ゴミ・リサイクル

2009年6月 9日 (火)

リユースやリサイクルではなく、ペットボトルは生産量を制限すべき

 環境省は、ペットボトルの再使用と再資源化を比較し、飲み終わったペットボトルはリユースするよりも、繊維などにリサイクルする方がエネルギー消費量や二酸化炭素排出量は小さいなどとする調査結果をまとめたそうだ。しかし、宅配などの仕組みを活用しリサイクル率を高めたり、充てん工場から販売地までの輸送距離を100キロメートル未満に短縮することで、リサイクルより、リユースの方が環境負荷が少なくできるという。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/aba1345cf7e797ea02c2463b5870fe98

 私たちが望むのは、無数のペットボトルをリユースしたりリサイクルしたりしてもらうことではない。使い捨て容器の生産量に規制をかけ、できるだけ使い回しのビンや水筒を使った方が「トク」になるようなシステムを構築しムダを省くこと、回収率をあげるためのデポジット制を導入すること、などだ。
 携帯電話にしても、行政が回収キャンペーンをはるのではなく、メーカーが自ら回収するようにしてほしい。
 生産者や販売者が本来果たすべき責任を税金で肩代わりするような現在のごみシステムを見直し、自治体の責任で回収・処理するごみとそうでないごみの区分を徹底的に見直すべき時期が来ているように思う。

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2009年5月21日 (木)

どうなる?!名古屋市の環境政策

 名古屋市には期待していただけに、大変がっかりした。
 ごみの非常事態宣言以来、名古屋市は環境政策の先進地域だったはず。ごみ削減をめざし、全市でレジ袋を有料化したり、来月からは容器包装とその他の廃プラを一緒に回収しマテリアルリサイクルする実験に協力することにもなっている。
 市長選にはなんの関心もなかったので知らなかったが、先の名古屋市長選で河村たかし新市長が誕生したそうだ。その誕生に貢献した政策集団「チーム河村」のメンバーにあの「なんでも燃やせ、リサイクルはするな、もっとCO2をだそう、温暖化が待ち遠しい」などトンデモ発言を連発し物議をかもしている武田邦彦がいたという。
 先日(2009/5/14)、市経営アドバイザーとして10名委嘱されたそうだが、既に就任していた1人を加えると全部で11名。このうち、9名が「チーム河村」のメンバーで、武田氏も環境担当としてアドバイザーに就任したそうだ。
 ブレインが武田氏では、名古屋市の環境政策は転換を余儀なくされるだろう。とても残念だ。
 それにしても、名古屋市民はそれでいいと思っているのだろうか?

http://mainichi.jp/chubu/newsarchive/news/20090515ddq041010017000c.html

http://www.asahi.com/politics/update/0514/NGY200905140009.html

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2009年5月15日 (金)

廃プラの混合回収 6月より実験開始

 容器包装リサイクル法に基づく2009年度の再商品化事業者の落札結果が公表された。
 ペットボトル価格は急落、その他プラスチック製容器は高止まりとのこと。その他プラが高止まりしたのはマテリアルリサイクルが価格を押し上げたためだという。
 マテリアルリサイクルはPEやPPを抜き出してリサイクルし、残りは他工場へ運びサーマルリサイクルなどされることが多いそうだ。つまり、マテリアルリサイクルは容リ法で回収され、再資源化工場に運ばれてもその約5割ほどしかされていないことになる。そのため、マテリアルリサイクル優先の現制度を見直す声が高いようだ。
 そのせいか、容器包装リサイクル法のその他プラの回収に変化がでてきた。
 経済産業省が、平成21年度一時補正予算「低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業」で、名古屋市の協力の下、プラスチック製容器包装と製品プラスチックを混合回収した廃プラを対象に、2ヶ月間3000世帯のごみで6月から実験を開始する。
 マテリアルリサイクルの可能性を検証するためとのこと。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0420090514caaj.html

未来樹脂、家庭の廃プラを樹脂製品に再生する実験に着手
 【立川】未来樹脂(東京都小平市、荻原岳彦社長、042・346・1131)は、家庭から出たペットボトルとトレー以外のプラスチックゴミを樹脂製品に再生する実験に着手する。容器包装リサイクル(容リ)法上の義務がない廃プラスチックが混ざったゴミをマテリアルリサイクルする試みになり、実施に向け経済産業省の資金支援と名古屋市の協力を取り付けた。マテリアルリサイクル率の向上は年間1000万トン以上の二酸化炭素(CO2)を削減する方策になるといわれ、実験を通じて商機を探る。
 実験はまず名古屋市に容リ法対象のペットボトル、トレー以外の容器包装ゴミと、バケツやプランターなどプラスチック素材100%の「製品プラスチック」ゴミの混合回収を委託。市は約3000世帯を対象に、6月から2カ月間協力する。
 未来樹脂は約20トンの混合ゴミからマテリアルリサイクルする上での原料となる再生ペレットを約10トン製造。
(掲載日 2009年05月14日

 この実験の成功で、全国に混合回収が広がることを期待している。

 それにしても、奈良市の容器包装プラは現在ケミカルリサイクルされているそうだが、もしマテリアルリサイクルの工場へ行った場合のことを考えると心配になる。
 減容施設で既に4割省かれて(破袋機で破れない二重袋で出す市民が多いため)、リサイクル工場に運ばれた残りの6割のうちまた半分省かれるということは私たちが回収に出しているプラの3割しかマテリアルリサイクルされないという計算。やはり過剰な包装やレジ袋などは初めからもらわない、買わないで「元から絶つ」必要がある。

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2009年5月 2日 (土)

まぎらわしい容器包装プラ分別に朗報 

 政府は、すべてのプラスチック製品をまとめて回収し、再処理することを事業者に義務づけることにしたようだ。
 プラスチックを容器包装とそうでないものに分けるという難しい作業もこれでなくなる。理解しにくい分別だから、分別の不徹底に困っていた自治体も多かったはずだ。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090501AT3S1702V30042009.html

 廃プラすべて再処理、事業者に義務づけ 政府が検討

 政府はすべての廃プラスチック製品を再処理する仕組みをつくる。現在は別々に回収しているコンビニ弁当などの容器包装とほかのプラスチック製品をまとめて回収し、新たにプラスチック製品にしたり、燃料にしたりすることを事業者に義務づけることを検討する。資源の効率利用と温暖化ガスの削減につなげるのが狙いだ。
 廃プラスチック製品のうち7割を占める容器包装は全国の半数以上の市町村が分別して回収、容器や食品メーカー、小売業者の費用負担で再処理している。ただ残りの市町村は回収費用がかかるなどの理由で再処理していないほか、それ以外のプラスチック製品は焼却されているのが現状だ。(09:14)

 名古屋は昨年暮れ、容器包装プラと容器包装以外の廃プラを一緒に回収しリサイクルしたいと国に構造改革特区を申請。それを国が却下していたわけだが、容器包装リサイクル法を緩和する今回のプランを既に検討していたからだろうか。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/cop10/list/200903/CK2009030202000215.html

 どちらにしても、プラスチックの分別に悩まずにすむようになりそうで、とてもよかった。

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2009年4月29日 (水)

容リ法のプラスチック製容器包装の分別排出は有効?

Ts2c0226 プラスチックの分別排出はよいと思うが、容器包装のプラだけを集める現在の回収方法はかなりムリがあるのではないか。
 先日、奈良市奈良阪町にある「奈良市その他プラスチック減容施設」を見学した。
 市は排出するプラを二重袋に入れるなと広報しているが、広報が行き渡っていないため、レジ袋を小袋として使い、レジ袋の中にその他プラを入れて、そのレジ袋をさらに45リットルのゴミ袋に入れている人が多い。小袋として使われたレジ袋は破袋機では破れないため、すべて異物として中身毎除去し、焼却処分するそうだ。
 手選別のベルトコンベアーのラインで、4〜5人の作業員が汚れているものやその他プラ以外のものを、破れなかったレジ袋と一緒に除去する。そのため、集まったその他プラの約4割が異物として除去されている。手で破り中身を吟味する時間はないし、もしそのレジ袋の中に異物が入っていたら、協会から再び引取拒否される事態になることを考えると、たとえ4割も焼却することになったとしても、それ以外の選択肢はないのだろう。
 それにしても、容器包装のプラとそれ以外のプラをなぜ分けないといけないのか、本当に理解している市民は多くないだろうから、この法律はハナからムリがあるのではないかと思う。
 ちなみに、それ程徹底して除去していても、その後の抜き打ち検査ではさらに17%の異物が混入しているとのことなので、また容リ協会から引取拒否にあうのは時間の問題かもしれない。

 写真は、1m x 1mに圧縮したプラスチック製容器包装を再商品化事業者まで運ぶためトラックに積み込むところ。


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2009年4月12日 (日)

尋常ではない大阪の事業系ごみ量

 古紙ジャーナルによると、平成18年度の18大都市の中で、大阪市の事業系ごみ量は突出しているそうだ。

http://www3.kcn.ne.jp/~kosi/back830.htm

 家庭系ごみ量と事業系ごみ量は比例していないので一概にはいえないが、ザッと見たところ、古紙回収意識の高い地域ほど、事業系ごみ量が少ないように見える。
 G30(平成22年度には平成13年度に対しごみを30%削減)を推進している横浜市、ごみ緊急事態宣言をして以来分別を徹底している名古屋市、雑がみ回収をしている川崎市、雑がみを雑誌に混ぜて出すように指導している静岡市…いずれも古紙回収意欲の高い地域だ。
 それに比べて、近畿地方の古紙回収意欲は全般に低い(堺市は近畿地方の中では例外的に集団回収にキロ4円もの助成金をつけるなど古紙回収意欲が高い)。家庭系ごみには、例えばプラスチックを分別回収しているかなど、古紙以外の要素も大きいので古紙回収量が事業系ほどごみ量に影響を与えないが、もともと古紙比率の高い事業系ごみには古紙リサイクルの有無がかなり影響しているように見える。
 もちろん、事業系ごみの処理料金がごみ量に影響するはずなので、古紙回収意欲の高い地域ほど事業系ごみの回収料金を高めに設定しているか、または名古屋市などのように市では一切回収せず業者にまかせるなどして、結果的に事業者のごみ処理料金負担が大きくなっているのだろう。


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2009年2月26日 (木)

コンビニや高島屋の廃食油を石鹸・洗剤に再生

 日経新聞(2009.2.25)によると、石鹸製造の渋谷油脂(神戸市)がコンビニやデパートなどから回収した廃食油を原料に、薬用ハンドソープや洗濯用洗剤を製造し、発生元の企業に戻す事業者始めたそうだ。
 食品廃棄物のリサイクル率を2012年までに45%に高めるよう求める改正食品リサイクル法への対応策となるとのこと。 

 リサイクルに参加するのはファミリーマート、和食レストランを展開するサトレストランシステムズ、ユニー、高島屋の四社。ファミマの場合は国内七千四百店のうち二千四百店が対象。いずれも「フライヤー」と呼ぶ揚げ物調理器からでる廃食用油を中心に回収する。専門業者が精製し、せっけんの主原料である脂肪酸に加工する。
 渋谷油脂がリサイクル脂肪酸を用いてハンドソープや洗濯用洗剤を月に五—六トン生産する。ファミマとサトレストランシステムズはハンドソープを各店舗のトイレで使用。ユニーは、ハンドソープをプライベートブランド商品として発売した。高島屋は、洗濯用洗剤を「ホワイトローズ」の名称で三月からギフト用品として売り出す。(日経新聞 一部抜粋)

 廃食油からのバイオディーゼル燃料は、安全面で規制が強化されてきているので、石鹸類に再生する方が低リスクだ。
 熱帯林を破壊して作られた可能性のあるパームオイルなどではなく、国内の食品廃棄物からの原料で作られた石鹸や洗剤は私もぜひ使ってみたい。

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食物をごみにしない「食べきり運動」

 日本でも英国でも「食べきり運動」が行われているようだ。
 友人が紹介してくれた農水省のサイト「食品ロスの削減にむけて」を見ていたら「おいしいふくい食べきり運動」がリンクされていた。
http://ikuhikari.com/default.aspx

 とてもユニークなサイトで、福井県内の家庭が一年間に発生する食品ロス量のことや食べ残しを減らす調理法のアイディアなどが紹介されている。
 英国の「食べきり運動」も紹介されていて、英国も日本と同様の飽食ぶりだということがわかる。

 英国(UK)では、わたしたちが買う食物の3分の1が廃棄されています。
 悲しいことですね?

 さらに悲しいことに、
 その食物の大部分が食べられるものなのです。捨てられているのは、決してバナナの皮とティーバッグだけではありません。
 食物の入った三つの買物袋と、その一つを棄てることを想像してみてください!
 食物をムダにすることは、お金をムダにすることです。

 もっと悲しいことに、
 それは資源をムダにすることであり、気候変動の大きな原因でもあるのです。
 もしわたしたちが食べられたはずの食物をムダにすることを止めていたら、CO2の影響は、路上の自動車の5台に1台を減らすことと同じだったのです。

 幸いなことに
 わたしたちが買った食物を最大限に活用するために、誰にでも簡単で効果的にできることがあります。
 お気に入りの方法を見つけるために、このサイトを探検してみてください - メニューには三つ星シェフや婦人協会からの助言やレシピなど、いろいろありますから・・・

 食物のムダを押さえることで、お金を節約し、環境を守ってください。
 食物がきちんと食べられたとき、わたしたちみんながもっと幸せになれます。

 英国では「Love Food, Hate Waste」(食べ物を大切に、ごみを減らそう)キャンペーンが大きな成果を上げているそうだ。運動開始後半年で、145万世帯が新たに削減に取組み、50万トンものCO2が削減されたという。
http://ikuhikari.com/WRAP.aspx

 我が国で廃棄されている食品は1900万トンとか。この食品廃棄物のうち食べられるのに捨てられていると思われる食品ロスは年間約500万から900万トンもあるそうだ。
http://www.maff.go.jp/j/soushoku/recycle/syoku_loss/pdf/gaiyou.pdf

 「もったいない」とか「食育」とかいう前に、まず「食べ物を捨てるな」ということを子供に教える場は今はどこが適しているのだろう?
 昔のように家庭まかせにはできなくなっているのは確かだし、学校では給食残飯を出すのが当たり前で、家に食べ残しを持ち帰らせないくらいだから教えられない。税金を使って、国や地方自治体がキャンペーンをするしかないのだろうか?

