その他

2011年10月26日 (水)

ベトナムの最後のジャワサイが密猟の犠牲に

 ベトナムに生存していた最後のジャワサイが、サイの角を狙った密猟の犠牲になり、絶滅したとのこと。残っているジャワサイはインドネシアのジャワ島に生息する50頭のみとなったという。

http://scienceportal.jp/news/daily/1110/1110261.html

 南アフリカでは、サイの角は金の価格を上回っているそうで、中国などへ輸出され薬として売買されているようだ。

http://wildlife.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-b4c5.html

http://www.asahi.com/eco/TKY201009230366.html?ref=rss

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2011年7月14日 (木)

歓迎 菅首相の脱原発依存

 7月12日の首相官邸ブログを読んだ。首相の決意が述べられていた。
http://kanfullblog.kantei.go.jp/2011/07/20110712.html

従来のエネルギー計画を白紙から見直し、中長期的に再生可能エネルギー導入と省エネルギーを促進し、原発への依存から脱却してゆく―――この明確な“決意”を、1日1日の中でどこまで“形”に置き換えていけるか。今日も全力で取り組みます。

 激しいメディアリンチを受けている首相だが、一日も長く首相の座にとどまり、原発依存からの脱却をすすめてほしい。

 なお、今日の首相のブログは「社会保障・税一体改革」。これも支持したい。
http://kanfullblog.kantei.go.jp/2011/07/20110714.html

 

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2011年6月 1日 (水)

この危機に結束して対応できない議員はいらない

 携帯電話の電磁波の危険性をWHOが認めた。それに対し総務省は「ただちにガンになる状態ではない」とコメントしたとテレビで伝えていた。
 「ただちに影響はない」放射能と同じコメント。この国は、即効性の毒物以外は対応しないようだ。
 菅さんを不信任している暇があったら、少しでも勉強し、速やかに原発よりましなエネルギー政策を考えてほしい。この危機に、結束して対応できないような国会議員など、どの党であってもいらない。国民の不安を軽く考えているとしか思えない。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110601/t10013259381000.html

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110601-00000672-reu-int

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2011年2月25日 (金)

奈良市総合計画を考える緊急市民集会と電磁波学習会

 奈良市総合計画が政争の道具として利用され、否決されたことに対して怒った市民が、緊急市民集会を行う。市民集会の呼びかけは、この総合計画に深く関わった市民公募委員が行った。
 また、主催は別だが、同日午後2時から電磁波集会が奈良市内で行われる。これは、奈良市公共施設のオール電化や学校のIT化が無批判で行われることに関して危機感を感じた市民による学習会だ。どちらも参加者を募っている。

【転送歓迎】--------   「奈良市総合計画を考える緊急市民集会」 ブログ http://sokeiyushi.exblog.jp/ http://www.geocities.jp/sokei_yushi/110227tirasi.pdf   私たちが市民公募委員として2009年10月より8回にわたり関わった『奈良市第4次総合計画』のその後の経過に深い関心をもっていました。  この度、議会の指摘を受けて再検討、修正された総合計画の修正案が1月末から開催された臨時議会に再提案されました。その結果、議会内の特別委員会で可決されました。  その後、7日に開催された本会議では否決されました。この一連の経緯を知り、大変驚いています。  そこで、より良い総合計画とするために、議員の皆様から直接説明してもらい、みんなで考える場として緊急市民集会を開催します。  市民、議会、行政が協力してより良い「奈良市総合計画」を創り上げたいと思います。今後の奈良市が決まる、まさに岐路です。奈良市民皆様のお越しをお待ちしています。 ★日時:2011年2月27日(日)10:00〜12:00 ★場所:奈良商工会議所 中ホール       (奈良市登大路町36-2 TEL:0742-26-6222) ★内容:1 総合計画って? 講師:新川達郎(同志社大学大学院総合政策研究科教授)      2 市議会での総合計画審議過程の経緯報告 天野秀治(元総合計画検討特別委員会委員長)    3 パネルトーク ご出席いただいた議員     *緊急市民集会に先立ち、全議員に2月15日、ご案内と質問書を送付しました。 ★問合せ・申込み:奈良市まちづくり市民会議委員有志の会      当日直接ご参加いただけますが、できれば事前に下記までお申し込みください。      (参加費無料)      Email:sokei_yushi@yahoo.co.jp = = = = = = = =
学習会 電磁波について学ぼう  〜携帯電話・IH調理器・オール電化って大丈夫?〜

