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2011年1月 2日 (日)

新年のごあいさつ 環境破壊の損害額に思う

明けましておめでとうございます

 だんだん年賀状を書くのも億劫になり、年賀メールになってしまった・・と思っていたら、今年は年賀メールも失礼してしまいました。
 ご挨拶をいただいたみなさま、ありがとうございます。

 帰省先に『自動車の社会的費用』という古い本を持参しましたが、時間がなく読めないでいます。先日の新聞によると、国連環境計画(UNEP)金融イニシアチブなどの研究グループが30日までに「人間活動が原因の環境破壊による2008年の損害額は約6兆6千億ドル(約530兆円)に上り、世界の国内総生産(GDP)総計の11%にもなる」との調査結果をまとめたそうです。UNEPは、現在の傾向が続けば2050年の損害額は4倍超の28兆6千億ドルあまりに上ると推定しているとのこと。作物の不作や健康悪化による損失額などを含んでいるそうです。これまで経済を優先させ、環境を犠牲にしたツケがこの金額ということでしょうか。
 もし、人間のすべての活動の社会的費用を個別に計算したならば、どの活動のコストが大きいだろうか・・原発はいかほどだろうか?ペットボトルやレジ袋はどうだろう?ナフサ免税などしている場合ではないのでは?などと、新しい年を迎えとりとめもなく考えています。

 では、今年もよろしくお願いします

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