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2009年2月 5日 (木)

文春が武田エコ批判説に反論 公開質問状

 今日発売の週刊文春(2009.2.12号)に『環境問題はなぜウソがまかり通のか』の著書である武田邦彦氏への反論が大きく掲載された。
 ある意味マスコミの寵児だった氏に対し、これだけのスペースを割いて反論するとはアッパレ…と、文春を見直す思いで読んでみた。
 レジ袋に関して以外は、ほぼ納得のいく内容。レジ袋に関しては、あまり専門知識がないと思われる神戸山手大学教授のコメントが採用されていたのは残念だ。
 その教授らが平成14年に行った調査によると、「80%の人がレジ袋を台所の生ゴミを入れる袋や、ゴミ箱の内袋に再利用していた」「レジ袋がもらえなくなったら、代わりの袋を購入するという人が60%もいる」とのことで、「調査の時点で、レジ袋を再利用しないで捨てるという人は0.8%しかいませんでした。つまり、レジ袋を有料化しても、多くの人がゴミを捨てるために代わりの袋を買うことになり、ゴミの全体量もさほど減らないでしょう」というコメントを紹介している。
 この結論は明らかにおかしい。理由は下記のとおり。
 1つはこのコメントの根拠が7年も前の調査であること。その頃は、ごみを有料化している自治体もまだ多くはなかったからごみの指定袋制を導入している自治体も限られていたが、今はごみ有料化が進み、指定袋を採用している自治体は多い。調査時点と今とでは、社会背景が明らかに変わっているのだ。だから、今同じアンケートをとったら違う結果になる可能性は高い。少なくともごみの外袋としてはレジ袋を使えない地域が増えているのだから。
 次におかしいのは、この調査は人に対する調査であり、実際のレジ袋量は不明であるにも関わらず、量を推定し、「ゴミの全体量は減らないでしょう」と強引に結論を導き出していること。レジ袋をもらえなくなったら、代わりの袋を購入する人が60%いるというが、60%の人が現在もらっているレジ袋量と同量の袋を購入するとは考えにくい。今までタダだからとムダに使っていた分を引き締めると考える方が普通ではないだろうか。同じアンケート結果から、「ゴミの全体量は少なからず減る」という結論を導くことだって可能だ。
 また、同じ平成14年度に杉並区が行った「杉並区中継所搬入ごみ組成調査(平成14年度)」では、ごみ中に含まれるレジ袋の約7割が単なるごみとして捨てられていたというが、そのことをこの教授はご存知ないのだろうか?おそらくレジ袋は専門ではないのだろうから知らなくとも不思議はないが、その手の調査は、例えば京都市が「家庭ごみ組成調査報告」でも行われ、ごみ中にレジ袋の占める割合が、1998年から2001年までの4年間の平均で7.3%(容積)も占めているそうだ。また、『「レジ袋」の環境経済政策』(舟木賢徳著)によると、廃棄物学会論文誌に掲載された福岡雅子氏の論文では、レジ袋がごみ袋として利用できる市での調査で、1枚のごみ袋の中に平均5.4枚のレジ袋が捨てられていて、そのうちの約3割のレジ袋はごみなども入れられることなくそのまま捨てられていたそうだ。
 このような「量」の調査が何カ所かで行われているにも関わらず、7年も前の意識調査的なアンケート結果で、有料化による全体のごみ量うんぬんを推定するのはやめてほしい。レジ袋有料化により、ごみ量は確かに減るという根拠はいくらでもあるのだから。

 とはいえ、レジ袋の害はごみ量が増えることだけではない。そのことを文春にはもっと突っ込んでほしかったが、誌面の都合もあるのだろうか。
 文春がレジ袋に関しては多少歯切れが悪いのは残念だが、それでも武田氏の「エコバッグを使うより、使いまわせるレジ袋」を使用した方がよいとする説の根拠である「レジ袋は石油の不必要な成分を活用している」という点には異論を紹介し、武田氏説に疑問を呈している点は評価できる。
 
 次回の文春では、ぜひ武田氏の紙リサイクル批判についてもとりあげてほしい。
 また、2月号で「温暖化懐疑論」をとりあげた日経エコロジーも、温暖化懐疑論だけでなく、武田氏のリサイクル批判をもきちんと検証し警鐘を鳴らすべきだろう。

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2008年12月23日 (火)

安すぎるペットボトルの再処理費用 やっぱり生産規制が必要

 今日(2008.12.23)の日経新聞に「リサイクル素材、在庫増加」の記事があった。ペットボトルも古紙も鉄スクラップも、輸出急減と国内メーカー減産を受けて、余剰になってきたとのこと。
 最近、レジ袋の再処理費用の計算方法を教えてもらったので、それをもとに、ペットボトルの再処理費用を計算してみた。
 それによると平成21年度の500mlのペットボトルの再処理費用は、レジ袋のそれに比べてバカ安いことがわかった。
 レジ袋は、消費者の環境意識の向上に加えて小売業者の再処理費用負担などから、最近有料化にはずみがつき、流通量が減ってきた。平成22年度のペットボトルの再処理費用ははね上がるとは思うが、レジ袋並みになったとしても1本約1円(レジ袋は1枚10gと仮定すると1枚当たり34銭)(小売店負担分)。再処理費用だけではペットボトルは減らないことは確実だ。消費者の環境意識の向上が、ペットボトルの削減につながるにはまだ時間がかかるだろうから、やはりペットボトルは生産量を規制する政策が必要。
 ペットボトルもレジ袋も、代替品はいくらでもある。それにも関わらず、なぜ日本ではこんなに環境負荷の高いものを規制もかけず大量に使い続けているのか、不思議で仕方ない。

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2008年12月 3日 (水)

鉄スクラップや古紙などの再生資源価格が急落

 今日(2008.12.3)の日経新聞によると、鉄スクラップ価格がピーク時の1トン当たり7万円近辺から、1万円程度まで下落。自動車リサイクル業者の経営に影を落としているという。

 古紙も中国での需要減で輸出価格が急落、国内需要も減少していることから、「行き場のなくなった古紙が一気に増えて、乱売になれば、体力のない問屋は厳しい状況に追い込まれる」(中堅問屋)とのこと。年内は国内の製紙会社は買値を維持しているが、年を越せば価格調整は避けられないだろうとの見方。
 問屋が厳しい状況になれば、問屋より体力のない古紙回収業者は廃業の危機。
 ふたたび、古紙余剰時代が迫ってきた。

 そういえば先月、日本再生資源事業協同組合連合会が所属組合員に「再生資源価格急落・国内在庫急増中!」速報を配布した。

http://www.beitsubo.com/news/article.asp?news_id=14981

 (前略)このたびの米国金融不安に端を発した世界同時不況の影響などで、古紙を始めとした再生資源(鉄スクラップ・非鉄金属・ペットボトル・廃プラスティックなど)の国際需給も完全に冷え込み、国内においても価格暴落や入荷制限などの事態が生じていることから緊急に現状を知らせた。
 速報によると、古紙類は10月後半に入って輸出価格が1トン当たり2万円台から4分の1の価格に下落でストップ安状態となり、輸出自体成約できなくなり国内製紙メーカー各社も2割以下の入荷制限をしている。
(省略)
 このような事態が長引けば日資連では、回収した資源の在庫が間違いなく国内に溢れ、平成8年頃の大余剰化状態をさらに上回って逆有償回収や逆ザヤでの古紙輸出した悪夢が再来するのではないかと予想する。
 そこで日資連としては、再生資源の回収団体としての受け皿機能を担っている立場から、「回収した資源のごみ化を防ぐ最大限の努力をして参りますが、取引各位様との契約内容の価格変更をはじめとして在庫の保管対策やさらには逆有償回収にも踏み切らなければならない状態も勘案されます」と緊急連絡した。

<追記>2008.10.5
 大手製紙会社は年内は古紙の買値を維持しそうだが、中小の多い家庭紙メーカーは、12月から再生トイレットペーパーの原料である上物古紙の買値を引き下げたとのこと。
 トイレットペーパーの原料となる色上古紙は12月から2円下がり、1キロ22円(メーカー着値)、模造古紙も2円下がり、25円程度となった。


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2008年11月20日 (木)

ペットボトルのリターナブル化に黄信号

 「紙市場」によると、ペットボトルのリターナブル化はドイツでも縮小傾向にあるらしい。
 確かに、リターナブルペットボトルの安全性への疑問は以前からデポネット(EPRとデポジット制度の実現をめざす全国ネットワーク)でも指摘していたし、環境省はペットボトルリユース実証実験の2次販売を延期したので、「やっぱり…」という気持ちもないではないがとても残念だ。
 技術開発で安全性への疑問が払拭できることを願うが、それまで「軽量化」や「リサイクル」などだけですませてよいはずはない。
 ペットのリターナブル化がすぐにはムリなら、リターナブルのガラスビンを普及させるような社会システムを早急につくるべきだ。市民団体や自治体頼み、業界まかせのやり方ではペットボトルの氾濫はとまらない。
 環境省は19日、環境税導入を自民党環境部会に要望したそうだが、ペットボトル規制も周回遅れにならないようお願いしたい(既に2周遅れかな?)。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=10377

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081119AT2G1900119112008.html

http://www.beitsubo.com/news/article.asp?news_id=14951

PETリサイクル 07年度回収率69・2% 課題多いリターナブル化

PETボトルリサイクル推進協議会は10月28日、経団連会館(東京都千代田区)で、07年度の活動実績をまとめた「PETボトルリサイクル年次報告書2008年度版」発刊に伴う会見を行い、3R推進に向けた取り組みの進捗状況等を報告した。
 同協議会では、改正容器リサイクル法に対応した取り組み目標「3R推進に向けた自主行動計画」を06年に策定、10年度を目標年度に定め活動している。07年度のPETボトル回収率は、前年度比2・9%増の69・2%。欧州41・1%(07年)、米国23・5%(06年)と比べても高く、引き続き世界最高水準を維持しており、目標回収率75%以上に向け「順調に進んでいる」(服部政夫会長)としている。
 リデュースでは、主要容器サイズ・用途ごとの重量で04年度比3%削減を目指している。07年度は、15種のうち8種で、0・9~10・0%の軽量化を達成した。
 リユースについては、今年3月に環境省がリターナブルPETボトル導入検討会を設置し、その動向が注目されている。同協議会では、リターナブルPETボトルの導入が進んだ欧州を中心とした海外動向の調査研究を実施。それによると、現在オランダやノルウェーなど北欧4カ国ではわずかに残っている程度で、最もシステムが整備されているドイツでも縮小傾向にあると報告した。
 これらを踏まえて、安全性の確保ができていない現段階では、リターナブル化を進めることができず、例え安全性が確保されたとしても解決困難な課題は多く、十分な検討を要するとの業界スタンスを示した。公文正人副会長も「(リターナブルPETボトルを)否定はしないが、現状の洗浄技術等を考慮すると安全を担保できない」としている。
(板紙・段ボール新聞 11月17日)

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2008年11月19日 (水)

ペットボトルリサイクルの危機

 これまで心配されていた事態がついに現実になった。
 中国へのペットボトル輸出にかげりが生じ、かつて元気だった国内でのリサイクルも既に弱体化。このままいけば町中にペットボトルがあふれる日は間近だ。
 今朝のNHKによると、板橋区では廃ペットボトルの入札価格が以前の4分の1になり、落札した業者も「板橋区のペットボトルはきれいなので今回はたまたま落札したが、次回はわからない」とコメントしていた。

 この危機は、板橋区だけの問題ではない。中国向け廃ペットボトルルートが止まれば容器包装リサイクル法による再商品化事業者へペットボトルが大量に流れ、国内ルートの混乱も避けられない。
 なぜこのような事態を招いたのか。
 ペットボトル再生事業といえば帝人が有名だが、その帝人が「ボトルtoボトル」事業の休止を発表したのは今年10月2日。帝人ファイバーが事業を始めた当初は容リ協から1kg当たり70円の委託料を受けて処理していたが、近年は使用済みペットボトルの海外輸出が進み有償に。採算が取れず、ついに休止を決断したという。
 帝人と同様に再生事業を行っていたペットリバースも、今年6月に破産。この2社はケミカルリサイクルだが、根来産業などペットボトルのマテリアルリサイクルを手がけていた工場でも手痛い目にあっているところは多い。
 ペットボトルのようなワンウェイ容器に何の規制もかけず、大量に作ることを放置し、リサイクルだけで解決しようとした国の政策が間違っていたのは確か。その間違った政策に翻弄された企業も犠牲者だが、リターナブルにするなど政策的に大量生産・大量消費を阻止することはいくらでもできたはずなのに、このような不備なシステムに付き合わされ、大量の廃ペットボトル回収費用を税金で支払わされている国民も犠牲者といえる。

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2008年11月12日 (水)

古紙の問屋買値が下落 国内需要も減少

 昨日(2008.11.11)の日経新聞↓によると、古紙の問屋買値が下落したとのこと。

東京地区で新聞古紙が1キロ12-15円、雑誌古紙が9-11円、ダンボール古紙が10-13円とそれぞれ前月比0.5-3円下がった。新聞古紙は4年9ヶ月ぶり、雑誌・段ボール古紙は約7年ぶりの値下がり。国内、輸出向けとも製紙会社の需要が急速に鈍っていることが背景にある。(一部抜粋)

 国内メーカーは古紙の購入量を1-3割減らしているそうだ。中国向けの輸出がストップし、旺盛だった国外需要が急減している今日、国内需要の減少は、回収古紙が古紙問屋のストックヤードからあふれた1996年頃の現象を彷彿させる。
 

 (前略)国内の製紙各社が古紙仕入れの建値を下げていない。だがこれまで競合する輸出価格の上昇に応じて古紙問屋に払ってきた1キロ2−5円の割増金(プレミアム)を「段階的に引き下げている」(大手古紙問屋)。
 国内メーカーは軒並み古紙の購入量を1−3割減らしていることもあり、古紙問屋の手取り収入が減少している。古紙問屋は回収業者からの買値の一段の引き下げを検討しているようだ。(以下省略)(2008.11.11 日経新聞)

 以前の古紙余剰問題は、中国への輸出により解消された。しかし、今度もし余剰になれば、逃げ道はない。
 もちろん、古紙が一時的には巷にあふれるにせよ、景気後退とともに古紙の発生量も減り、以前ほど余剰は続かないという可能性もある…。

 それにしても今回の「輸出ストップ」はあっという間の出来事だった。 
 北京オリンピック開催期間中、空気汚染防止対策で製紙会社が操業を一時ストップせざるをえなくなり古紙価格は下がったが、オリンピック閉幕とともに価格が回復…と思ったらすぐにまた下落。下落理由は確か「米国向けの繊維価格が下がりそれに連動」などの理由があげられていた。そうこうしているうちに、ついに輸出がストップ。
 古紙価格の変動を見ていると、そのときに世界に何が起きているかも多少わかるような気がする。

 ※古紙価格の変動は下記に詳しくまとめられています。
「11月分古紙輸出中止!!需要減で中国価格急落 関東の古紙組合ー東京23区のごみ問題を考える」
 


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2008年11月 2日 (日)

古紙、雑品、中国向け輸出ついにストップ

 昨日(2008.11.1)の日経新聞によると、関東製紙原料直納商工組合は11月分の古紙輸出を中止したそうだ。「世界的な景気の減速で古紙の需要が急減、中国の価格が急落したことが理由」とのこと。
 今回は商社10社のうち、7社が見積もりを出すことを辞退し、残りの3社の価格も、国内価格を大幅に下回ったため、「海外の暴落相場に合わせて売ることは出来ない」(同組合)と判断したという。
 古紙だけではない。日刊資源新報によると、雑品(ミックスメタル)も停止状態。

http://www.shigenshinpou.com/news/weekly2.htm

再生資源市場 中国向け喪失の危機 雑品輸出などが事実上の停止状態

 国内再資源化業者が最も恐れていた事態がやってきている。これまで旺盛なニーズの下で輸出ドライブが続いてきた中国向け雑品(ミックスメタル)の船積み輸出が買い止め状態に陥ったことを契機に、国内に拠点を持つ中国向け荷受けヤードの多くも商い停止を余儀なくされている。

 非鉄金属スクラップを取り扱う再資源化業者の多くが、これまで頼ってきたスソ物(低品位)非鉄スクラップや鉄付き非鉄などの売り先が一転して市場から姿を消してしまったことで、マーケットは既存のルートの停滞とあわせ、軒並み開店休場状態となっている。

 9月中旬以降、雑品市場はこうした状況が続いており、一部では中国に着いた商品が様々なクレームをつけられた後、キャンセルされて日本に戻されたケースもあるほど。金融不安による実体経済の急速な悪化は、中国国内でも深刻化しており、更に儲からないとなれば即ビジネスを停止すると謂われる買い方が貿易商談をストップさせている。(以下、省略)

 このまま停止状態が続くと、古紙も雑品も日本中にあふれ、ごみになりそうだ。廃ペットボトルの高価買取が取りやめになるのも時間も問題だろう。

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2008年10月24日 (金)

神戸の減装実験 効果あった!