講師:大津いつおさん

2月27日(日) 14:00〜16:00 open13:30 (平常営業はいたしません)

定 員 : 20名 (要予約)

参加費 : 1000円(資料・のみもの付) 

主催:奈良エコライフ研究会

会場・申込先:とおく&らいぶcafe葉音
〒630-8296 奈良市後藤町12-2
Tel / Fax : 0742-27-5972
Blog : http://blogs.yahoo.co.jp/paoncafe

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2011年1月 2日 (日)

新年のごあいさつ 環境破壊の損害額に思う

明けましておめでとうございます

 だんだん年賀状を書くのも億劫になり、年賀メールになってしまった・・と思っていたら、今年は年賀メールも失礼してしまいました。
 ご挨拶をいただいたみなさま、ありがとうございます。

 帰省先に『自動車の社会的費用』という古い本を持参しましたが、時間がなく読めないでいます。先日の新聞によると、国連環境計画(UNEP)金融イニシアチブなどの研究グループが30日までに「人間活動が原因の環境破壊による2008年の損害額は約6兆6千億ドル(約530兆円)に上り、世界の国内総生産(GDP)総計の11%にもなる」との調査結果をまとめたそうです。UNEPは、現在の傾向が続けば2050年の損害額は4倍超の28兆6千億ドルあまりに上ると推定しているとのこと。作物の不作や健康悪化による損失額などを含んでいるそうです。これまで経済を優先させ、環境を犠牲にしたツケがこの金額ということでしょうか。
 もし、人間のすべての活動の社会的費用を個別に計算したならば、どの活動のコストが大きいだろうか・・原発はいかほどだろうか?ペットボトルやレジ袋はどうだろう?ナフサ免税などしている場合ではないのでは?などと、新しい年を迎えとりとめもなく考えています。

 では、今年もよろしくお願いします

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2010年11月26日 (金)

遺伝子組み換え生物は、生物多様性への挑戦

 クローズアップ現代(2010.11.25)で遺伝子組み替え動物が紹介されていた。成長速度が3倍の巨細鮭やデング熱対策のためにマレーシアで放される予定の自爆遺伝子を組み込んだ蚊、百万以上の遺伝子を合体させた「合成生物」など、恐ろしい生物が紹介された。

http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2970
 
 遺伝子組み換え植物ですら安心できないのに、このような生物が自然界に放たれたらどうなるのだろうか?『ニュー・サイエンティスト』誌2007年3月8日号によると、最新の研究で、このGM鮭は性格を変え獰猛になることが分かり、もし環境中に逃げ出すと、生態系に予測不能の影響をもとらしかねない」(『生物多様性と食・農』(天笠啓祐著、2009年))とのことである。しかも、このようなGM魚は、メスを引きつける力が強い反面、生殖能力が弱いため、種の絶滅の危険性もあるという。
 遺伝子組み換え作物も同じだが、GM生物は生態系に予測のつかない脅威を生み出している。
 

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2010年11月12日 (金)

レアアースから「ジェヴォンズの法則」を考える

 一昨日(2010.11.10)のNHKクローズアップ現代で、レアアースの開発について放映していた。レアアースを採掘するには、レアアースと同量程度のトリウムの処理が必要になるとのこと。放射性物質であるトリウムを処理するには莫大な費用がかかる。中国でこれまでそのトリウムを厳格に管理せず、適当に処理することで安く輸出してきたとすると、環境問題が起きている可能性もあり、そのため輸出量を減らしているのではなかろうかとのことだった。
 レアアースを採掘することは、トリウムをどう処理していくかという問題であり、そのためトリウムを原発に利用する技術をドイツのカールスルーエの研究所では研究しているという。
 レアアースはエコカーや風力発電に使われている。それらの省エネ製品を作るために、新しく原発技術を開発するつもりのようだ。
 最近知った「ジェヴォンズの法則」を思い出した。
 19世紀の英国の経済学者W.S.ジェヴォンズは、著書『石炭問題』に書いているそうだ。石炭枯渇の怖れに対して、作られた熱効率のよい蒸気エンジンは、その「エンジン総台数の増加率のほうが、効率アップによる個々のエンジンにおける石炭消費量の低下率より大きい」(室田「第7章 環境と資源・エネルギー」『環境経済・政策学の基礎知識』,2006)。
 つまり、個々の省エネ製品は、問題解決にはならないということである。もぐらたたきのように、1つ1つ対症療法で問題を解決していくことは、ミクロでみて正しくとも、マクロでみると正しいとは限らない。
 省エネ技術は、結果的に使用エネルギー量をふやしている、ということはありそうなことだ。
 環境問題を解決するには、個別の対症療法でなく、総量規制が何より必要だろう。

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2010年8月12日 (木)

エコロジカルフットプリントで試してみよう!あなたの暮らしはエコ?

