容器包装リサイクル法見直しの請願が国会で採択!
「容器包装リサイクル法の見直しを求める請願」が、今日(2011.8.31)国会で採択された。このような請願が全会一致で採択されることは珍しい。拡大生産者責任をより強く求めなければ、ごみ問題は解決しないという認識が定着したためだと思われる。
詳しくは↓
http://www.citizens-i.org/gomi0/
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「容器包装リサイクル法の見直しを求める請願」が、今日(2011.8.31)国会で採択された。このような請願が全会一致で採択されることは珍しい。拡大生産者責任をより強く求めなければ、ごみ問題は解決しないという認識が定着したためだと思われる。
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最近、ストーン紙という石でできた紙がエコ商品として出回っているそうだ。植物繊維でできているわけではないので、通常の古紙回収ルートにはのせられないが、石灰石とプラスチックでできているので、プラスチックとしてのリサイクルならばなんとかなるらしい(つまり、リサイクルできるのは容器包装以外のプラスチックの回収ルートをもっている自治体のみで、普通の市町村では焼却ごみになる)。
製造時の二酸化炭素排出量が少なくてすむとのことで、エコ商品として宣伝され、リーフレットなどに採用する自治体や企業も増えているとのこと。
この「製造時の二酸化炭素排出量が少ない」という言い方は最近よく聞くが、「運転時の二酸化炭素排出量がゼロ」だからエコだといっていた原発の宣伝にも通じるところがある。
また、「工場内での二酸化炭素排出量が少ないからエコ」といっていたバージンパルプの宣伝にも通じるところがある。よく聞いてみると、バージンパルプ生産は生物由来燃料(黒液)を使い、それをカーボンフリーとして排出量ゼロと計算していたせいだが、おかげで二酸化炭素排出量などは、計算の前提によってどうにでもなるということがよくわかった。
そろそろ、二酸化炭素排出量のわずかな差をエコだ、悪だというのはやめたいものだ。
紙とそっくりなのに、古紙リサイクルには乗せられない「合成紙」のエコ宣伝はやめてほしい。持続可能な管理をされた森からの木材で紙を作り、古紙リサイクルの輪をきっちりとまわしていきたい。
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