 今年5月「簡易包装でごみ減量実験 エコ包装はダンボールで?」で紹介した簡易包装の実験結果が、ようやくまとまった。
 簡易包装に対する住民の好感度は、予想以上のものがあったようだ。
 簡易包装で、店頭での異物混入などの犯罪が増えると心配する向きもあるかとは思うが、現状でも犯罪は起こっているわけだし、きっと同じだろう。

http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20081021ddlk28040446000c.html

ごみ減装実験:包装ごみ1.2トン削減 神戸大生らNPO、東灘の4店舗で /兵庫

 ごみの発生を抑える社会実験「ごみ減装(へらそう)実験2008」に取り組んだ神戸大の学生らでつくるNPO法人「ごみじゃぱん」(神戸市灘区)は20日、報告会を神戸大で行った。実験した東灘区内の4店舗では買い物客の5人に1人が減装商品を購入し、削減効果は包装ごみで約1・2トン、二酸化炭素排出量で約2トンに及んだ。

 実験は今年8月15日までの3カ月間、東灘区内のコープこうべシーアとダイエー甲南店など4店舗で行われた。包装を簡単にした食品や生活雑貨など計1500品を販売。実験商品は、包装などを少なくした「へらしました」▽容器をなくした「なくしました」▽詰め替え式などに変更した「かえました」--の3種類に分け、買い物客に減装商品と分かるように表示した。3カ月間の購入数は4店舗で計約17万個だった。

 花王、日本ハム、ハウス食品の協力で、同じ商品3品を通常包装と減装の2通りで並べて販売したところ、価格は同じ設定にもかかわらず、売り上げは通常包装より減装が上回った。

 また、東灘区内の住民ら2000人への意識調査でも、過半数が減装の社会実験を知っているという結果が出て、環境に対する意識の高さが分かった。7割以上の住民が、普段の買い物を通してごみを減らす「減装ショッピング」が将来当たり前のことになると思う、と答えた。

 メンバーの一人、神戸大経済学部4年、圓尾知子さん(22)は「実験結果を見て、これだけ削減できたのかと驚いた。通年で行うなど、もっと続けたい」と話した。【高山梓】毎日新聞 2008年10月21日 地方版

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2008年10月15日 (水)

プラスチックは焼却よりリサイクル、でも減らすのが一番!

 レジ袋有料化をすすめるため、プラスチックのことをいろいろ調べている。
 知れば知るほど、プラスチックは問題が深い。高温で燃やせば炉を傷め、不完全燃焼させようものなら発ガン性のあるベンゼンという揮発性有機化合物が発生するという。埋め立てれば、プラスチックに含まれる安定剤や着色材、可塑剤の重金属等が土壌に溶出する。散乱ごみとなり、海に流れ着けば被害はますます深刻だ。

 やはりリサイクルするのがいいのだろうか。
 容リ協会ニュースによると、材料リサイクルがかなり増えているようだ。
http://www.jcpra.or.jp/association/report/no_41/page03.html

 しかし、優先扱いである材料リサイクル事業者は競争がなく、落札価格は高止まり傾向だとか。1トンあたり7万円のコストをかけ、出来上がる再商品化製品の価値は500円から26,000円とのこと。
 焼却や埋め立てよりはよいだろうが、課題は山積だ。
 やはり、プラスチックは「使わない」に限る!

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2008年10月13日 (月)

名古屋市 全プラスチックを容リ法で収集へ

 東京23区のプラスチックの回収方法は、区により対応が分かれたが、名古屋市では画期的な方法を検討しているようだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20080921/CK2008092102000095.html

 名古屋市では、すべてのプラスチックを容器包装リサイクル法のプラ容器と一緒に回収する方向で検討中。
 「同じ素材なのになぜ一緒に回収しないの?」という市民の素朴な心情にも叶い、評価できる。これがうまくいけば、「このプラスチックは何のごみ?」という多くの日本国民(容リ法のプラ容器回収を実施している自治体に住む国民)に共通の悩みがひとまずは落着しそうだ。

 しかし、一番大事な「プラスチックの使用を減らす」という課題はまだ未解決のまま。名古屋市では全市にレジ袋有料化をすすめるなど、他市より削減に意欲的だが、自治体のできることには限界がある。
 これを解決するためにも、環境省や経産省には徹底的に今の生産・流通・廃棄(ごみ処理)のシステムを検討し直してほしい。

プラスチックを資源ごみで収集 名古屋市、10年度にも=愛知2008/10/07、中部読売新聞 朝刊

 名古屋市の松原武久市長は6日の定例記者会見で、不燃ごみとして処理しているバケツやハンガー、歯ブラシなどのプラスチック製品を、2010年度にも容器包装と同様に資源ごみとして収集する方針を明らかにした。
 市は来月、それらのプラスチック製品を容器包装のプラスチックと一緒に収集できるよう、全国で初めて構造改革特区を申請する。

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2008年9月21日 (日)

リサイクル法よりリユース法がほしい

 回収したペットボトルの処理量は、容器包装リサイクル法に基づく指定法人ルートよりも、自治体が独自で売却先を決める独自処理ルートが上回った。
 平成19年度の収集量30万トンのうち、指定法人ルートが約14万トン、独自処理ルートが約16万トンだ。
http://www3.kcn.ne.jp/~kosi/back802.htm

 この「ねじれ」は、ごみ処理やお金のかかるリサイクル品の収集を漫然と自治体まかせにしている国への地方自治体の反逆?かも。
 国の役割はリサイクルルートを作るより、ごみが出ない方向に企業を誘導するよう法律を整備することではないだろうか。
 ごみ(あるいは資源)として自治体に処理を任せる方が企業の得になるような現行のリサイクル法ではなく、企業がリユースするため自主回収にふみきるような法律が必要だ。

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2008年9月16日 (火)

キャップ回収 リデュースの呼びかけはなし?

 「STOP キャップ回収!STOP 温暖化!」に下記のコメントをいただきました。

ボトルキャップの件、本当にこの手のハナシはいい加減にして欲しいです。似たようなのに飲料缶のプルタブで車椅子というのが有りますね。「何でアルミの缶本体を集めないんだよ!」みたいなツッコミも空しいですが、「街に落ちているものを拾いましょう」ならちょっとだけマシかな?アルミは玄人と奪い合いになるけどね。何処を探しても、リデュースのための呼びかけは一切見当たりません。飲み物1回我慢した分だけ募金というのも難しそうですが、確かにその通り。善意を偽善に回さないで!と叫びたくなりますね。

 コメント、どうもありがとうございます。確かにキャップ回収とプルタブ回収、似てますね!

 飲料容器にデポジット(預かり金)をかけている国では、ホームレスが小遣い稼ぎにポイ捨てされた容器を拾っているので、町にはあまり缶やペットボトルは落ちていないとかーー。日本ではデポジットをかけているのはビール瓶くらいですから、さすがにビール瓶は落ちていませんが、多くの缶やペットボトルはポイ捨てされています。
 資源ごみとして出ているアルミ缶を持ち去る業者を取り締まるより、デポジットをかければきれいなまま回収できるし、回収率も上がる。ポイ捨てによる散乱ごみもなくなり、何よりも税金で回収せずにすむので税金が安くなるかも・・すべて円くおさまります!
 プルタブやキャップは本体部分と一緒に回収。もちろん、ペットボトルの本体とキャップは材質が違いますが、ペットボトルのリユースが進めば、キャップをしたまま回収する方が利点は多そうです。

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2008年9月15日 (月)

STOP キャップ回収!STOP 温暖化!

 今日の朝日新聞(2008.9.15)にペットボトルのキャップ集めの話が載っていた。
 「フタ集めは環境教育?」でも紹介したが、ペットボトルのキャップを回収し、世界の子供にワクチンを送るという取り組みがますます広がっている。
 「ペットボトルを使うのは環境に悪そう」という良心のかすかな疼きが、「ワクチンを寄付する」という慈善行為で帳消しにされる。飛びつく人が多いのはよくわかる。まして、ペットボトルの環境負荷など考えたこともない人が、自分の懐がいたまず、良いことができると思い飛びつきたくなるのも当然かもしれない。
 しかし、よく考えてもらいたい。ペットボトル容器の濫用は明らかに環境負荷が高い。温暖化が促進されれば、ますます貧困が広がり、ポリオどころかもっと多くの病気が蔓延し、栄養不良の人や環境難民も増えるだろう。
 キャップを800個集めてパネル材として売りようやく一人分20円のポリオワクチンを寄付するくらいなら、ペットボトルを一本買うのをやめ代わりに水筒持参を呼びかけて、150円寄付する方がどれほどよいか考えてほしい。
 朝日新聞の取材に答えて、キャップを回収しているNPO法人「エコキャップ推進協会」のスタッフが「ペットボトル本体はリサイクルしているのにキャップを捨てるのはもったいない、というのが活動の原点」と答えていた。
 エ!マサカ?と、横浜市のごみ収集方法を調べてみた。案の定、横浜市では容器包装リサイクル法にのっとった「プラスチック製容器包装」回収を実施している。つまり横浜市でもペットボトルキャップはごみにはならず、資源として回収されているのだ。キャップはペットボトル回収には出せないが、容器包装として回収されているので、キャップは捨てていない。
 キャップ回収しているNPOスタッフも協力者もとてもよい人たちなんだろうとは思う。でもキャップ回収はやめてほしい。
 小型ペットボトルのリターナブル化(再使用)が早く進まないと、この手の取り組みは今後ますます増えそうだ。

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2008年9月14日 (日)

佐渡市で「レジ袋」条例パブコメ募集中

 あまり書くことはないだろうと思って、これまで「レジ袋」のカテゴリーを作ってなかったが、増えてきたので「レジ袋」項目も設けることにした。

 昨年4月から「レジ袋ゼロ運動」に取り組んでいる佐渡市では、レジ袋有料化を推進する条例の素案を公表している。16日までに素案に対するパブリックコメントを募集し、来年4月1日からの条例施行を目指すそうだ。
 新潟日報(2008.9.13)によると

 「佐渡市レジ袋有料化等の取組の推進に関する条例(仮称)は、レジ袋を年間10万枚以上使用する飲食料品小売業者を対象に設定。マイバッグ持参率60%以上の達成を目指し、レジ袋有料化など、削減のための具体的取り組みを定めた計画(二年分)と、一年ごとの削減結果の提出を義務づける。目標を達成した業者や「レジ袋ゼロ運動」協力店には、前年度のレジ袋使用枚数を記載した「確認書」の提出を求める。

とのこと。

パブコメについては下記の通り(9月16日まで)。
http://www.city.sado.niigata.jp/topics/p_comm/h20/02.shtml

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2008年9月11日 (木)

町田市レジ袋廃止実験 次の手はー

 今年3月から半年間の予定で、レジ袋廃止実験をしていた町田市(頑張れ!町田市 レジ袋全廃実験)
 そろそろ半年だけどどうなったろうと思って見てみたら、なんとレジ袋廃止実験が第2段階へと既に進んでいた。
 現在この実験店ではマイバッグ持参率が96%。残りの4%の人は、市民が提供した無料で使える紙袋(リユース品)を利用していたが、この4%のカベを崩すべく、新手の手段を打ち出した。
 店が用意したレジ袋代替袋2種のうち好きな方をお客さんが選び買いとる方式だ。1つは、20回使える不織布製の袋(1枚50円)、もう1つは町田市の「燃やせるごみ専用袋」(1枚40円)。

http://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/gomi/rejihukurohaisijikkenn2/index.html

 私ならごみ専用袋を選びそうだが・・でも「黄色」が気になる。この色の袋は重金属を含んでいる可能性があるのでむき出しのキャベツやダイコンをそのまま入れる気にならない・・。でもこの専用袋を選択肢に加えたのは、とてもいいアイディアだと思う。
 さて、この先どうなるか・・楽しみ。

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2008年9月 8日 (月)

レジ袋有料化 山梨県でも順調

 6月30日から県ぐるみでレジ袋有料化をはじめた山梨県。7月のマイバッグ持参率は83.7%と順調なスタートをきったようだ。

7月のマイバッグ持参率83% 山梨県 レジ袋無料配布停止から約2カ月

2008.9.8 02:29
 6月30日からスーパーなどがほぼ一斉にレジ袋の無料配布をやめた山梨県内で、7月のマイバッグの持参率が83・7%となったことが、県ノーレジ袋推進連絡協議会のまとめでわかった。7月には県全体で602万枚のレジ袋が不必要となり、200リットル入りドラム缶約723本分の原油が節約された格好だ。事務局の県は「各店がマイバッグの持参を呼びかけた成果」としている。
 県によると、レジ袋の辞退者数をもとにマイバッグ持参率を計算したところ、県内最大規模のスーパー・オギノは17・1%(6月)から87%(7月)に、イトーヨーカ堂は13・8%から79%などと上昇。市町村別でみると甲州、山梨、南部の3市町で90%を超えた。

http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/yamanashi/080908/ymn0809080232000-n1.htm

 イトーヨーカ堂のような大型店は、若い消費者の利用が多いためか、他店より持参率は多少低めだが、横浜の若葉台店が有料化実施1年経過後83%まで上昇(有料化前は13%)したことを考えると、今後山梨県でも有料化による持参率はより上昇しそうだ。

http://www.7andi.com/news/pdf/2007/20080701_1.pdf

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2008年9月 1日 (月)

レジ袋有料化の効果あらわる—富山県

 富山県では、約270以上の小売店が県と協定を結び、この4月から県下一斉に有料化に踏み切っている。同県環境対策課によると、有料化から一ヶ月で減ったレジ袋は推計880万枚。原料の石油に換算するとドラム缶810本分で、1650世帯が一ヶ月に消費するエネルギー量に相当するそうだ。
 富山県のレジ袋有料化の効果は今も続いている。6月末までにさらに50店舗有料化した店が増えたとのこと。
 

レジ袋有料化実施店が増加
スーパー、クリーニング店で
 県内の主要スーパーやクリーニング店で4月から始まったレジ袋の有料化で、8月現在で有料化実施店は38社、290店となり、4月末より5社、50店舗増加したことが県環境政策課のまとめで分かった。6月末までに二酸化炭素1787トン、ゴミ293トン、石油536キロ・リットル分が削減されたという。
 同課によると、レジ袋有料化の実施店は、4月末ではスーパー31社、124店、クリーニング店2社、116店の計33社、240店。これが8月現在ではスーパー32社、142店、クリーニング店6社、148店と計38社、290店となった。クリーニング店での増加が目立っている。
 マイバッグの持参率は4月~6月で92%と、高い普及率を示している。同課は「さらにPRして、スーパーなどを中心にマイバッグ持参の普及に努めたい」と話している。
(2008年9月1日 読売新聞)

 隣の新潟県でも、先行した佐渡市より2年遅れて来春から県ぐるみで有料化にとりくむ。
 行政には、気候変動リスクや環境汚染から、私たちの生活を守る責任がある。レジ袋の無料配布を続けることは、環境汚染を招き、リスクを増すことは明らか。まだ有料化していない自治体は支給検討すべきだろう。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080901-OYT8T00022.htm

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2008年8月24日 (日)

ペットボトル再使用実験開始—フタ集めは環境教育??