 最も信用度の高い環境指標の1つ、エコロジカルフットプリント。自分の暮らしが地球何個分か、日本何個分かわかるサイトがある。
 試してみたところ、地球1個分の暮らしは職住近接の人などは十分可能だ。難しいのは日本1個分の暮らし。これを実現するのは難しそうだが、チャレンジする価値は大いにある。
 おためしください↓
http://www.ecofoot.jp/quiz/index.html
 
 NPO法人 エコロジカル・フットプリント・ジャパンのホームページ↓
http://www.ecofoot.jp/top.html

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2010年8月11日 (水)

世界中で異常気象

 地球上のいたる所で、ほころびがでているようだ。ロシアの火災、中国やパキスタン、インドの洪水、南米の寒波……どれも深刻な被害が出ている。
 ロシアの火災は、自然発火による森林火災が泥炭層に入り込み(あるいは泥炭層でくすぶっていた火が燃え広がった?)、干ばつのため消火できず燃え広がり、それに猛暑が追い打ちをかけ、被害を拡大させているのだろうか。森林の自然発火は昔からよくあることなのに、これほど被害を拡大してしまったのは、異常気象のせいだろうが、しかし、異常気象ばかりが原因ではなく、プーチン首相が開発しやすいように緩和してしまった森林政策にもあったという。
 「チェルノブイリで起きた原発事故により放射能に汚染されたブリャンスク地域で、放射性物質の拡散が懸念される」とのことだが、せっかく放射性物質を吸収してくれている木々が焼失してしまったならば、また被害がでるということだろうか。
 そういえば、今回の火災とは関係ないが、汚染地域からのブルーベリーが最近安く日本に入ってきているとも聞いている。※「まだ続くチェルノブイリ原発事故の影響」

 中国各地で頻発している洪水の被害も深刻だ。既に2万人が被災したという。また、猛暑でバスやトラックが突然発火・炎上する事故も過去3日間で20台もあったとのこと。

 温暖化対策は急を要している。

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-16672620100806

http://mainichi.jp/select/world/news/20100807ddm007030004000c.html
 
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100804/chn1008042045009-n1.htm

http://sankei.jp.msn.com/world/china/100801/chn1008012147005-n1.htm

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2010年5月 9日 (日)

大丈夫?水道事業の民間委託 安全でおいしい水の提供は自治体の責任で

 安全でおいしい水を安く提供することは、自治体の最低限の公共サービスの1つ。世界では水道事業を民営化してひどい目にあった国や地域もある。日本ではさすがに水道事業を民営化した自治体はまだないようだが、民間委託は増えているようだ。
 料金徴収を民間に委託する程度なら問題は少ないかもしれないが、水は空気と同じく命と直結しているものなので、民間委託化も慎重でなければならないと思う。

 水のおいしい長野県飯田市では、庁舎内での会議には水道水をコップで提供しているそうだが、自治体の中には、安全でおいしい水を市民に提供していながら、いまだに庁舎内での会議にペットボトルのお茶やミネラルウォーターを出しているところがある。ペットボトルのリサイクル費用もバカにならないのに、わざわざペットボトルを使うのは、水道水に自信がないからだろうか?

 FoE Japanの「脱・使い捨てNEWS」vol.4によると、京都市水道局では2009年に、水道水、国産ミネラルウォーター、外国産ミネラルウォーターを飲み比べる「利き水」調査をしたところ、「一番おいしい」という回答が最も多かったのは水道水だったそうだ。そのためか、京都市では自信をもって市民に水道水を勧めている。
 
 写真は京都市営地下鉄内の京都市水道水の宣伝。
Ts2c0270

○リユース容器の促進と散乱ごみ防止のため、下記の署名サイトでデポジット署名を集めています。

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