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2011年6月

2011年6月 4日 (土)

菅さん 私は普通の食べ物が食べたい!遺伝子組換えナタネなどのパブコメ募集中

 福島県にナタネやヒマワリをまいて放射能で汚染された土壌を回復しようという計画が進行中だ。この計画自体は文句のつけようがないように思えるが、問題は国産のナタネやヒマワリの種子が十分に揃うのかということである。
 ヒマワリに遺伝子組換えのものがあるかは知らないが、遺伝子組換えでないナタネの種子には遺伝子組換え種子が混入していることがあるという。それだけでも心配なのに、農水省では現在、遺伝子組換えセイヨウナタネなどの承認に関するパブリックコメントが募集されている。
 承認されれば、福島県にまくことになるのだろう。

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遺伝子組換えセイヨウナタネ、トウモロコシ及びワタの第一種使用等に関する承認に先立っての意見・情報の募集について
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550001373&Mode=0

☆ホームページから意見提出(農水省HP)
https://www.contact.maff.go.jp/maff/form/b3da.html

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 福島県が、放射能と遺伝子のダブル汚染地域になることのないよう祈りたい。
 遺伝子組換え植物は「ただちに危険性はない」だろうが、生態系に大きなダメージを与える可能性は高い。生物多様性にもマイナスだ。今年の1月にも遺伝子組換え大豆のパブコメをやっていた。なぜ、こんなリスキーなものを導入したがるのか、理由がわからない。
 遺伝子操作も放射能汚染もされていない、ごく普通の食品が食べたい。こんなささやかな願いでさえも、かなわないのだろうか。

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2011年6月 1日 (水)

この危機に結束して対応できない議員はいらない

 携帯電話の電磁波の危険性をWHOが認めた。それに対し総務省は「ただちにガンになる状態ではない」とコメントしたとテレビで伝えていた。
 「ただちに影響はない」放射能と同じコメント。この国は、即効性の毒物以外は対応しないようだ。
 菅さんを不信任している暇があったら、少しでも勉強し、速やかに原発よりましなエネルギー政策を考えてほしい。この危機に、結束して対応できないような国会議員など、どの党であってもいらない。国民の不安を軽く考えているとしか思えない。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110601/t10013259381000.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110601-00000672-reu-int

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