 ペットボトルのリターナブルビン化にむけた実証実験がようやく開始される。
 なぜ今までやらなかったのか?やる機会はいくらでもあったろうに、洞爺湖サミットなどを経ないと、経済界を納得させるほどの「温暖化対策」が取れなかったということなのか?
 どちらにしても、これはもう周回遅れのレベルではないのだから、一刻も早く実験ではなく全国で実施すべき。
 衛生面での懸念があるのは知っているが、これまでのようなペットボトルの野放し使用の方が余程問題は大きい。

 ペットボトルのフタを集めてボランティアなどという奇妙な回収も始まった。フタをわざわざ原料として使い、その利益をポリオなどのワクチンにまわしてくださる工場は心からの善意でされたことと思うが、フタを集めている小学校などは即刻やめるべきだろう。
 こんなキャップ回収など「環境教育」でも「環境学習」でもなんでもない。ペットボトルの使用を容認するだけで、環境によいことは一つもない。
 ワクチンを寄付したいのなら、フタではなくペットボトルを買うお金をまわした方がいい。そうすれば同じ量のペットボトルで5000倍のポリオワクチンが寄付できる(800個分のフタがポリオワクチン1本20円に相当するため)。
 
 小型ペットボトルの規制がはずれ大量に作られるようになってから、日本人の生活スタイルは確実に変わってきている。
 容リ法で回収を義務づけられ莫大な税金をつぎ込んでいる自治体も、倒産の憂き目にあったリサイクル業者も、小型ペットボトルの被害者だ。早く終わりにして、即刻リターナブルにし、使い捨てに終止符を打ってほしい。

http://eco.nikkei.co.jp/news/nikkei/article.aspx?id=AS1G2201U%2022082008

日本経済新聞
(8/22)環境省、ペットボトル再使用で実証実験
 環境省は22日、ペットボトルの再使用(リユース)について実証実験を実施すると発表した。パルシステム生活協同組合連合会(東京・文京)や首都圏のスーパーと協力。宅配や小売店を通じて販売されたミネラルウオーター入りのペットボトルを飲用後に店頭などで回収、洗浄して再び使用する。
 横浜市や千葉県柏市のスーパー3店舗で、今月末にもリユース専用のペットボトルに入れたミネラルウオーターを販売。宅配方式も9月初めから千葉県で実験を始める。販売時に商品価格に10―20円を上乗せし、回収の際に返却する仕組みを採用する。
 リユースは回収したペットボトルを衣料や文房具などとして再利用するリサイクルとは異なり、ボトルのままで活用するのが特徴。より環境負荷が少ないといわれる。実証事業を通じて回収率やコストなどを検証し、本格導入に向けた検討に生かす。 

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2008年7月18日 (金)

祭にリサイクル容器採用

 新潟県魚沼市でまもなく開催される恒例祭「うおぬま ふれあい夏の雪まつり」で、今年は模擬店の食器にリサイクル容器を採用するそうだ。
 これまでは使い捨て食器だったが、市民にリサイクルとごみの分別に関心をもってもらうため、企画したとのこと。
 プラスチック製のトレーの表面に透明フィルムを張った二重構造の容器で、汚れがついたフィルムをはがせばそのままリサイクルに回せるため、洗浄のための水や洗剤がいらず環境にやさしいとのこと。
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2

 水や洗剤を多少使ったとしても何度も使えるリユース食器の方が、リサイクル食器より環境にはやさしいので、リユース食器ネットワークの新潟県内拠点団体(8カ所もある!)の中で一番条件のあった団体からリユース食器を借りたらよいとも思うが、しかし使い捨てに比べればはるかにマシ。
 この程度の手間とコストならかけてもよいという地域が今後も増え、これを機に使い捨て製品に対する「もったいない」という認識が広まればよいと思う。
 もちろん、リユース食器を試してみたい場合はお近くのリユース食器の貸し出し団体にご連絡を。団体により、返却時に食器を洗う必要のある所と洗わずそのまま返す所とがある。

○リユース食器ネットワーク↓ 
http://www.reuse-network.jp/network/
○環境負荷比較↓
http://www.spacefuu.net/glfdata.html

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2008年7月 9日 (水)

ペットボトルリサイクル「資源ゴミが“カネ”になる」

 昨日のテレビ東京「ガイアの夜明け」で中国でのペットボトルと古紙のリサイクル状況を特集していた。
 詳しくは↓へ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview080708.html

 原油高の影響もあり、中国でのペットボトル需要は増大の一途。ペットボトルの回収マシンには行列ができていて、1本ペットボトルを入れると約1円50銭ペイバックされる。大量に集めて引取所へ持って行けば、キロ当たり80円で売買。ある事業所では、中国国内で回収されたペットボトルはキロ90円、日本からのはキロ73円で引き取っているそうだ。
 日本で回収されたペットボトルはきちんと分別されている上、安いので人気は上々とのこと。おかげで日本のペットボトルリサイクル施設にはモノが集まらず、事業者はさんざんだ。
 回収ペットボトルを、本来の容器包装リサイクル法のルートではなく、中国へ売っている自治体を責めるのは簡単だが、自治体にしてみたら回収費用の足しにするため、少しでも高く買ってくれるところへ売りたいと思うのは当然だろう。
 「まず税金での回収ありき」とする容器包装リサイクル法が自治体から指示されるのは難しい。
 ペットボトルのように環境負荷が高く、生活必需品でもなく、代替品も多数あるものは、受益者負担が原則。税金を使うべきではない。
 デポジットを義務づけるなどして、ハナからメーカーに回収させていたならば、こんな問題は起こらなかった。こうなったらペットボトルのリユースを早急に進め発生抑制をした上で、容リ法の枠組みからはずすのがよいように思う。

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2008年7月 8日 (火)

スプレー缶混入で3000万円吹っ飛ぶ

 6月25日、奈良市の焼却場(市環境清美工場)の粗大ゴミ破砕処理施設で、ガスボンベかスプレー缶混入による爆発が破砕処理機内で起こり、被害が出ていたことがこのほど発覚した。
 被害額は2000-3000万円にのぼると見られ、結構大きな事故だったことがわかる。
 破砕処理機の爆発はあまり聞かないが、スプレー缶などによる収集車の火災は全国的にも非常に多い。空き缶回収の際、スプレー缶やガスボンベは危険性をアピールするためにも専用コンテナで回収するなどの対策をたてられないものかと思う。
 早急に何か手を打たないと、今後もこの手の事故は減りそうもない。
http://www.nara-np.co.jp/n_soc/080708/soc080708b.shtml

http://mainichi.jp/area/nara/news/20080708ddlk29040518000c.html

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2008年6月28日 (土)

レジ袋の原料は余り物どころか不足気味 東京新聞(2)

 昨日の「エコバッシングはエコバッグよりカッコいい?」に、下記のコメントが届きました。ありがとうございました!

斎藤さんは、レジ袋の原料がナフサとは認識していない模様です。余程化学に疎くなければナフサ(粗製ガソリン)を知らない人はあまりいないと思います。新聞紙上では「レジ袋の原料は、燃やすしかなかった石油のオレフィン成分を高分子化学の進歩によって製品化したものだという。これを廃用すれば、また燃やすしかないので、石油コンビナートの煙突から昔のように盛大な炎と炭酸ガスがでる。」と記しています。知っていれば、別の見解があったかも知れません。ナントカ教授の本には書いてないのでしょうね

 また、ウィキペディアにこんな記述をみつけました。ナフサは決して「余り物」ではなく、むしろ不足している。袋の削減は効果があると期待できるとのことです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/レジ袋

一部に「レジ袋は石油の残りかすから作るので削減は意味がない」という主張があるが誤りである。石油精製の際にナフサだけ精製しないといったことはできないが、日本では、ナフサを輸入しているほど、供給のバランスは崩れており、ナフサ需要の削減の為に、袋の削減は効果があると期待できる。そもそも、エチレン自体、他の用途に幅広く転用可能な原料であり、決して「余り物」ではない。

 ちなみに、下記にナフサからレジ袋の素材であるポリエチレンを作る過程が詳しくでていました。
http://irws.eng.niigata-u.ac.jp/~chem/itou/ice/ice_h2.html

 ←エコバッシングはエコバッグよりカッコいい? 東京新聞(1)
 →マイハシとレジ袋 東京新聞(3)

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2008年6月27日 (金)

エコバッシングはエコバッグよりカッコいい? 東京新聞(1)

 東京新聞(2008.6.25)の「本音のコラム」に「レジ袋を追放してのエコバッグなど狂気の沙汰だ」と斉藤氏が書いていたとか。
 レジ袋の原料は石油オレフィン成分で、これを廃せば石油コンビナートで燃やすしかない…とすっかりC大学T教授に洗脳されてしまったようだ。

 おまけに怪しげな人に限って「マイ箸」を持ち歩く…だと。間伐材の利用なくして山野の豊穣はなく…など、山野が聞いたら気を悪くする。
 間伐は絶対必要だが、必ずしも間伐材を利用することは必要ではない。
 おおかたの林業家は、「ちゃんとした木材(国産の主伐材)を正当な値段で買ってくれるなら間伐材など買わなくていい」というだろう。
 間伐材を持ち出すのは手間だしCO2も出る。伐り捨て間伐で問題ないのに、わざわざ間伐材を使おうとするのを「偽善エコ」というのならまだわかるが(私はそうはいわないけど)、間伐材で作った割り箸を使わないからって偽善者呼ばわりされるいわれはない。
 だいたい、間伐材で作った割り箸なんて、日本で使われている割り箸の1%もあるのだろうか?約98%が海外の森林を破壊して作っている可能性が大きい輸入割り箸、国産はたったの2%だ。この2%から端材を利用した吉野の高級割り箸分を引くと、間伐材割り箸はどんなに多くても1%未満?
 そんなに間伐材を使いたければ、間伐材割り箸の普及運動から始めてはどうだろう。マイハシバッシングはそれからでいい。
 でも、林業家はいうに違いない。「間伐材はいいから、家を建てる時、国産材を使ってよ」って。

 →東京新聞(2)

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2008年6月20日 (金)

レジ袋の約1.5%が道路に散乱?

 先日の朝、奈良公園を歩いていたらフワフワと舞う白いモノがー。そう、レジ袋。
 帰って調べてみたら、(社)食品容器環境美化協会が2000年に調査したところ、1週間で100メートル当たり約1枚のレジ袋が道路等に散乱していたという記述が見つかった。
 それをもとにレジ袋研究者の舟木賢徳氏が、全国の道路に散乱しているレジ袋の個数を推計してみたところ、レジ袋の消費量の約1.5%が道路に散乱していることになるとか。
 高速道路と林道・農道を除く国道・都道府県道・市町村道の総延長を約125万kmとすると、1週間で1250万枚、1年間で約6億5000万枚のレジ袋が散乱していることになるというのが計算の根拠。

 奈良公園の鹿が食品の匂いのついたレジ袋を食べて死んだという話も聞いているが、動物にとっては凶器にもなりうるレジ袋。道路に散乱しているうちはまだいいが、川に落ち、海に流れたレジ袋の行方を考えるとゾッとする。
 削減のため有料化しようというと「レジ袋をなくしてもたいしてCO2は減らない」など反対意見もよく聞くが、そういう人にはレジ袋をCO2の見地以外からも考えてもらいたい。生分解性プラで作ったレジ袋ならまだしも、自然に還らないものを無償で大量に配ることがどういう結果をもたらすかを。

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2008年6月19日 (木)

葉山町がゼロウェイスト宣言間近!

 神奈川県葉山町がゼロウェイスト宣言都市をめざすそうだ。順調にいけば徳島県上勝町、福岡県大木町に続き日本で3番目の快挙となる。
 これにより横須賀市などと進めていた「2市1町ごみ処理広域化協議会」は解散し、葉山町はゴミゼロ社会をめざし、脱焼却・脱埋立の道を歩む。
 私が上勝町へ見学に行ったのは3年ほど前。その頃から、世の中が信じられないスピードで変わってきている気がする。
http://www.town.hayama.lg.jp/topics2/080618_topics.pdf

 しかし、横須賀市は賠償請求するらしい。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/de8068a7be14e5c8d99da54e3f71c16a
 賠償請求は当然だろうけど、横須賀市もこれを機にゴミゼロをめざしたらいい。

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2008年6月12日 (木)

紙製容器0円入札

 容器包装リサイクル法の再商品化事業者の落札結果が公表された。約半分の施設で紙製容器包装が「0円」入札になったとのこと。平均落札価格が1トン当たり574円。平成12年が5万7800円だったそうなので、1%にまで下落。
http://www3.kcn.ne.jp/~kosi/back788.htm

 日経エコロジー7月号によると、来年度以降はペットボトル同様「有償」入札になる可能性が高いとのこと(現在紙製容器の有償入札は認められていない)。
 ちなみにペットボトルの買取価格は昨年度から約6000円上がり約4万5000円。容リ協会への引き取り申込量は約15万8000トンで昨年度から約1万7000トン増加したそうだ。海外に流れていた量が減少し、国内での循環量が増えたのは、改正容器包装リサイクル法で導入された市町村への資金拠出制度の効果もペットボトルに関しては少しはありそうだ。
 しかし、紙製容器包装に関しては容リ法で集めるより、通常の古紙回収ルートで「雑がみ回収」する方がいいので、おそらく紙製容器包装回収する自治体は今後も増えそうにない。

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2008年6月 9日 (月)

LCA比較 マイバッグ vs レジ袋

 実はひそかに気になっていた。いろいろなマイバッグが出ているが、本当はどの程度エコなのか?
 マイバッグを7〜8枚持っている。ほとんどがどこかの市や県が環境イベントなどで配っていたものだが廃傘を利用して自分で作った物もある。
 一番愛用しているのが、一番安いと思われる薄手のポリエステル製。とにかく小さくたためて、軽く、簡単に洗えて乾きも早い。買えば100円程度。
 これを何回使えばレジ袋のモトがとれるのか?
http://d.hatena.ne.jp/muramototomoya/20060509
↑によるとたった2回!

 綿やポリプロピレン製のマイバッグでも12回使えばモトが取れるそうだ。

 やっぱりマイバッグを持とう。たとえ、ゴミ袋にするためたまにレジ袋をもらうことがあったとしても、お気に入りのマイバッグが汚れて新しいのを買ったとしても、こんな簡単にモトが取れるならやっぱりマイバッグをもたない手はないsports

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2008年6月 3日 (火)

中国で77.5%がレジ袋使用制限に賛成

 6月1日からレジ袋の無料配布を禁止した中国では、消費者はこの制度を好意的に受け止めているようだ。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0602&f=national_0602_019.shtml

ロイター通信は、「北京などの消費者やネット利用者はこの措置実施を評価している。これは中国人がレジ袋の使用は環境汚染になることをはっきりと認識している証であろう」としている。AFP通信は、「今、世界ではレジ袋の無料提供を禁止する国はまだ多くはない。アイルランドや、バングラディシュなど、僅か一部の国でのみ、これに類似した法律があるばかりである。中国各地の5200人の消費者を対象としたアンケート調査では、77.5%の回答者がレジ袋の使用制限に賛成している」としている。

 北京のスーパーでは、マイバック持参率はまだそれほど高くないようだが、それでも20人中12人はレジ袋を購入せずにすませたとのこと。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0602&f=national_0602_013.shtml

 スーパーチェーンの超市発グループの統計によると、双楡樹店ではレジ袋の使用量が6割以上削減されたという。また、各地のデパートやスーパーでは、大中小3つのサイズのビニール袋とエコ材料で作ったショッピングバッグが提供されている。具体的な価格は、小サイズ0.2元(約3円)、中サイズ0.3元(約5円)、大サイズ0.5元(約8円)、ショッピングバッグが3元(約45円)となっている。
  あるスーパーでは、顧客20人中12人はビニール袋を購入せず、2人は自らショッピングバッグを持参していたという。

 中国でレジ袋の無料配布中止を決めたのは確か今年の1月(「中国でレジ袋の無料配布中止」)。そんなに急にできるのかなと思っていたら、なんとかうまくスタートできたようだ。
 生産を禁止された0.025ミリ以下の超薄型ポリ袋は、野菜などをいれる小袋のことかと思ったが、中国ではレジ袋がどんどん薄型化していて、通常のレジ袋でもこのような超薄だったようだ。すぐ破れてしまうため、ちょっとした買い物でも何枚も配布していたとか。
 6月1日以降有料化されるレジ袋は「国際標準」で0.03ミリとのこと。

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2008年5月29日 (木)

楽しい生ゴミ堆肥化♪

 「ショック!ベランダの生ゴミ堆肥化失敗…」に関して、下記のご質問が届きました。

 「トロ箱」って何ですか?それにしてもベランダで堆肥作りとは冒険ですね。私も家庭ごみを回収の日までベランダに置くけど、これからの時期は、中身によってはショウジョウ君たちが寄って来て、玄関までは家の中を「通過」せねばならず、鳥肌モノです。

 トロ箱は、発泡スチロール製の大きな箱のことをさしていました。説明不足ですみません。
 ベランダに生ゴミを置いていらっしゃるとのこと。もし米ぬかの匂いが苦にならなければ、この動画の方法をお試しください。gomizeromiraiさんによるトロ箱と洗濯ネット、米ぬかを使った生ゴミ堆肥化です。
 洗濯ネットを使うので攪拌もラクラク。温度が上がってくると、まるで飼っているバクテリアが喜んでいるような気がして、ペット飼育感覚で楽しめます!
○動画:洗濯ネットと米ぬかで生ゴミが堆肥化できます↓
http://www.youtube.com/watch?v=7kTYl-Sgtzg

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レジ袋削減の意義は?

