくても独自でできる数値。これでは既に有料化したスーパーのはしごを外したようなものだ。川口市のような条例化、県民向けの地道な啓発活動、市町村にごみの指定袋制の導入を呼びかける(葉山町のようなごみ半減袋とか・・)など、他にもできる取り組みがあったろうにと思う。
それにしても、たかがマイバッグを持参すればよいことなのに、和歌山県民のこの有料化への抵抗ぶりをみているといったいなんだろうと思うが、有料化の声もまだあがらない隣接のN県よりはマシなのだろう(もちろん有料化せずにレジ袋が減ればそれでよいわけだが、残念ながらそういうことはほとんどない)。
熊本では熊本市を中心とする14市町村が10月から有料化をスタートさせるとのこと(熊本市では2009年11月から既に開始)。
また、インドやイタリアでは国をあげての取り組み(禁止)が進んでいるようだ。
インドやイタリアの取り組み↓
http://blogs.yahoo.co.jp/zaqwsx_29/folder/1029825.html
和歌山の取り組み↓
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=204615
熊本の取り組み↓
http://kumanichi.com/news/local/main/20110129002.shtml
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