新年のごあいさつ 環境破壊の損害額に思う
明けましておめでとうございます
だんだん年賀状を書くのも億劫になり、年賀メールになってしまった・・と思っていたら、今年は年賀メールも失礼してしまいました。
ご挨拶をいただいたみなさま、ありがとうございます。
帰省先に『自動車の社会的費用』という古い本を持参しましたが、時間がなく読めないでいます。先日の新聞によると、国連環境計画(UNEP)金融イニシアチブなどの研究グループが30日までに「人間活動が原因の環境破壊による2008年の損害額は約6兆6千億ドル(約530兆円)に上り、世界の国内総生産(GDP)総計の11%にもなる」との調査結果をまとめたそうです。UNEPは、現在の傾向が続けば2050年の損害額は4倍超の28兆6千億ドルあまりに上ると推定しているとのこと。作物の不作や健康悪化による損失額などを含んでいるそうです。これまで経済を優先させ、環境を犠牲にしたツケがこの金額ということでしょうか。
もし、人間のすべての活動の社会的費用を個別に計算したならば、どの活動のコストが大きいだろうか・・原発はいかほどだろうか?ペットボトルやレジ袋はどうだろう?ナフサ免税などしている場合ではないのでは?などと、新しい年を迎えとりとめもなく考えています。
では、今年もよろしくお願いします
| 固定リンク
「その他」カテゴリの記事
- ベトナムの最後のジャワサイが密猟の犠牲に(2011.10.26)
- 歓迎 菅首相の脱原発依存(2011.07.14)
- この危機に結束して対応できない議員はいらない(2011.06.01)
- 奈良市総合計画を考える緊急市民集会と電磁波学習会(2011.02.25)
- 新年のごあいさつ 環境破壊の損害額に思う(2011.01.02)
最近のコメント