 「レジ袋は割引サービスより有料化が効果大」に関して、下記のご意見をいただきました。ありがとうございます!

「レジ袋叩き」の意義についてですが、私もこれは「使い捨て社会を見直す…」で「ライフスタイルの転換…」で資源の節減量はたかが…と、全く同認識でしたが、「そうではない」と認識するに至った理由がいまだに理解出来ません。最近、貰うのを断り過ぎてゴミ出し用のフクロの在庫が減ったので、また折りたたんで持ち帰るのを再開しよう思っているのですが…

 「断りすぎて…」っていいですね!現状では必要量だけはレジ袋をもらうということでよいのではないかと思います。有料になれば、必要なサイズの袋を必要な量だけ買うということでしょうかねー。

 私の考えたレジ袋削減の「意義」は以下のとおりです。

 日本で使われるレジ袋の量は年間305億枚だとか。レジ袋10枚でコップ1杯分の原油を使うので、レジ袋のために年間コップ30.5億杯もの原油が使われている計算。このうちゴミ袋として有効に利用されているレジ袋は約3割にすぎず他は捨てられているようです(杉並区調査)。ということは、コップ21億杯分以上はムダになっている計算。
 「レジ袋は捨てられる物からできている」などと誤った情報を流す人もいて、まるでレジ袋削減は意味のない環境運動のようにいわれますが、チリもつもれば山…で、貴重な資源が山ほど毎日「使い捨て」されているのです。
 もう1つの大きな理由は、散乱ゴミにレジ袋が多いことです。景観を損なうだけでなく、動物の誤飲や放置レジ袋が化学物質を生成することによる環境汚染も心配です。散乱ゴミは川から海に流れますから、海の汚染も気になります。グリーンピースによると、1950年代以降に生産されたプラスチックの約5%(約1億トン)は海の中だそうです。
○動画:プラスチックが襲うハワイの海↓
http://jp.youtube.com/watch?v=5C--1Gd7QkI&feature=related
 
 レジ袋1枚で100gものCO2が排出されるとか。
http://www.gpn.jp/press_release/release_070926.html#kouka
 ちょっとした工夫でレジ袋を使わないで済ませられれば、カンタンにCO2が削減できるってステキなことですね!

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2008年5月26日 (月)

G8環境相会合閉幕 レジ袋削減も呼びかけ

 神戸市で開催されていたG8会合が今日(2008.5.26)閉幕した。
 全体の内容はほぼ予想通りだが、ちょっと驚いたのはレジ袋削減を日本がみずから提案したこと。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080526-00000028-mai-soci

■G8環境相会合の議長総括の要旨■

◇気候変動◇
・「50年までに世界の温室効果ガスを半減」より踏み込んだ長期目標を設定すべき。そのため先進国は大幅な削減が必要。
・税や排出量取引は削減のための有効な手段
・IPCCの知見を考慮し実効的な中期目標を設定すべき
・今後10から20年間で世界の排出量を減少に転じさせるには、先進国が国別総量削減目標を掲げて取り組むべき。途上国の行動も必要
・セクター別アプローチは国別総量目標の代替ではない
・主要国の対話の場「神戸イニシアチブ」を設ける
◇生物多様性◇
・「生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」との10年目標の達成に一層の努力
・気候変動が生物多様性に深刻な影響、人類の生存基盤に脅威
・輸入国と輸出国が連携し違法伐採材を市場から排除
◇3R、ゴミ削減、再利用、再資源化の推進◇
・日中韓でレジ袋の削減を呼びかけ
・ 世界的なゴミゼロ社会を目指す神戸3R行動計画の策定

 日中韓のレジ袋削減呼びかけは以下のとおり。

http://mediajam.info/topic/496626

レジ袋は大量消費の象徴 日中韓が削減を共同提案

 神戸市で開かれている主要国(G8)環境相会合で、鴨下一郎環境相は25日、「日中韓(3カ国)は、大量消費、大量廃棄の象徴とも言えるレジ袋削減に取り組んでいる」と述べ、レジ袋削減の取り組みへの各国の同調を求めた。
 合意が得られれば環境相会合で策定予定の廃棄物問題に関する「神戸3Rアクションプラン(行動計画)」に盛り込む方向だ。


レジ袋の削減によってごみの減量を図ると同時に、レジ袋の製造や焼却時に出る二酸化炭素を減らし、地球温暖化防止に貢献するのが狙い。レジ袋1枚当たり18・3ミリリットル使うという原油の節約にもつながる。

 会合では、中国が削減に向けて国内規制を強化する方針を表明。韓国も取り組んでいることを説明したという。

 環境省によると、レジ袋の年間消費量は、日本が約305億枚、韓国が約117億枚、中国が約500億枚。米国の研究所の推計では、世界全体で4兆-5兆枚に上る。

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2008年5月23日 (金)

ショック!生ゴミのベランダ堆肥化失敗…

 どうもダンボール箱を使った生ゴミの堆肥化はうまくいかない。以前トロ箱でやっていた時の要領でやろうとすると必ず失敗する。温度が上がりにくいので、すぐぐちゃぐちゃになるのだ。かといって、水を切りすぎると温度がますます上がらない。
 集合住宅に引っ越してくる前はトロ箱でやっていたが、高温になると匂いも出てきやすいため、今はダンボールを使用。途端に失敗続きだ。トロ箱気分で水分調整をいい加減にやってしまうのが敗因らしい。
 先日見たときは、ダンボールの下にムカデが一匹・・今日見たらムカデもいたが、コバエも発生!仕方ないので箱を処分、生ゴミ投入をしばらく休むことにして、中身を日にあて乾燥させることに。でもそのコバエ、なんと家の中にまで進入してきたーcrying願わくは家の中で繁殖しませんようにsign03

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レジ袋は割引サービスより有料化が効果大

 レジ袋有料化の意義を過小に評価している人が多い。かくいう私もその一人だった。
 これは「使い捨て社会を見直すための手段の1つ」で「ライフスタイルの転換を促すもの」だと思っていた。レジ袋そのものの「資源量」はたかが知れていると思っていたし、散乱ゴミとしての被害もたまに気の毒な動物が誤飲してしまう程度・・と思っていた。
 しかし、いろいろ調べるうちにレジ袋のもたらす害はそんな生やさしいものではないということがわかってきた。

 やはり有料化を早急に実現しないといけない。ではどのような有料化が効果的なのだろうか?
 舟木賢徳氏(レジ袋研究者)が御殿場市の協力で実施したアンケートによると、5円の有料化で買い物袋を持参すると答えた人は約2割、10円だと5円と合わせて約4割の人が持参するという結果だったそうだが、実際有料化している店を調査したところ、5円では約7割、10円では約9割の人が買い物袋を持参していたとのこと。しかし、レジ袋を断ると5円くれるという方式では持参率はかなり低かったそうだ。
 西友ストアの取り組みであるレジ袋辞退者に2円割り引く方法では、6%だった持参率が30%に上がったという。もし2円の割引ではなく2円の有料化だったら、50%以上の持参率になるのは間違いなさそうだ。

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2008年5月16日 (金)

廃棄物収集・運搬で業界初 CO2排出ゼロ

 古紙や鉄などを回収している山本資源(本社/静岡県袋井市)が資源リサイクル業界で初めてカーボンオフセットを導入。資源の収集や運搬で出るCO2をゼロにする取り組みを始めた。
 英国のカーボン・ニュートラル社からCO2排出権約230トンを100万円前後で購入。保有する車両45台から発生するCO2を今後約2年間にわたって相殺するとのこと。
 偽装が発覚して以来評判のかんばしくない再生品だが、イメージをあげるためにも再生資源事業にこの種の取り組みが広まることはとてもよいと思う。
 
http://www.yamamotoshigen.co.jp/html/service/co.html

http://www3.kcn.ne.jp/~kosi/back785.htm

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2008年5月12日 (月)

簡易包装でごみ減量実験 エコ包装はダンボールで?

 今月15日から神戸で簡易包装商品を購入するよう消費者に呼びかける「ごみ減装(へらそう)実験がスタートする。

NPOのごみじゃぱん、神戸でごみ減量実験

 特定非営利活動法人(NPO法人)のごみじゃぱん(神戸市、代表・石川雅紀神戸大大学院教授)は15日から3カ月間、簡易包装商品を購入するように消費者に呼びかける「ごみ減装(へらそう)実験」をスーパーやメーカーと協力して神戸市内で実施する。購買段階からごみを減量するのが狙いで、実験結果を分析したうえで全国に運動を広げていく。
 実験には大塚製薬、花王、日本ハム、ネスレコンフェクショナリー、ハウス食品、マンダム、レンゴーの7社が協力。神戸市東灘区にあるコープこうべとダイエーの各2店舗で、商品の外箱やプラスチックフィルム、トレーをなくしたり減らしたりした簡易包装商品に「減装商品」の目印をつけて購入を促す。推奨するのは7社以外の商品を含む約1200種類。外箱をなくしたレトルトカレーや個別包装をしないアメなどが対象になる。参加企業の通常商品と実験用に開発した減装商品の比較販売なども実施。実験期間中の消費者の行動や意識の変化を分析して公表するとともに、賛同企業や自治体を広げ「減装ショッピング」を定着させていく。


http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080508c6b0802o08.html

 面白いのはレンゴーが入っていること。レンゴーのホームページによると

今や省資源・省エネルギーは時代の要請であり、パッケージの仕様も必要な強度や性能だけではなく、より環境負荷の低いもの、即ち環境性能の高いものが求められるようになってまいりました。地球環境への負荷低減は未来へ向けての大きな課題であり、むしろ省包装のソリューションを提供することこそ、われわれパッケージメーカーの使命であるとレンゴーは考えています。

 とのこと。美しすぎるお言葉だが、真意はわかる。レンゴーは自信があるのだ。プラスチックもダメ、古紙率の低いフツウの紙もダメ、やっぱり簡易包装の定番は古紙率の高い「ダンボール」なのだと。
 確かに、ダンボールが現状では環境負荷の最も低い包装材なのかもー。
http://www.rengo.co.jp/topics/2008/20080408.html

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2008年5月 8日 (木)

5月24日の各地のイベント

 5月24日はあちこちで、いろいろなイベントがあるようです。
 以下ご紹介まで。
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ごみゼロサミット2008 町田市から学ぼう!」
開催日時 2008年5月24日(土)13:30から
場所 アイセル21(静岡市葵区東草深町3-18)
講演 石 阪 丈 一 氏 (東京都町田市市長)
    小林美知 氏 (小山田ごみ問題を考える会代表)
主   催 「ごみゼロサミット2008」実行委員会
■団体交流発表会 10時から12時 3階31集会室
詳細は下記ホームページにて
http://www33.ocn.ne.jp/~gomizeronet/

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■タスマニア、太古の森がティッシュに!?
 アレック&アンニャの「私にできること」

 毎日の生活で私たちが大量に使い続けているティッシュやコピー紙などの紙製品。それらが原生林を原料としていたら・・・自分が無意識に原生林の伐採を後押ししていたら、それはとても悲しいことです。
 オーストラリアの島、タスマニアに残された貴重な原生林は、現実に伐採され、日本で紙になっているのです。タスマニアには太古の森が残り、固有の生き物たちが暮らしています。原生林の伐採は動物たちの生きる場を奪い、そこに蓄積していた大量の炭素を温暖化ガスに変えてしまいます。 
 4月に現地を訪問したアンニャ・ライトさんの歌と、タスマニアの美しい森林と動物たちのスライドショー、オーストラリアの環境NGOウィルダネス・ソサイエティのアレック・マーさんから日本とタスマニアの森林の関りについてお聞きします。タスマニアの森を壊すのも、守れるのも、私たち。今日から森を守る暮らし、はじめましょう。

日時:5月24日(土曜日) 午後1時から3時
内容:アンニャ・ライトさん(ナマケモノ倶楽部世話人・シンガーソングライター)のミニ・コンサート
タスマニア原生林と生き物たちのスライドショー
アレック・マーさん(豪州NGOウィルダネス・ソサイエティ)のお話。
場所:カフェスロー
   東京都府中市栄町1−20−17
連絡先:042−314−2833
アクセス:JR国分寺駅または京王線府中駅よりバス15分程度で、京王バス「藤塚」「京王ストア栄町」のバス停にて下車。
   http://www.cafeslow.com/index.htm#how%20to%20get%20a%20cafeslow
参加費(ワンドリンク付き、通訳付き):予約・前売り1500円、当日1800円
主催:カフェスロー、ナマケモノ倶楽部、日本消費者連盟、熱帯林行動ネットワーク、レインフォレスト・アクション・ネットワーク

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リサイクルと温暖化対策に
 異議を唱える 武田邦彦中部大学教授を呼んで徹底討論
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ウソ、ホント、シリーズ第3弾
 「温暖化対策とリサイクルは地球を救う」 ウソ?ホント?

 2008年5月24日(土)13:30から16:30@武蔵野公会堂
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◆日 時:2008年5月24日(土)13:30から16:30
◆会 場:武蔵野公会堂[TEL:0422-46-5121]
     (JR中央線・井の頭線、吉祥寺駅公園口徒歩2分)
【地図】http://www.musashino-culture.or.jp/koukaido/index.html
◆パネリスト:
 ◇武田 邦彦(中部大学教授)
 ◇森口 祐一(国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター長)
 ◇松田美夜子(内閣府原子力委員会委員)
 ◇世一 良幸(環境省地球環境局研究調査室室長補佐)
 ◇鹿子木公春(廃PETボトル再商品化協議会会長)
 ◇圓子 雄 ((株)エンブピコ代表取締役社長(リサイクル業者))
 ◇杉本 裕明(朝日新聞記者)
 ◇川島 悟一(環境NGO 全国青年環境連盟(エコ・リーグ))
◆司 会:
 ◇大野由利子(元国会議員)、服部美佐子(環境カウンセラー)

◆参加費:1,500円(学生1,000円) 
 当シンポジウムの収益の一部は、カーボンオフセット事業に寄付いたします。参加者にはペットtoペット技術による買物袋と飲み物をもれなく進呈

◇主 催:温暖化とリサイクルを考える市民懇談会
     (042-358-0135、080-3618-0489)
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2008年5月 6日 (火)

イズミヤ マイバック持参率50%を目標に

 関西を中心に展開するスーパーのイズミヤは、2012年度までにマイバックの持参率を50%に引き上げるそうだ。
 2008年2月末時点での全店平均持参率が33.2%、現在レジ袋を有料化している店舗での平均持参率が80%前後とのこと。レジ袋有料化に積極的な行政や市民団体と協働できる地域から有料化に取り組み、持参率の向上をはかる。
 レジ袋の収益金は地域の環境や社会貢献活動、排出権購入費などにあてるそうだ。ちなみにCO2排出量削減目標は、2012年度に2006年度比で10%削減(約1.5万tのCO2削減)。
 こういう環境に配慮したお店がどんどんふえてくればいいなぁ。
http://www.izumiya.co.jp/press/2008/05/post_104.php

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2008年5月 1日 (木)

レジ袋 環境省が初の自治体調査

 昨日(2008.4.30)レジ袋への自治体関与に関する環境省の調査結果について公表された。初の調査だそうで、それによるとレジ袋有料化に取り組んでいる自治体が28、有料化したり、レジ袋を断った場合にポイントを付与したりといった取り組みに関与している自治体が45だそうだ。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008043000355

 環境省は「大いに支援したい」とのことだが、それならなぜ環境省がもっと指導力を発揮しないのか疑問。ゴミの出し方のように、引っ越しの度にルールが変わるのはけっこう大変だから、レジ袋も隣町では別ルールというのではこれから混乱しそう。

 ちなみに、容器包装の3Rを進める全国ネットワークが行った「レジ袋1万人アンケート調査」では「有料化賛成者が約80%だった」そうだ。

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2008年4月27日 (日)

アクリルたわしのエコ度は?

