菅首相の英断!原発ストレステスト実施決定
このままなしくずし的に、玄海原発を皮切りに再稼働するつもりかとあきらめかけていた日本の原発政策に、ようやく一筋の光が見えたがする。
菅首相は、ストレステスト等、原発の再稼働のための新ルールを作るとのこと。おかげで再稼働は遅れそうだ。思い切りハードルの高いルールにして、来年にはすべての原発を停止させてほしい。ひとたび事故が起きれば、天文学的な金額の損失が出る。そんなものを一部の輩たちの金儲けのために、動かすことはない。
今回の事故で、大勢の子供達が命の危険にさらされ、若い優秀な人材が海外へ流出している。福島では、3.11離婚が増え、自殺に追い込まれた人もいる。
たかが電気のために、経団連会長はこの期に及んでもまだこんな馬鹿げたものを動かしたいようだ。「日本は島国で資源に乏しく、原発の安全対策を徹底するしかない」と強調したとのこと。経団連に加盟している企業でも、自家発電しているところは、電力会社に電気を買ってもらいたいとは思っているだろうが、原発を動かしてほしいとは思っていないに違いない。経団連はもはや、多様化した日本の経済界にとって、時代遅れの遺物になっているのではなかろうか。
首相、原発再稼働の判断留保…新基準等作成まで
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110706-OYT1T00902.htm
首相は答弁で、原発再稼働について、東京電力福島第一原発事故を踏まえ、「従来のルールなら経産省原子力安全・保安院、経産相の判断で(再稼働を判断)できるが、国民に納得をいただくのは難しい」と指摘。そのうえで、原発の耐久性を調べるストレステスト(耐性検査)にも触れ、「ストレステストも含め、日本のすべての原発を共通のルールでチェックできるような形を検討してくれと(経産相らに)指示した」と説明した。
米倉経団連会長 脱原発後の独エネルギー政策など意見交換
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110706/biz11070601280001-n1.htm
経団連会長、脱原発のドイツで閣僚と会談
http://www.mbs.jp/news/jnn_4768445_zen.shtml
| 固定リンク
「原発」カテゴリの記事
- 歓迎 菅首相の脱原発依存(2011.07.14)
- 議員と経団連はグルで原発とTPPを推進?(2011.07.13)
- 菅首相の英断!原発ストレステスト実施決定(2011.07.06)
- 簡単に参加できる原発関連署名サイト(2011.07.03)
- この危機に結束して対応できない議員はいらない(2011.06.01)
最近のコメント