 あいかわらずアクリルたわしをよく見かける。私も使っているが、でもギモン。
 本当にコレってエコ?

 古いアクリルセーターがあれば、それを切ってどんどん使い捨てた方がよっぽどいい。わざわざ毛糸を編んだり、買ったりしたアクリルタワシは油が付いても捨てられず、石けんや洗剤でつい洗いたくなる。
 でも、せっかく「洗剤なしで食器が洗える」タワシを洗剤で洗って、洗剤と油を流してしまっては何のイミもない。
 油は、紙やボロを台所に常備し、洗う前に拭き取る、のは確かにいい。が、綿シャツなどは、回収に出せば質のいいウエスになると思うと、家で使ってしまうのはもったいないような気もする。
 紙も同様。ティッシュはもちろん、古新聞ももったいないから、できるだけ質の悪い古紙を使おうと思って、古紙入れをゴソゴソ探していると、アアこれは時間がもったいない…。
 やっぱり一番いいのは、ミカンの皮。これは食器がキュキュッと音がするくらいピカピカになる。でもウッカリ保存しておくとゴキブリさん来宅sign02
 かくして、エコ(ケチ?)な食器洗いはクタビレルwobbly

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2008年4月21日 (月)

アメリカでレジ袋追放広がる

 昨年11月からレジ袋の配布を全面禁止したサンフランシスコに続いて、米国ではレジ袋は有料化ではなく追放に向かって一気に動いている。

 日経新聞夕刊(2008.4.21)によると、米食品スーパー大手ホール・フーズ・マーケットはアースデイ(地球の日)明日(4月22日)から、米国、カナダ、英国の270店すべてでレジ袋の配布をやめるそうだ。
 代わりに再生紙の紙袋を無料で提供したり、繰り返し使える買い物袋の購入を顧客に促すなどの対応を取る。これまで同店はレジ袋辞退者に5-10セントを返金していたそうだが、一気にレジ袋を追放するとのこと。
 家具チェーン大手のイケアも10月をメドに全米24店舗でプラスチック製と紙製のレジ袋配布をやめるという。
 自治体がレジ袋追放に乗り出したところもある。西海岸のシアトル市では、来年1月から小売店のプラ製・紙製ともにレジ袋1枚あたり20セントを課金。これにより年間4千トンの温暖化ガス削減効果をあげるそうだ。
 ロサンゼルス郡議会も小売店に対するレジ袋の強制使用禁止も視野に入れたレジ袋削減案を承認したという。対象となる小売店はレジ袋の使用率を2010年までに現行比30%、13までに同65%減らす努力が求められる。この目標に届かなかった場合は、レジ袋の使用を全面禁止する条例を制定するとのこと。
 他にもボストン市やフェニックス市などがレジ袋削減条例を検討しているそうで、全米に追放の気運が高まっている。

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080421AT2M1900Z21042008.html

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2008年4月18日 (金)

クローズアップ現代—崩壊するリサイクル

 4月16日のクローズアップ現代「崩壊するリサイクル-資源ゴミ 中国流出の衝撃-」を見た。出かけていて感想を書けなかったので、遅ればせながらー。
 クローズアップ現代は好きな番組だが、再生紙偽装と古紙の中国流出を結びつけたのは安直すぎ。資源ゴミが大量に輸出されているのは確かだが、偽装問題はそれとは別に考えるべきだ。
 何度かこのブログでも取り上げているが、再生紙偽装が行われはじめたのは古紙を中国へ輸出する前からで、あの1996年前後の古紙余剰が大問題になっている間も偽装は粛々?と続けられていたのだ。
 もし、中国が「日本の古紙はもういらない」といえば、余剰問題が再燃し、困った事態になるのは明白。今日本がやるべきことは、中国に断られても国内で古紙を回していけるように、製紙会社は古紙利用率を上げるための努力をすること。また商社は安易に海外からバージンパルプの紙製品を輸入しない、消費者はそういうものを買わない、などだろう。
 ペットボトルが中国へ流れていくことに関しては、容器包装リサイクル法の欠陥が招いた問題で、今後デポジットにしてメーカーが責任をもって回収するなどの制度改革が必要だろう。
http://www.nhk.or.jp/gendai/

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2008年4月12日 (土)

レジ袋も海洋汚染を引き起こす?

 EPR・デポネット通信(2008.4.3)によると、プラスチックは高温でなくとも自然環境条件下で熱分解を開始することが明らかになったそうだ。海に流れたプラスチックはモノマーになっていて、プラスチックの分解により発生した新規化学物質による海洋汚染が日本の沿岸で進捗しているとのこと。
 海岸に散乱しているレジ袋は海を汚染している可能性があるということだろうかー。クリーンアップ作戦などでゴミ拾いをすると、落ちているゴミのワースト10にレジ袋が入っていると聞いているが、それならばレジ袋の被害を受けているのは間違って食べて死ぬウミガメだけでなく、海洋生物全体が影響を受けている可能性がある。
 やはりレジ袋は、必要な分だけ買うようにして、散乱させないようにしないといけないようだ。

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2008年4月11日 (金)

打ち捨てられたマルチパック

Photo_2 昨日雨の中を歩いていたら、ビールのマルチパックが交差点の片隅で雨にたたかれていた。誰かが段ボールと勘違いし古紙回収に出し、回収業者がいらないので置いていき、それが風で飛ばされてきたのだろう。
 マルチパックは、ビールやジュースなどをまとめて売るための紙パックで、防水紙だから買ったらそのまま冷蔵庫に入れられる。インクのノリもいいので、宣伝効果もあるらしい。
 だが、通常の古紙回収では「禁忌品」で、リサイクルのやっかいものだ。段ボールなどの板紙工場の中には、マルチパックだけを他のものと別にして集めればリサイクルできる工場もあるが、普通の製紙工場では禁忌品として燃やされる。だいたいが、製紙工場までたどり着かず、古紙問屋や回収業者が気付いて捨ててしまう(禁忌品を製紙工場に持ち込むと怒られるし、しばらく「出入り禁止」になる場合もあるらしいー)。
 それにも関わらず、マルチパックは容器包装リサイクル法の対象であるため、紙製容器包装の「紙マーク」が入っているので、その紙マークを「リサイクルできるマーク」と勘違いして、通常の古紙回収に出してしまう人があとをたたない。
 結局このように打ち捨てられたマルチパックが、無惨な姿をさらすことになる。もったいないことだ…。

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2008年3月19日 (水)

収集車火災、3日間で5件も ガスボンベの穴開け難しい?

 4月からゴミ有料化が始まる新潟県上越市で、「燃やせないゴミ」の回収日だった15日と16日の2日間で通常の5倍もゴミが出されたそうだ。回収しきれなかったゴミは17日に回収されたが、その3日間だけでなんと5件もの収集車が火事になったとのこと。
 原因はすべてガス抜きしていないガスボンベ。
 全国的にみても、ガスボンベが原因の車両火災は多いのだから、ガスボンベだけ別枠で回収するなどしないと作業員の安全も守れない。高齢化した社会ではガスボンベの穴開けも難しい世帯が増えてきたのかもしれない。

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2008年3月15日 (土)

杉並区でレジ袋削減の条例可決

 ついに杉並区でスーパーやコンビニにレジ袋削減を義務づける条例を可決したそうだ。
 杉並区で使われているレジ袋は年間約1億2000万枚。その半減を目指すとのこと。年間20万枚以上レジ袋を使い、マイバック持参率60%未満の食品を扱う事業所に、有料化の計画書や具体的な削減計画を書かせて提出させ、未提出や悪質な虚偽報告は事業所名を公表する。
 レジ袋税はいろいろ問題ありだったが、これは成功しそう。
 容器包装リサイクル法では、確か年間50トン以上使用する事業者に報告を義務づけているはず。取り組みが著しく不十分は場合は事業所名を公表(公表後もダメな場合は罰金)。初報告がH20年6月末だから、まもなくだ(楽しみsign03)。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008031401000908.html
http://www.asahi.com/life/update/0314/TKY200803140317.html?ref=doraku

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イオンの7割の店舗でレジ袋を有料化

 イオンが2012年度のCO2の排出量を2006年度比で30%削減する目標をたて、約1000店でレジ袋の無料配布をやめるとのこと。レジ袋をほしい人には有料で植物素材のレジ袋を提供するそうだ。
 現在42店舗で有料化しているが、1000店舗になった場合、14億3500万枚に減らせる計算とのこと(2006年度は34億2700万枚配布)。
 加えて200店舗に太陽光発電システムを導入、また包装容器なども切り替えるという。
 
 イトーヨーカ堂は横浜と名古屋で有料化しているから、もしイオンに続いて他店へも有料化を広げてくれたら、日本のレジ袋有料化の気運はますます盛り上がりそうだ。

http://www.asahi.com/life/update/0314/TKY200803140314.html?ref=rss
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080315k0000m020095000c.html?inb=rs

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2008年3月14日 (金)

レジ袋と奈良の鹿

 今日から、町田市でレジ袋の全廃実験が開始される(頑張れ!町田市 レジ袋全廃実験)。
 マイバックを忘れた人のために、全廃実験に協力するスーパーには、段ボールや市民団体が用意した紙袋が用意されたそうだ。
 レジ袋の害は資源の浪費やゴミ、CO2だけではない。レジ袋のせいで多くの生き物が死んでいる。ウミガメ、クジラ、イルカ、キリン、シカ…。
 奈良公園の鹿も例外ではないから、鹿と共生している奈良市ではまっさきにレジ袋削減に取り組むべきだが、まだ行われていない。(きっと今年中には取り組むと信じているー)
 大きいレジ袋はゴミの日に必要、小さいレジ袋も生ゴミや汚れ物を入れるので必要、という声をよく聞くが、全部が全部有効に使われているはずはない。大きいレジ袋は必要分だけゴミ袋を買うとして(どうせゴミが有料化したら買わないといけなくなるし…)、生ゴミ入れはミカンやパンの空き袋などを活用すればすむ。
 冊子「レジ袋いりません」(ふろしき研究会)によると、日本ではレジ袋は年間300億枚以上、紙袋は年間28億枚も使い捨てられているそうだ。もし私たちみんなが布袋やふろしきを持ち歩き、それを5年に1度買い換えるとしたら、年間2400万枚で済むので、布袋やふろしき1枚当たりでレジ袋1250枚と紙袋116枚も節約できるとのこと。

 

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2008年3月13日 (木)

紙製容器包装回収 vs 雑がみ回収

 18大都市(人口70万以上の都市)のうち新潟市と仙台市が今年から古紙の分別収集(行政回収)と家庭ゴミ有料化を始めるそうだ。
 それぞれの市のホームページを見てみると、新潟市は新聞など定番の他に容器包装リサイクル法にのっとった紙製容器包装を回収し、仙台市は雑がみ回収をするらしい。どちらの市もこれまでは集団回収のみ。焼却ゴミの紙ゴミを減らすため、行政回収(多分民間委託)に取り組む。費用対効果で、この2つの回収方法のどちらが勝るか、今後のゴミ量と経費に注目したい。
 私の見たところ、仙台市の雑がみ回収が勝ちそうだ。なぜなら、紙製容器包装は従来の古紙回収では禁忌品(古紙に混ぜてはいけないもの)にあたる冷凍食品や洗剤の箱にまで紙の識別マークがつき回収されてしまうため、回収物の行き場はトイレットペーパーを作る工場か、燃やして熱回収する工場のどちらかに限られる。その点、雑がみ回収なら禁忌品が混ざらないからこれらの工場の他に板紙系の製紙工場にまで可能性が広がる。つまり、市が払うお金は回収費用だけですみ、うまくいけば古紙の売却費用で回収費用もかなりまかなえる。
 回収するものも、容器包装に限らないため、シュレッダー古紙からハガキ、封筒、ダイレクトメール、トイレットペーパーの芯までいろいろだ。もちろん禁忌品を除いた紙製容器包装も雑がみの対象だから、お菓子の箱や包装紙なども回収に出せる。これだけ出せれば、焼却ゴミの中に残る紙ゴミはわずかな量だから、焼却ゴミ有料化は市民にとって痛手とならず、納得してもらえるだろう。
 周辺に段ボールなど板紙の工場かまたはトイレットペーパーの工場があれば、紙製容器包装を回収するより、雑がみ回収する方が、ゴミ減量、経費、市民のわかりやすさの点でお得にちがいない。
http://www3.kcn.ne.jp/~kosi/back777.htm

◎その後の新潟市:新潟市は紙製容器包装回収をとりやめ、雑誌に雑がみを混ぜる回収に切り替えた様です。経費面でも環境面でも、大変賢明な選択だと思います(2008年8月追記)。
◎今日の用語
雑がみ:新聞、雑誌、段ボール、紙パック以外の雑多の紙。雑古紙、またはミックスペーパーともいう。
禁忌品:古紙を再生する上で、再生の妨げになるもの。感熱紙、合成紙、写真、発泡紙、捺染紙、油紙、防水加工紙、臭いや汚れのついた紙など。
容器包装リサイクル法「私のゴミが置き去りに…」の頁をご参照ください。

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2008年3月 7日 (金)

ここまで進んだ レジ袋有料化

 レジ袋が有料化に向かって一気に動き始めた。山梨県でも富山県でも県下一斉にスタートするという。
 国が規制をかければもっと早く進むのに、なんで日本はマイバックキャンペーンばかりやってるのだろう?とバカバカしく思っていたが、それでもようやくここまで進んだ。
http://www.meti.go.jp/press/20080304007/reji.pdf

 日本だけでなく、中国や英国でも一気に進み、世界中がレジ袋を無料配布しない方向に舵をきっている。一気に舵をきった中国では、国内最大手のレジ袋メーカーが倒産したらしいが、日本は長い時間をかけて徐々に切り替わっているので、メーカーはきっとうまく事業転換できるだろう。
 マイバックもいいが、日本はやっぱり風呂敷の文化。スーパーの買い物に使える風呂敷の包み方、練習しようっと!
http://eco.nikkei.co.jp/news/article.aspx?id=2008020401925n2
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20080306203.htm

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2008年3月 5日 (水)

頑張れ!町田市 レジ袋全廃実験

 ゴミゼロをめざす町田市で、今度はレジ袋全廃実験に取り組むそうだ。
 スーパー「三和」の協力を得て、3月14日から半年間レジ袋をまったく使わずに様子をみるのだとか。実験に先立ち1万枚のマイバックを無償配布するそうだし、実験期間中マイバックをもたずに来店したお客さんには市民団体が用意した紙袋や段ボールを渡すというから、苦情で困ることはなさそうだ。レジ袋を渡さないというだけでは、さすがに三和も市の実験に協力はしなかっただろう。
 まずは有料化から始めればよいのにーとも思うが、もし成功し、マイバック持参率が100%近くになって、他のスーパーへもマイバックを持って行く人が増えれば、よい先進事例になるだろう。町田市のゴミゼロにかけるエネルギーはすごい!

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008030590070413.html
http://www.asahi.com/life/update/0304/TKY200803040400.html

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2008年3月 4日 (火)

レジ袋は捨てられるものからできてるってホント?(2)

 昨夜の「レジ袋は捨てられるものからできてるってホント?」について、下記のコメントをいただきました。

ナフサを捨てるわけは無いです。私たちの使うガソリンの主たる原料はナフサという風に(学校で)教えられました。それに、アンチノック剤と着色料を加えればガソリンになり、ナフサそのものでは、zippoとかのオイルライターの燃料だったり、ホワイトガソリンだったりというところでしょうか。ナフサの軽質部分は、樹脂類を含めた幅広い石油製品の原料のようですね。どちらにしても、とても有用な炭化水素です。

 レジ袋は有用な資源から作られているということが間違いなさそうで、安心しました。コメントありがとうございました!

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レジ袋は捨てられるものからできてるってホント?(1)

 日本でも海外でも、レジ袋の有料化が進んできた。と、同時に「レジ袋は石油の捨てられる部分からできている。減らしてもしょうがない」という意見もよく耳にするようになった。確かにレジ袋の原料のナフサは石油を精製する際にでる副産物ということはよく聞く。
 では、このナフサでレジ袋を作らなければ、本当にナフサは捨てられてしまうのだろうか?少し調べてみた。
 
http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/Rres_Y_05.html
http://www.jpca.or.jp/junior/80dic/index.htm#nafusa

 重質ナフサはガソリンの原料そのもので、軽質ナフサも精製しガソリン配合剤として使える、ということは、レジ袋の生産量が落ちても捨てられることはない、しかも日本で精製して得られるナフサだけでは足りなくてアジアや中東からわざわざナフサを輸入してきているという。

 それならやはり、レジ袋は無料配布するべきではない。

 「ゴミ袋として使うから無駄にはならない」という意見もよく聞くが、現状ではゴミ袋として使う以上に配布されていることはデータからも明らか。必要な分だけお金を出して買う方が無駄にならないに決まっているし、海に浮かんでいるレジ袋をクラゲと間違えて食べて死んでしまうウミガメも多い。
 確かにあれば便利なレジ袋だが、必要以上にあってもゴミになるだけ。それなら必要な人が必要な分だけ買うようにした方が無駄が省けるというものだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080301/erp0803011947004-n1.htm

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2008年3月 2日 (日)

奈良にもアパッチあらわる

 今週末の自治会の古紙回収日に備え、1週間程前から古紙が集合住宅の共有スペースに出されていたが、回収日前にいつのまにかきれいになくなっていた。残されていたのは古着のみ。
 新聞だけが抜き取られるという被害は聞いたことがあるが、段ボールも雑誌も、私の出した雑古紙まで!全部持って行かれたー。
 どうせ大したお金になるわけではないから、まぁいいけどーとも思うが、あまり少ないといつも回収に来てくれる人に悪いなぁ。

 こんな所にまでアパッチが出るほど古紙価格が上昇してるのなら、やっぱり古紙回収に税金を使っている自治体はすぐにやめた方がいい。
 紙製容器包装は容器包装リサイクル法の対象からはずし、一般の古紙回収ルートで回収して、洗剤の箱や裏がアルミの紙パックは、禁忌品として処分した方がいいのではなかろうか?
 紙製容器包装のあの識別マークを「紙としてリサイクルできます」という意味だと勘違いして、一般の古紙回収に出す人がいるので、リサイクルの邪魔になっている。

◎今日の用語:アパッチ
俗に、資源ゴミを不法に抜き取る行為や、資源を勝手に持ち去る人のこと。

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2008年2月29日 (金)

ついにペットボトルの使用規制!シカゴでは1本5セントの税金

 アメリカ国内で1100の都市の代表が集まる市長会の2007年6月の会議で、ボトル飲料水が環境に与える影響調査を求める決議案が可決されたそうだ。世界で最もすぐれた水道システムをもっているのに、水道の1000倍ものお金を出して水道水と変わらないボトル飲料水を買うことに反発が高まっていることがその背景。

 サンフランシスコ市では市役所内でのボトル飲料水の購買を禁止し、職員へ水道水の利用を促す一方、市民へもペットボトル不買を呼びかけ水道水を入れる水筒を無料配布しているとのこと。ソルトレークシティでも市長が自ら「水道水というとてもおいしく安全な市の資源があるのに、ボトル飲料水を購入しそれを利用することは、経済面からも環境面からもまったくばかげた無責任なことである」と呼びかけた。
 さらに、埋め立てゴミとゴミ処理費用に悩むシカゴ市議会では、市内で販売するボトル飲料水1本につき5セントの税金をかけたそうだ。

 米国で使用されるペットボトル容器に、なんと年間1億5000万リットルの石油が使われているとかー。

 ヨーロッパでも同様の動きが広まっていて、パリ市長も公的行事にはもっぱら水道水をだし他にもそうするよう呼びかけているそうだ。

 日本だって、どこにも負けない水道水があるのだから、普段飲みはペットボトル飲料をやめるべきだ。お茶にしたって、急須で出す方がおいしいに決まっているし、冷茶や麦茶だって最近は沸かさなくてもおいしくできる。
 テレビに映し出されている会議の卓上に、いまだにペットボトルが置かれているのを見ると、もったいなくてため息がでる。水道水で充分なのに…。

参考:Enviro-News No.1440 http://www.earthpolicy.org/Updates/2007/Update68.htm

動画:http://www.weshow.com/jp/p/24719/

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2008年2月15日 (金)

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の問題点(6)ー紙4

 著書によると、製紙業界の要望で経産省が動き紙リサイクルが「民から官へ」移行したということだが、そうではなく、民から官への流れは「ゴミ問題」が深刻になったせいだ。ゴミの最終処分場不足に悩む自治体ほど、紙ゴミをなんとか減らそうと古紙回収に助成金をつけてリサイクルを強化した。助成金だけではラチがあかず、古紙を自ら行政回収しようという自治体も現れたが、氏が主張するように製紙業界と経産省の「作戦」が成功したためではない。その証拠に、ゴミに悩んでいない自治体は、助成金もなければ行政回収もしていない。いまだに完全に「民」まかせだ。
 氏が自説の根拠にしている古紙価格の推移は、製紙業界の「作戦」説がなくても充分説明がつく。1970年代から1980年代初頭にかけての古紙価格幅の激しい上下はオイルショックが大きく影響しているし、1990年代の長期低迷は、ドイツの古紙がタダ同然でアジアに流れ込んできたことや円高による輸入紙の増加、自治体によるゴミ減量のための紙リサイクルの強化などが影響している。

 業界や官庁の「作戦」説や「利権」説は話としては面白いが、それが紙リサイクル批判の根拠にされてはたまらない。
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「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の問題点(5)ー紙3

 氏の説では、<自然を守れ>という運動によって木材の需要が減り、「北欧の森林が無駄に捨てられている。もちろん日本の森林はほとんど使用されずに、木は腐っていくだけだ」「ここでも環境運動が環境を破壊している」(172頁)ということだが、これは本当だろうか?

 まず、自然保護運動により木材の需要が減ったということだが、南洋材は確かに熱帯林保護運動により輸入量が減ったが、その分北洋材(ロシア材)が増えた。「無駄に捨てられている」とご指摘の北欧材(欧州材)の丸太輸入量は減っているが製材輸入量は増えている。無駄に捨てられたわけではなく、現地で製材されてから売られているのだ。おそらく製材残材は北欧で有効に木質バイオマスとして活用されているだろう。

http://www.jawic.or.jp/database/data/data7.pdf
http://www.jawic.or.jp/database/data/data8.pdf

 日本の森林は、これまで自然保護運動のせいで活用されてこなかったわけではない。単に安価な外材に押され価格競争力がなかったせいで放置されていたわけだが、最近外材の高騰で国産材が見直されはじめた。また、環境保護の気運とともに持続可能な森林経営が見直され、京都議定書のおかげで森林整備が進みつつある。
 現在日本では、製紙原料は木材需要量の約4割を占めているが、もしリサイクルを一切やめ、その分すべて木材で補うとなると単純計算で木材需要量は6割増しになる。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kikaku/pdf/070928.pdf

 「紙のリサイクルが森林を守るのに何の役にも立たなかった」(173頁)などということは絶対にありえないのだ。
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2008年2月13日 (水)

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の問題点(4)ー紙2

 昨日に引き続き、紙について。
 日本で使っている紙は、インドネシアや中国などで作られたものもあれば、国内の製紙会社が作った紙もある。国内で作られる紙の原料は大きく古紙とバージンパルプに大別される。
 バージンパルプの原料の多くは木材チップであり、木材チップには広葉樹チップと針葉樹チップがある。広葉樹チップの2006年の消費量は1287万トン、針葉樹チップは636万トンで、輸入先の内訳は以下のとおり。

 輸入広葉樹チップ:オーストラリア34%、南ア24%、チリ16%、ベトナム6%、ブラジル5%、ウルグアイ3%、その他11%
 輸入針葉樹チップ:オーストラリア42%、米国31%、カナダ11%、ニュージーランド8%、その他8% (財務省通関統計)

 このデータからみても、著書171頁の「紙のリサイクルと熱帯雨林や開発途上国の森林は関係がない」とか173頁「熱帯雨林を守りたいのに北方の先進国から来る紙の原料を節約しても、熱帯雨林の減少は止められないのは当たり前なのである」などの記述は明らかにおかしい。それに熱帯雨林だけを守りたいと思っている人ばかりではない。オーストラリア(なかでもタスマニアの原生林)やカナダの天然林も守りたいと紙リサイクルに取り組んでいる人は多い。

http://www.jatan.org/jn/JN62canada.html

http://www.jca.apc.org/jatan/woodchip-j/tasmania.html
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2008年2月12日 (火)

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の問題点(3)ー紙1

 本の順を追って書こうと思ったが、書きたい所から書くことにして、第4章の紙の部分について。
 171頁「紙のリサイクルと熱帯雨林や開発途上国の森林は関係がない」というのはまったくの誤り。インドネシアから大量のコピー用紙が製品として輸入されているのだ。
 多くの量販店に山積みされている真っ白なバージンパルプ100%のコピー用紙は熱帯雨林と密接な関係にある。ぜひこれらのサイトを見てほしい。

http://www.jca.apc.org/jatan/ipp/index.html

http://www.wwf.or.jp/activity/forest/news/2008/20080116.htm

 食品と違って原産国表示がなくてもよいので一見したところわかりにくいが、インドネシア製だけでなく中国製のコピー用紙もあれば、国内メーカー製でも原料はオーストラリアの貴重な原生林というのもある。

http://www.jca.apc.org/jatan/woodchip-j/australia.html

 ちなみに、今発覚している再生紙偽装がもし行われず、グリーン購入法の古紙配合率が守られていたとしたら、伐採されることのなかった森林面積を計算すると、大手5社分だけでも一年間に東京ドーム485個分になるそうだ。

http://www.foejapan.org/forest/doc/080201.html
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「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の問題点(2)ーペットボトル

 著書はまずペットボトルで始まっているが、この件は反論本「…ウソのウソ」に詳しく触れているそうなのでここでは省く。

 しかし一言だけ。氏はペットボトルのリサイクルを「今では環境を守るためのトップバッターのようにいわれている」と書いているが、少なくともゴミのNGOでペットボトルのリサイクルを積極的に進めているところはないのでは?多くは「できるだけペットボトルを使わないようにしよう。使ってしまった場合はリサイクルを」とすすめているはずだ。3Rとか4Rとかいいながらペットボトルの使用削減を呼びかけている環境団体が多い。
 だからアサヒビールがビールのペットボトルを作るといった時もNGOはこぞって反対して撤回にこぎつけた。決して「じゃあリサイクル量をもっとふやそう」とはいわなかった。リサイクルしようがすまいが今のままではペットボトルは作れば売れる。リサイクル量を減らしたければ税金の投入をやめ、「受益者負担」にしてハナからリサイクル費用を上乗せして販売するのが一番良いのではなかろうか。

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2008年2月11日 (月)

「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」の問題点(1)

 武田邦彦著(洋泉社)のこの本を遅ればせながらはじめて読んだ。この著書の問題点を人づてに聞いてはいたが、自分では読んでいなかった。わざわざ読んで気分を悪くするのもイヤだったし、買ってまで読む気にはなれなかったから。
 反論本「“環境問題のウソ”のウソ」(楽工社)が出たと聞き(まだ読んでないが)、これで少しは「武田説」が沈静化すればよいと思いつつ、なぜ武田氏の本が一般の支持を勝ち得たのか(反対にいえば、なぜここまで「環境」が嫌われたのか)に興味がでて、図書館で借りて読むことにした。
 読む前に私が思っていたことは、「著者はリサイクルを否定することで、浪費するなといっているのだろう。それなら、私も同意見だ」ということだが、残念ながらこの著書を読んだ限りではそれを読み取ることは難しかった。
 末尾の言葉「もっと心豊かで平和であり、真面目に着実に働く人が尊敬される牧歌的でシンプルな社会をもう一度つくり直すということに中心をおいた方が余程、環境問題に向き合うことになる」という言葉には基本的には反対しないが、それがなぜリサイクル否定、ダイオキシンの毒性否定につながるのかが理解できない。
 「リサイクルで儲けている人、ダイオキシンが大げさな毒物でもないのに猛毒だと言って利益を受けている人、そして地球温暖化もそのこと自体を自分の出世の道具にしている人たち」を「糾弾」したのは「そこにこそ環境を壊す問題があり、日本の伝統的文化を根こそぎ破壊する危険が迫っていると考えるから」といわれても、どこをどう考えればリサイクル否定、ダイオキシン毒性否定が日本の伝統文化を守ることに結びつくのかが、どうしても私には理解できない。そして、この本の真の目的がどこにあったにせよ、ペットボトルもレジ袋も紙も燃やす方がいい、ダイオキシンや環境ホルモンの危険性も「ウソ」、節電も意味がない、などと書くことでそれらの意識を読者に植え付けているのを見過ごしていては「肯定」と取られかねないと思いはじめた。
 ということで、今日から数回に分けて、この本の問題点を私なりに整理してみたい。
                    つづく

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2008年2月 9日 (土)

繊維 to 繊維・・脱色も可能!

 「ボトル to ボトル」のペットボトルリサイクルで有名な帝人ファイバーがポリエステル製の服から服へリサイクルしている。
 昨日(2008.2.8)の日経新聞夕刊によると、2004年にリサイクルを本格的にスタートさせ、「年間の処理規模は一千万着分に達する」ほど順調。しかも「独自の脱色技術でどんな色の服でも原料に戻せる」そうだ。
 対象とする衣料品はポリエステル80%以上のもの。「再生ポリエステルは通常の石油から作る場合に比べエネルギー消費量や二酸化炭素排出量を約八割削減できる」とのこと。
 作業服などにポリエステル製が多く、事業所単位で回収できることから、効率よくリサイクルが進んでいるのだろう。

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今度は再生樹脂偽装(2)

偽装の理由はやはり「品質重視」。
http://www.fabro.co.jp/happoto.pdf

再生品ではない通常の樹脂を使用することで、「より高い品質の製品を供給している」との甘い認識の下、コンプライアンス、特に環境への社会的重要性について認識が不足していたためでもあります。

 「再生品」ということが消費者が求める「品質」であることを認識してなくて、「きれいならいいだろう」と安易にバージン原料を入れたらしい。再生紙偽装と理由はよく似ているが、(一部の製紙会社のように開き直らず?)今後再生技術の向上に努めてほしいと思う。

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今度は再生樹脂偽装(1)

 またまた偽装発覚。今度は再生プラスチックだ。
 家庭でも簡単に再生はがきができるほど単純な紙リサイクルに比べ、プラは品質のよいリサイクル品を作るのは至難の業。古紙はインクを洗い流せばすむが、色つきのプラスチック製品の色を除去する、なんてどうやったら可能なのだろう?(難しいから、色つきのペットボトルが廃止になった?)
 その性質を考えると、プラのリサイクルには「見た目にはこだわらない」という覚悟が必要だと思う。
 その覚悟を販売者も消費者もしっかりしないことには、再生樹脂の普及は難しいかもー(擬木とか車止めとかなら、再生樹脂で充分でしょうけど)。

 コクヨS&Tは再生紙でも被害を受けたばかりなのに、再生樹脂もなんてあまりにも気の毒…、でもこれに懲りて「再生品」から撤退しないようにお願いしたい。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080209k0000e040020000c.html

(付記)
 ここには「仕上がりが安定しなかった」原料とは、「回収食品トレーなど再生樹脂」とあるが、日経新聞(2008.2.9)には「食品トレーの不良品や端材を使うつもりだった」が新品樹脂を使ってしまったと書いてある。おそらく一般家庭から回収した異物がついている可能性のあるトレーではなく、出荷前のまだきれいなトレーを使ってもなお見た目のよいものができなかったのだろう。
 プラのリサイクルは本当に難しい。

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2008年2月 8日 (金)

古紙回収助成金は既得権?

 リサイクルに行政がカネを出すとロクなことはない、誰もがそう思ってるに違いない…と思っていた。もちろん現状は、容器包装リサイクル法でもリサイクル費用の税金負担分は多い、がそれは一時的なことで、いずれは消費者や事業者が応分の負担をするべきだ、必要なリサイクルは受益者負担が原則だ、絶対にみんなそう思ってるはず!と思っていた。でも、そんなことはないらしい。

 先日静岡市へ行ったとき、不思議な話を聞いた。

 友人が、古紙回収の説明会にでかけたところ、市の担当者が住民から苦情を受けていたという。その苦情とは「最近、新聞販売店が古新聞を集めに来る。やめさせてほしい」というものだったそうだ。
 古紙が余って困っていたとき、私は静岡市に住んでいたので、静岡の新聞販売店に「古新聞を集めてくれ、東京の方の販売店では集めてくれるそうだけど」とお願いしたことがあった。そのとき販売店は「そうですね、検討します」といっていたのを思い出した。
 古紙不足で古紙に価格がついた今、販売店はようやく検討してくれたらしい。いつまた古紙が余って逆有償になるかわからないのだから、排出者の責任として販売店が回収するのはよいことではないか(まさか古紙が余ってきたから回収やめます、と販売店はいわないでしょ?)と思うのだが、静岡市で町内会回収をしている自治体にいわせると、せっかく町内会で古紙回収して稼いでるのにそれをみすみす持って行くなんて許せないー」ということらしい(売却費用と助成金で「一粒で二度オイシイ」のはわかるけど…ね)。
 助成金なんて、古紙が余って困っていたときならともかく、古紙が有償になったら、さっさとやめるべきだ。
 以前は助成金を出していてもここ数年廃止した市は多い。静岡市も住民の反対をおそれず古紙の助成金制度はさっさと廃止すべき。そうすればこんなクレームはつけられないし、本来の古紙回収の姿に戻るはず。集団回収をやってない地域の行政回収はやむをえないかもしれないが、それはリサイクルの本来のあり方ではない。
 でもきっと助成金制度をやめると、市会議員を使った団体が「なんで町内会の収入を奪うんだ」とかなんとか、乗り込んでくるんだろうなぁ。。。

 ちなみに、奈良市の我が地域の古紙回収屋さんの引取り価格は下記です。皆さんの地域はおいくらですか?
○新聞5円、雑誌3円、段ボール4円、牛乳パック6円/kg
○市からの助成金はなし(数年前まであったとか)

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2008年2月 6日 (水)

進むレジ袋有料化

 マイバックキャンペーンばかりしていても、有料化しなけりゃ減るわけないー!中国にも先越されて、いったい日本は何やってんの?とぼやいていたが、最近一気に有料化に取り組む自治体がふえた。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200802050059.html
http://mytown.asahi.com/ibaraki/news.php?k_id=08000000802020002
http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2008020101000241.html
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080201/CK2008020102083968.html
http://dekirueco.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_9927.html

 名古屋市、広島市、山梨全県、ひたちなか市、瀬戸市、岐阜県輪之内町、大垣市、三重県桑名市、伊勢市、・・・他多数。
 これ程の広がりになったのは、容器包装リサイクル法の影響か?暗いニュースの多い昨今、ちょっとうれしい。

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2008年1月19日 (土)

中国でレジ袋の無料配布中止

 中国では6月からレジ袋の無料配布を中止するそうだ。レジ袋だけでなく、鉄道や航空機、観光地でもポリ袋提供が禁止され、違反すると企業名の公表や罰金などが課せられるとのこと。また、厚さ0.025ミリ以下の超薄型ポリ袋の生産は中止とのこと。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008011002078342.html

 超薄型ポリ袋って、スーパーなどに置いてある野菜などを入れる小袋のこと?確かになくてもすみそうだ。濡れた傘を入れる傘袋も対象になるかもー。過剰なサービスが野放し状態で、ゴミが増える一方の日本も見習うべきだと思う。
 いずれにしても日本はいつまでマイバッグキャンペーンなどでお茶を濁しているつもりだろう?

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2008年1月 8日 (火)

ついに「プラスチック製割り箸」登場!

 年末に八ヶ岳パーキングエリアで食事をした。箸立てにプラスチック製のお箸。ついにこういう店まで割り箸をやめて、洗うことにしたのねぇ、と感動しつつ箸立てに貼ってある表示を読んだ。
 環境:森林保護
 衛生:食品グレード工場
 安全:防カビ漂白剤等不使用071229_1044021_2
と書かれており、使い終わった箸はリサイクルされ他のプラスチック製品に生まれ変わる由。
 プラスチック箸屋さんが使用後の箸を引き取って、マテリアルリサイクルするのだろうか?そこまでするならレンタルおしぼりのように洗ってまた貸し出した方がマシ…、でもそうすると「割り箸」が既に割られているから割り箸ではなく、単なる箸になるのがダメなのか?071229_104401_2
 環境問題にマジメに取り組もうという姿勢は立派だけど、「森林保護」と書くなら国産材の割り箸に変えたらいいのにー。
 でもこのお店で食器と一緒に洗うのではなぜダメなの?お箸の使い回しは衛生的でないと嫌がる人がいると以前聞いたことがあるけど、そういう人は洋食レストランへ行ったらどうするのだろうか?まさか使い捨てのフォークやスプーンを借りる?!

 日本人の異常な潔癖性がついにこんなものまで生み出した、CO2削減の道は遠いかもー?

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2007年12月19日 (水)

私のゴミが置き去りに…

 毎週水曜日は私の住むN市のプラスチック製容器包装の回収日。昨年引っ越してきてから、市の複雑なゴミ分別方法を覚えるため学習会や見学会に参加し、しっかり学び覚えたはずだった。
 以前、発泡スチロール製の緩衝材を水曜日に出したところ置いていかれてしまったので、学習会で何度も確認し、容器包装リサイクル法のプラマークのついたものは、汚れたもの以外はすべて水曜日に出していいことを確認していた。
 今日は自信満々で、プラマークを確認し、お歳暮でいただいたハーゲンダッツの発泡スチロール箱と冷凍ピザの入っていた小ぶりのトロ箱を壊してレジ袋に入れ、出しておいたところ置き去りにされたのだ。
 なぜ?!考えてもわからないので、収集課に電話して聞いてみた。
 結果、「発泡スチロールの箱は粗大ゴミで出すように」とのこと!「企画総務課の人にお願いしたゴミ分別の学習会で、プラマークの入ったものはすべて水曜に出していいといわれました。プラマークのない発泡スチロールのトロ箱は粗大ゴミで、プラマークがあれば水曜にだすようにって!」と食い下がっても「粗大ゴミで」の一点張り。「それじゃあ発泡スチロール箱はすべて粗大ゴミなんですね?」と確認すると「小さいものは水曜日でもいい」との返事。大きい小さいなんて主観のモンダイ。私が出したのは壊せばスーパーのレジ袋に入る程度のものだったので小さいともいえるが、トレーと比べれば大きい?少なくとも収集する人には大きくみえたのだろうー。
 ゴミゼロネットで10年もゴミをシュミにしている私のゴミを置いてきぼりにするなんて・・・4月から容器包装リサイクル法の指定法人ルートでプラを引き渡すということだったので、一生懸命協力してるのに・・・ショック・・・この市のゴミ分別は本当にわかりにくい!!!

 ちなみに、N市の「プラスチック製容器包装」は、昨年度までは指定法人ルートで回収されていたが、今年度は「異物」が基準を超えて発見されたため容リ協会から拒否された。来年度の復活をめざして頑張っているが、ご近所のゴミ袋の中をかいま見ると、容器包装でないものがたんまり入っているから(でもなぜか回収されているけど)復活は難しいかもー。

◎今日の用語:容器包装リサイクル法
1995年6月に制定。
1997年4月 ガラスびんとペットボトルを対象に運用開始。
2000年4月 プラスチック製容器包装と紙製容器包装も対象になる。
20006年12月 有料のレジ袋も再商品化義務の対象になる容器包装に指定するなど、改正。
2007年4月 排出抑制に向けた取り組みの促進(小売事業者に使用量削減を求めるなど)。
2008年4月 みりん風調味料やめんつゆなどのPET容器も「ペットボトル」に追加。

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2007年12月15日 (土)

続マイバッグ いらんものまで買わせないで!

 スーパーでオニのように小袋を使う人を見て、「せっかくレジ袋を断ってもあんなに袋を使えば意味ない」と思っていたら、下記のご意見をいただきました。
 「せっかくマイバッグを持参してレジ袋を断っているのに、サービスのつもりかレジ係が豆腐などを小袋に入れてしまう。小袋は薄くてゴミ袋にも使えないから捨てるだけなのにー」
 貴重なご意見ありがとうございます。あのサービス「余計なお世話!」だと私も思います。
 私は冷蔵庫に残り物をしまう際ラップ代わりに何度か利用して(おかげでもう何年もラップ買ってません)、そのあと、排水口の細かいゴミなどいれて捨てていますが、郵便局で切手やハガキを買った時に入れてくれる小さい袋やデパートでお中元など買うと控えを入れてくれる小さい紙製の袋は、他に用途が思いつかないし…本当に困ります。
 入れられてしまう前に気付けば断りますが、速攻で入れられてしまうと「スミマセン、いらないので」と弁解しながらわざわざ出して返すことになるのですが、これがテンションの高い時ならできるけれど、疲れている時はなかなかできない…本当にやめてほしいです。
 ということで、お店の方にお願いです。わたしたちにゴミまで買わせないで!

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マイバッグキャンペーンは有効?

 「レジ袋をもらわないでマイバッグをもちましょう」と、いわれ続けて皆さん「ミミタコ」のハズ。消費者協会などで10年以上も前からキャンペーンしている。でも生協の店舗以外でマイバッグ持参の買物客はまだまだ少数派。
 マイバッグをもってはいても、レジ袋に食品を入れ、そのレジ袋ごとマイバッグに入れる人とか、ほとんどのものをビニールの小袋に入れてからマイバッグに入れる人とかも…ようするにマイバッグを汚したくないのかな?

 容器包装リサイクル法を見ると、国も多少はレジ袋を減らしたい?とも思うけれど、ホンキで減らそうと思ってないのはミエミエ。だって、本当に減らしたければ、業界団体がどんなに反対しても、有料化すればアッという間に減ることがわかってるのにしないのだから…。
 国民だって、国がホンキじゃないのに自分だけホンキにはなれない?(いえいえ、国をホンキにさせるのも国民のツトメです!)
 韓国のような1回用品使用規制を日本でもぜひやってほしい。

◎今日の用語:1回用品使用規制容器包装リサイクル法
1回用品使用規制:1992年に韓国でできた「資源の節約と再活用の促進に関する法律」の1つで、使い捨て用品を規制する。レジ袋に関しては、大臣が視察した洪水の現場にレジ袋やトレーが散乱していたことがきっかけで盛り込まれた。1994年施行。
容器包装リサイクル法:「私のゴミが置き去りに」の頁をご参照ください。
http://dekirueco.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_7707.html

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2007年12月 2日 (日)

トイレットペーパーはシングルの再生紙 お歳暮にもどうぞ!

 今日、量販店へ行ったら、トイレットペーパーが安売りで山のように積んであった。18ロール入りの純パルプ製が398円!1ロール22円ちょいー。信じられない安さ。でも中身を袋ごしにのぞいて見たら、アレレ小さい・・・。表示を見ると、ダブル30m巻き、Made in Chinaと書いてある(ついにトイレ紙まで中国製かぁ…)。
 持ってみたらやっぱり軽い(日本製も同じ。ダブルはみんな軽い)。これじゃあ、家族が多ければ3日もたずにロール交換する羽目になる。
 隣の60m巻きシングルを持ってみたら、大分重い。価格は同じだが、これなら5日間はロール交換の必要はなさそう。こちらには再生紙と書いてあった。もちろん国産(再生紙の外国製トイレ紙は見かけないけど売ってないのかなぁ?)。
 なぜダブルを買う人がいるのかわからない。絶対にソン※なのに…、と思ってダブル愛好者に聞いてみたら、「柔らかいから」という答えが返ってきた。
 シングルだって柔らかいのはいくらでもある。ソフト感が好きなら、純パルプものでなく、柔らかい加工がしてある再生紙がオススメ。同じ加工なら純パルプより再生紙の方が柔らかいのだ(繊維がほぐれてるからね)。
 それに使い捨てするものに純パルプはもったいない。何年もかけて育った木を一瞬で流してしまうなんて・・涙がでそう。。。
 トイレットペーパーはシングルの再生紙、無漂白が一番!家計にも、環境にも、そして下水にもやさしいー。
 ちなみに我が家はもう何年も「うれしいトレペ」を使っています。雑古紙100%、完全無漂白、100m巻き(65m巻きもアリ)。フワフワというわけにはいかないけれど、100m巻きでも十分柔らかいし、長いのでロール交換の手間が大分省ける。もちろんシングル!100個単位でメーカーから取り寄せている。お歳暮にも最適!産直よ♪

※30m巻きダブル18ロール入り398円は398÷(45x18)≒0.49 1メートルアタリ0.49円(ダブルだからってシングルの半分の長さしか使わないわけではない。経験則で45mで計算)
 60m巻きシングル18ロール入り398円は398÷(60x18)≒0,37  1メートルアタリ約0.37円
 
◎今日の用語:うれしいトレペ
雑古紙(事業所からのシュレッダー古紙や家庭からのざつがみ)を集めて作ったトイレットペーパー。114mm幅で100m巻き、100個入り1ケースが例えば東京なら送料込みで4080円(65m巻きなら2800円)税別(地域と注文数により価格が異なるので、電話でご確認下さい)。注文すると1週間以内に郵便振替の用紙とともに現物を送ってくれる。1個ごとに素敵なオリジナルイラストの包装紙で包装されているタイプと無包装タイプがあり、価格は1円/1個違う。
☆注文先は富士サプライ(株)
TEL 0544-25-6654 FAX 0544-27-6745
うれしいトレペ価格表

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2007年11月25日 (日)

都内のプラゴミ

「猫」さんから下記のような質問が届きました。

 「都内ではプラゴミを分別させていますが、リサイクルしている様子は、殆ど見受けられない様子です。一体何のためにしている分かりませんので、何処まで付き合ったものでしょうか?」

 都区内のプラゴミは、埋め立てからサーマルリサイクルへと大きく舵をきられているようですね。
 詳しくは下記サイトの「廃プラ焼却」のカテゴリでいろいろ紹介されていますので、そちらをご覧いただく方がよいかと思います。
http://blog.goo.ne.jp/wa8823

 ご質問ありがとうございました。

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2007年11月 3日 (土)

循環型社会とリサイクル社会はちがうゾ!

 循環型社会とかしましいが、リサイクルばかりがすすめられている。3Rだの4Rだのといわれているが、進む政策は1Rのみ。容器包装リサイクル法、家電リサイクル法、食品リサイクル法、自動車リサイクル法、建設リサイクル法…。
 なぜだろう?おそらく一番企業にも消費者にもウケがいいからではなかろうか。
 企業にとっては、根本的な解決につながるような削減法はイタすぎる、消費者にとってもちょっと不便。だから評判が悪くなりそうな削減法案より、○○リサイクル法でお茶を濁すのだろうか?
 でも、ホントはみんなもう気が付いている。こんなことばっかりしていても、世の中ちっともよくならない、温暖化は進むばかりだ…と。
 デポジット法や自然エネルギー推進法、容器包装削減法、などなど画期的な法律、早くできないかなぁ!

◎今日の用語:デポジット
 預かり金のこと。ビールびんはデポジット制だから、ビールびんを酒屋さんに返すと代金として払っていた中から預かり金分の5円を返してくれる。
 一升びんはデポジット制ではなく、市場原理で動いているので、最近はびんを酒屋さんへ持って行ってもお金はもらえない(昔は5円とか10円の返金あり)。

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